まずはカタチにしてみる

Experiments and PracticesMETHOD

アイデアはすぐカタチにする。

使ってみた体験をフィードバックし、改善する。
そのプロセスを繰り返し、スピーディに質を高める。
そんな「トライ&エラーを厭わない」「走りながら考える」軽やかさが
ロフトワークの持ち味です。

3Dプリンターやレーザーカッター等デジタルファブリケーション機器を備えたカフェ「FabCafe」や、
多種多様な素材でつながるクリエイティブラウンジ「MTRL」など
プロトタイピングを身近にする環境も提供しています。

伴走型リサーチからみえる、「意外な仮説」づくり
プロトタイピングのその前に vol.1

「形にする」前段階として、今ある課題と、それを解決する仮説を発見する必要があります。そのために取り組むのが「リサーチ」です。
しかし、闇雲にフィールドへと飛び込むのではなく、事前の設計が重要。デスクトップリサーチとエクストリームユーザーへのインタビューを併用し、機会領域を得るためのリサーチを行います。そして、新たなインサイトは常に「外側」にあるとは限りません。クライアントとの徹底した伴走により、「内側」にある新たな視点の獲得も目指します。
こうして、「予想していなかった」機会領域や仮説にたどり着くことができるのです。

最適なプロトタイピングは「急がば回れ」を徹底することで生まれる プロトタイピングのその前に vol.2

リサーチから課題を発見し、仮説を見出した。では、「早速形にしよう」と取り掛かりたいところ。しかし、この「形」とは一体なんでしょうか?
一般的に言われる「プロトタイピング」とは、「プロトタイプを作ること」とは限りません。重要なのことは、検証したい仮説に対し、今必要な「MVP(最低限実用に足る製品)」を見定めること。「形にする」のはあくまで「仮説を検証する」ためなのです。
リスクを減らす検証順序や目的に応じたMVPの型など、適切なプロトタイピングに求められるメソッドを紹介しています。

クリエイターのアイデアから、予想外の機会領域を探索する プロトタイピングのその前に vol.3

「クリエイターとの共創」から、形にすることも、予想外のアイデアを実現する上では有効な手段です。しかし、ただ作品を募るだけでは、十分な成果は期待できません。
ロフトワークが得意とするクリエイター・コラボレーションは、コミュニティとのつながりやプロモーションを活用した、領域横断的なアイデアの募集と、そのうえで最終的なゴールに向けて照準を外さないプロジェクト設計に基づいています。
「ただ募る」で終わらせず、入口と出口を意識することで、自由なプロセスを通して確度の高い製品・サービス開発を実現します。