昨日、清水さんが開催しているBusiness Hintに出席しました。
NAB2007のレポートが中心だったのですが、
清水さんから面白いキーワードをいくつもいただいたので
ブログを読んでくれている皆さんにもおすそ分けです。
1） ”Don’t bet against the Internet”
GoogleのCEO Eric Schmidt（エリック・シュミット）の発言。
振り返ってみると全米レコード協会がNapsterを訴えたり、
今年3月にはViacomがYouTubeを訴えたりしていますが、
インターネットがもたらす変化を止めることはできないよ、
というメッセージですよね。
2) Tail（テイル）よりもTorso（トルソ）
これはGoogle コンテンツ・パートナーシップ担当副社長の
David Eun氏の講演より。
Googleの膨大な検索結果を分析すると、
今、トラフィックが急拡大しているのは
Tailではなく今はTorsoと呼ばれる胴体部分だと。
たしかに今までみてきたロングテイルの図は
赤いラインが描くように胴体が凹状に
へこんでいましたよね。
それがCGMなどの出現により、
どんどんトルソが盛り上がって
黄色いラインを描きはじめているそうです。
具体的にTorsoに相当するのは、
例えば特定の高級ブランドだったり、
意外性や希少性の高いコンテンツなど。
そのサンプルで紹介されたコンテンツがこれです。
“Where the Hell is Matt?”
たしかにどちらもテレビ局がお金をかけて
つくるような映像じゃない。でもすごく面白い！
世界で600万回以上視聴されています。
こういう情報がクチコミで共有されて
マスメディア以上の認知を獲得し、
最終的に新たなエコノミーを生み出していく、
それがWebの面白いところですよね。
このところ忙しくて勉強会に参加させてもらうのも
久しぶりでしたが、いろいろいい刺激をうけました。
清水さん、ありがとうございます。
興味がある方はぜひ参加してみてください！
Comments 8
これってガムのコマーシャルですよね。実際にガムの広告に役立ったのかが知りたいですが、安くて効率のいい広告方法には間違いないですね。テレビで６００万人にリーチするのは莫大なお金がかかるでしょうからね。
どんなビジネスでも、金の集まり方は２通りしかありません。
大衆から小銭を集めるか、金持から大金を集めるか。
大衆は移ろいやすいし、安価で提供するならば、それに応じたビジネスモデルと投資が必要だし、金持は質感など大衆以上に
付加価値を高めないと満足しないし。
まあ、金を稼ぐというのは容易なことではありません。
このムービー、本当にいいなぁ〜。
ついつい何回も見てしまいます。
そして東京が入っているのもうれしいなって。
Googleはコンテンツ提供主にも広告収入のキックバックが入るような流れを考えているみたいなので、いわゆるアフィリエイトプログラムのように、今後アマチュア発人気コンテンツが増えるかもしれないですね。
かたちは変われども、アマチュアの作ったものを（素材の状態）、
プロがメッセージを発掘したり、表現方法を修正したり、編集したりする役割は続くと思います。所詮、アマチュアの作品は表現
があまりにもパーソナルすぎて未整理の感情が入ることになり、
不愉快なものが多いですよ。
このムービーいいですね〜。
映像の粗さとか、文字の出し方はアマチュアっぽいですが、
その他の一貫したテーマ（ダンス、世界とか）みたいなものは
よく考えられていて、撮影にも力を入れていますよね。
ムダがないっていうのは、すごいなぁ。
そして、最初のボリビアの風景にはあこがれます。
ムービーを見て「ほほ〜」と楽しんでいる途中、他の人と軽く話をして…ぱっとみたらまだ踊ってた(笑)。
貧乏劇団ってあるけど、あれも集客(集金)が「一発勝負」だから苦労するんであって、ウェブ化してグーグルアド化してすこしづつお金を集める「映像劇団」みたいな面白グループが一杯できると思うんですよね。
「こんどの作品は1年で黒字にもってって、その後の収益は次の作品の制作費にあてよう〜」みたいな。
そして最初のボリビアはほんとにすごいね。CGかと思っちゃった。
なるほどね〜。連休にスラボニアを旅してきたのですが、途中でこれは映像で撮るべきだったなあと準備してこなかったことを悔やんでばかりでした。お金になるとかならないか以前に伝えたいものが見つかるときが純粋にうれしいし、もし何らかの評価がされるとして、それが（金額はともかく）対価で表されるのであれば、さらにうれしい社会ですね〜♪
> そして、最初のボリビアの風景にはあこがれます。
本当に・・・。行ってみたいですね。
そして行きましょう！
行きたいと思ったら行けばいい。
難しいことじゃないよね。
なつみちゃん、SUWAくん、私の誰が最初に行けるかな？
最初に行った人は、このダンスを踊ってくること（笑）
ヒデさんも不思議な場所にいっていますね〜。
スラボニア？どんなところなんだろう。
写真に撮ってこれなかったのは残念かもしれないけど、でも写真を撮ることにばかり気がいってしまって、心にしっかり焼きつけることを忘れてしまうこともあるから、そう考えると、しっかり楽しんできたということでOKですよ！