大好きな皆さん、Merry Christmas!
気がつくと2007年もあと1週間ちょっとですね。
どんな1年でしたか?
私にとっては・・・
「林千晶」という個人で考えると
周りにたくさんハッピーがあった年でした。
プライベートな話にはなってしまいますが、
一番うれしかったのは、なんといっても2歳上の兄が
一級建築士の試験に受かったことです。
兄は小さい頃からクリエイティブなセンスがあって、
デザインしたり、ゲームをプログラミングしたりしていました。
ただ大学を卒業して入った会社は、
理系ゆえゼミの推薦枠などで決まるらしく、
悪い会社ではないのですが、
私には「兄の才能がもっと活用される会社が
あるはずなのに」と映っていました。
この思いは「日本でのキャリアパスは硬直化しすぎている。
転職、起業、人材派遣など、人材の流動化を進めて
もっと一人一人の可能性がいきるような社会にならないと
だめだ!」という問題意識につながり、
実は私が留学する動機になったのです。
兄自身、「何か」を打破したいと感じていたに違いなく、
公認会計士の可能性を考えてみたり、
宅建といった資格なども口にしていました。
最終的に「一級建築士になりたい」と決意し、
3年間、会社に勤務しながらプライベートで
試験勉強を続けてきました。
そしてこの12月、その夢が実現したのです。
これは、本当に自分のこと以上に嬉しく、
それと同時に、何歳になっても、
自分が本当にやりたいことを見出せたら
周囲には想像もできない情熱とパワーをもって
自分の未来を切り拓けるものなのだなと実感しました。
その次にうれしかったのは、
(これもまた非常にプライベートな話で恐縮ですが)
妹が再婚し、子供もできたことです。
私はリベラルな方なので離婚に抵抗はないほうですが、
それでも離婚の結果、自分にあった素敵な人とめぐりあい
心から幸せそうにしている妹を見ると、
「離婚してよかったね〜」と、不謹慎にも思ってしまうのです(苦笑)
兄のことも、妹のことも、
どちらも人生の無限の可能性を体現しているような
素敵な出来事だなと思い、
家族自慢ではなく、
むしろ同じような状況や心境にいる人がいたら、
チャレンジする勇気をおすそわけできたらと思い
ブログすることにしました。
私自身はロフトワークの成長をのぞくと
大きな変革はなかったのですが、
さっき母から
「もうひとつうれしかったことは、
あなたが日経新聞にのったこと。
娘としてとても誇らしく思ったわ」と言ってくれました。
家族のありがたさを実感するクリスマスイブでした。
ロフトワーク創業者としての振り返りや
来年の抱負はまた次の機会に・・・。
Comments 2
僕も来年は「人生の無限の可能性」をもう一度、広げ直してみて新たなスタートを切りたいと思います。
今あるものを整理して、前へ前へ。
2月3日に大殺界を抜けるので。その辺りから(笑)
マツモトくんの来年の一歩を、とっても楽しみにしています。
いつでも応援していますよ!!