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イベント/コラボ 2008/07/01

Joi Labs 主催 マグナム・フォトのプライベートセミナーを覗いてみよう

あの"Mugnum Photos" が、ロフトワークで講演!?

世界で最も有名な写真家集団「マグナム・フォト(Mugnum Photos)」。

その名を知っている人や展覧会を見た事がある人も多いのでは? ロバート・キャパをはじめとした4名の高名な写真家らによって創設された、世界で最も知られた写真家集団です。「…知らないぞ?」と思ったあなた!そんなあなたも必ず一度は作品を見た事が絶対にある、と断言できるほど。マグナム・フォトによって生み出された作品は、過去60年の世界の歴史を写し出しているからです。

そんなマグナム・フォトが、なんと"loftwork Ground"で、プライベートセミナーを開催しました。
今回の特集は、ロフトワークのCEO 諏訪が「JoiLabs」主催によるマグナム・フォトのミニセミナーをレポートします。

マグナム・フォトとは?

マグナム・フォト東京支社のサイト。写真作品を見ることができるほか、会員リストや展覧会情報も見れます。
マグナム・フォト東京支社のサイト。写真作品を見ることができるほか、会員リストや展覧会情報も見れます。

ここで、マグナム・フォトをちょっとだけご紹介。1947年、ロバート・キャパ(ハンガリー)の発案で、アンリ・カルティエ= ブレッソン(フランス)、ジョージ・ロジャー(イギリス)、デビッド・ シーモア(ポーランド)という4名の写真家によって、マグナムフォトは創設されました。

当時は、写真の芸術的価値はほとんど認知されておらず、写真家の意に添わない形で、むやみに写真がトリミングされたり、不正確なキャプションをつけられたりすることが頻繁に起こっていた時代。そんな中、写真家の権利と主張を守ることを目的として設立されたのが、このマグナムフォトです。

設立時より、さまざまな国籍の優れた写真家たちが入り混じり、それぞれのメンバーが自由な写真表現を追及してきました。彼らの存在が、写真の価値を現在の芸術の域までに引き上げたと言ってもいいほどです。
現在でも、約50名の写真家が参画し世界中で活動しています。

伊藤穰一の「Joi Labs」でマグナム・フォトのミニセミナーを開催


"BJ"ことBjarke Myrthu氏。

そのマグナム・フォトの、イン・モーション担当エグゼクティブ・エディターである"BJ"ことBjarke Myrthuが東京に来日。日本のインターネット普及・伝承の第一人者であり、ロフトワークの株主でもある伊藤穰一が運営するプライベートラボ「Joi Labs」主催のもと、「写真の新しい可能性」をキーワードに"loftwork Ground"でミニセミナーを開催したのです。

マグナム・フォトといえば、ニューヨークタイムズなどの紙面を飾る報道写真やポートレートを想像する人がほとんど。しかしマグナム・フォトはスティルフォト(いわゆる写真ですね)に留まっているだけではありません。BJは「モーション」つまりムービーのエグゼクティブエディター。マグナム・フォトは写真とムービー、そしてWEBやFLASHのという新しいメディアにも意欲を向けています。

2時間を超えるセミナーでは、BJ自身の体験から「何故ストーリーを伝えたいのか(タイムラインを持つコンテンツに興味を持ったのか)」「インタラクティビティの持つ意味」について語りはじめました。そして徐々に、町のざわめきや(爆弾のような)破裂音いった「音」の持つ意味とインパクト、写真というコンテンツとの複合によってどのような効果が生まれるかを具体的な作品を紹介しながら、見る人をグイグイと引き込んでいきます。

さらにBJが手がけている新しいコラボレーションサイトのプロトタイプを紹介。写真・ストーリー・音楽といった個別のコンテンツが、WEB上での共同作業やクリエイティブコモンズによってどのように生まれ変わるのか。そんな、コンテンツの「未来」までを示す、密度の濃いセッションになりました。

Joi Labs 一同、BJの情熱を込めたプレゼンテーションに釘付けです。
Joi Labs 一同、BJの情熱を込めたプレゼンテーションに釘付けです。

今度は、ロフトワークと・・・?

集まっているメンバーは皆、写真好き・先進的なWEBサービス好きなJoiLabsのメンバー。質疑応答でも活発な発言が続き、セミナー終了後30分以上も意見交換が続きました。
今回は「Joi Labs」主催のプライベートなセミナーでしたが、今度は是非、クリエイターのみなさんにも生でこの興奮を味わってもらいたい! ロフトワークの主催で、マグナム・フォトのオープンなセミナーを開催するぞ・・・と目論んでいる諏訪なのでした。