
資料を探してダンボールを引っ掻き回していたら、大学生時代のレポートが出てきました。懐かしくてページをめくってみてビックリ。当時レポートは確か、MSゴシック11ptで、1ページに400字詰めで書く、といった仕様が決まっていたにも関わらず、そのレポートはおそらくDynaFontの太明朝体、欧文と数字はBodoni Boldで組まれていました。文字組の「も」の字も知らない頃にフォントセット仕込んでたなんて(笑)
そういえば、教授から「いつもレポートのレイアウトは上手いね・・・いや、内容が悪いっていうことじゃないよ」と言われた事を思い出します。おいおい。
当然、そのレポートの文字組は今見ると残念な事になってましたが、当時の僕の気持ちは伝わってきました。今でも日本語組版は課題の一つなのですが、少ない書体をやりくりしてなんとかしのいでいます。
ただ、それも悪い面ばかりではありません。普及している書体を使っていると、印刷屋さんもだいたい書体を持っていてくれるのでアウトラインをとらなくて済むので文字組しやすいし。
書体にはヒント情報なるモノがくっついていて、書体の大きさによってバランスを微調整してくれています。アウトラインをとってしまうとその情報がなくなってしまうので、出力してみるとあれ・・・?って思う事も。
それと仕事内容によって「ポイント」と「級」を使い分けているのですが、できれば全部「級」でやりたいなぁ。「ポイント」はそもそも活版印刷の組版システムから生まれた単位で、本来ページを設計する時もすべて単位は「ポイント」(または「シセロ」や「パイカ」。実はポイントにも2種類の単位があって、それによってビミョーに違うのです)で統一すべきだと思うのですが、今時の日本人の僕にはやっぱり「mm」が使いやすい。だったら「mm」と親和性の高い「級」(または「歯」。これらの単位は写植から生まれました。つまり国産です)を使った方がやりやすい。
下手に単位を混在させるよりもやりやすいと思うんだけどなぁ。
組版には色々なルールがあります。普段は気に留めていなくても実際には読みやすさや印象に大きく影響しています。はじめは取っ付きにくくても参考書は結構あるみたいなので、お勉強しておいて損は無いと思いました。
特にWEBデザイナーさん、頑張って下さい!!