子供の頃から本を読むのが大好きです。
例えば記憶に残っている本を思い出してみると・・・
小学生の頃は、「オーロラの下で」「冒険者たち」「シートン動物記」。
中学生の頃は、「雪国」と「彼のオートバイ、彼女の島」。
(片岡義男の本は担任の先生から借りて衝撃的だったので覚えてる)
高校は覚えてないけど、大学生になると日本文学(谷崎潤一郎とか夏目漱石も大好き)やロシア文学(ドストエフスキーとチェーホフもいいよね)に加え、宮台真司、柄谷行人、上野千鶴子といったサブカルにも興味をもって、かなり読み漁った記憶があります。
好きな作家をあげだすときりがありませんが、
最近でも年間60冊は読んでいる気がします。
この歳になっても、本から学ぶことって多くて、
岡本太郎の「自分の中に毒をもて」とか
「小説十八史略」を読んだときは衝撃的でした。
(それぞれ違う理由でですが・・・)
じゃあいっつも本ばかり読んでいるのかというとそうでもなく、
数ヶ月の周期で本が無性に読みたい時とそうでないときがあって、
年明けから再び読書モード。
今週は既に3冊目なのですが、
今朝読み終わった本があまりに素晴らしかったので
仕事山積みの中、ブログしています。
読んだのは村上春樹訳の「グレート・ギャツビー」
あとがきの中で村上春樹が、好きな本を1冊あげろと言われたら
迷わずこの本をあげる、と宣言している本。
あまりに大切な本だから、
そして原文の素晴らしさを可能な限りそのまま伝えたいから
実力がつく60歳まで訳すのをとっておこうと思っていた。
それでもどうしても我慢できなくなって訳してしまった、
ということで昨年末出版された本です。
うまく言葉にできませんが、
私もこの歳でこの本にめぐり合ったことが
シアワセだなと思える本でした。
F・スコット・フィッツジェラルドの原本も読んでみようと思います。
皆さんの好きな本はなんですか?
おすすめがあったら教えてください。
ちなみに私が好きな作家を一人あげろといわれたら
迷わず坂口安吾とこたえます(笑)
Comments 7
僕のオススメは、
●Think—夜に猫が身をひそめるところ
●Bolero—世界でいちばん幸せな屋上
(筑摩書房 吉田 音)
どこまでも謎の解けない人の死なないミステリー・ノヴェル。読んでいるとなんだか懐かしく感じます。
●つむじ風食堂の夜
(筑摩書房 吉田 篤弘)
どこか懐かしいスローライフな世界観。
J2さん、今年もよろしくお願いします。
Think、Bolero、ともに素敵な装丁ですね。
早速ワンクリックで購入しました。
吉田 音さんの作品は読んだことがないので楽しみです。
好きな本って、趣味とか見かけ以上に「その人」をあらわす気がしませんか?だから、他の人から「自分にとっての特別な本」を教えてもらうのってわくわくしますね。
多和田葉子とか、どうですか。
多和田葉子さんですね。友だちから教わって興味はあったのですが、読んだことありませんでした。なんとなくしゅんすけさんらしいオススメですね(笑)
たくさんありますが、何かオススメはありますか?とりあえず今は「犬婿入り」と「変身のためのオピウム」がカートに入れてあります。
しゅんすけさんの今年の活躍、楽しみにしています!
私は
やはり絵絡みで、
林明子さんの絵本、大好きですね。
年末年始、デスノートを全巻読みましたって漫画ですね。
好きな本は、「竜馬が行く」、「坂の上の雲」と・・・両方司馬遼太郎・・・っておやじですかね。村上春樹も、たしか彼の小説に、「いわし」という名前の猫が出てきたりして、好きです。今日はさっきまで新年会でした。本年もよろしくお願いします。
PAPAさん、お久しぶりです。林明子さんの絵本を見てみましたが、私も小さい頃に読んだ覚えがあるイラストでした。なつかしいですね〜。子供向けの本ではイラストの与える影響も大きいですよね。PAPAさんもますます頑張ってください。
鰯さん、今年もよろしく!私の中で司馬遼太郎は老後の書籍としてとってあります(笑)