日記

人生を楽しんでいるか、いないか

3月は毎年大忙しです。株主総会&8周年記念パーティを開いてみんなから応援の言葉をいただいたり、韓国で再び英語での講演にチャレンジしたり、現代アートについて語ってみたり、そして合間をみつけて執筆に取り組んでみたりしているうちに、あっという間に31日になってしまいました。
 ◆Joiからロフトワークへのメッセージ
 ◆韓国での講演レポート
 ◆loftwork × 101Tokyo トークセッションレポート
National Museum of Seoul
韓国での講演会場:ソウル国立博物館
東大近くのカフェ「ルオー」での談笑
宇宙飛行士候補セルカンとの対談
8th Anniversary Cake
8周年記念ケーキ


近況報告はさておき、面白い話を2つ、耳にする機会がありました。
ひとつめ。
大きな船が沈没しそうになっています。いろんな国の乗客に速やかに海へ飛び込んでもらうために、船長であるあなたはどんな言葉を投げかけたらいいでしょう?
 アメリカ人には 「今飛び込むとヒーローになれます!」
 イタリア人には 「今飛び込むともてます!
 ドイツ人には  「今飛び込むのが規則になっています」
 フランス人には 「今飛び込まないでください
 そして日本人には「みんな飛び込んでます」だとか。
これは多様性(ダイバーシティ)を表現したジョークですが、
国民性をうまく表していますよね。
でもこれを、自分だったらなんと言われたら飛び込むか?
と考えると、自分にとってのプリミティブな価値観を
問われていることに気が付きます。
ふたつめ。
「世の中には、2種類しかいない。プログラミングが出来る人と、出来ない人だ。」
「世の中には、2種類しかいない。社長を経験した人と、しないで死んだ人だ。」
「世の中には、2種類しかいない。ムーンサルトが出来る人と、出来ない人だ。」
「世の中には、2種類しかいない。結婚したことがある人と、ない人だ。」
などなど。
ふみちゃんがチャットの中で教えてくれた話なんですが、
これもまた個人の価値観を表すものだなと。
自分にとって大切な価値観はなんだろう?
なんて言われたら船から飛び降りられるだろう?
なんてことを折々考えていたのですが、
満開の桜を見ながら思いました。
「世の中には、2種類しかいない。
 人生を楽しんだ人と、楽しまないで死んだ人だ。
これかな。
人生を楽しめるかどうかは自分次第。
人生を楽しむ人はどんな環境でも楽しみを見つけ出し、
文句を言う人はどんな恵まれた環境でも不満の種を探しだす。
環境のせいではないですよね。
だからみんなで毎日の生活の中で
楽しみを見つけて&生み出して、
一緒に人生を楽しみましょう!
まずはお花見からいかがでしょう?



Comments 4

  1. 8周年記念おめでとうございます。
    ケーキ美味しそうですね(^^)
    ひとつめの話は組織論でも話題になることですね。
    国民性や民族性を一言で表現することは暴論になることもありますが、ここで重要なのは「人は違うのだ」ということを当たり前のこととして受け入れるということだと思います。日本人は均質で、個性が無いとはよく言われる話ですが、ある研究では日本人の同質性は他の諸民族や国民と比べて特に高いと言う訳ではないそうです。とすると、良く「同じ行動をする」と言われるのは「集団圧力が高い」もしくは「集団圧力に弱い」ということになるかもしれませんね。Group Thinkの概念を学んだときに、なるほど「会議は踊る」のだと思ったものです。
    組織を統括する身としては、個人の個性を際立たせてGroup Thinkを避けつつ、全体の整合性を維持するという相反するマネジメントスキルや性格が必要になるのでしょうね。押したり引いたり、マネージャというのは忙しいものです。
    ちなみに僕なら「今飛び込まないと娘が助かりません」と言われると直ぐに飛び込みます。
    二つ目の話はシンプルに考えられるか?表現できるか?ということだなと思いました。最近、シンプルに考えようと心がけています。考え続けると、色々な条件が頭に上ってきて、ともすれば複雑に考えがちです。複雑なことを考えると頭がいい気になっているのかもしれません。でも、本当は複雑な現象を掘り下げて単純な原理を見つけ出すのが大事なんだろうと思います。顧客にせよ、部下にせよ、同僚にせよ、人間はそんなに複雑なことを言われても直ぐには理解できないし納得もしないです。それを大胆に表現できるということは重要なことだと思います。
    そうですね、僕なら「世の中には、2種類しかいない。責任を取れる人と、取れない人だ。」というところでしょうか。

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  2. 賢太郎さん、素敵な解説ありがとうございます。鋭い視点で勉強になります。
    > 組織を統括する身としては、個人の個性を際立たせてGroup Thinkを避けつつ、全体の整合性を維持するという相反するマネジメントスキルや性格が必要になるのでしょうね。押したり引いたり、マネージャというのは忙しいものです。
    本当に。極論に意味はなくて、現実世界で効果をだすには、押したり引いたりの「バランス感覚」が大切だなと実感する毎日です。
    ちなみにこのコメント、
    「世の中には、2種類しかいない。責任を取れる人と、取れない人だ。」
    普段から「責任」をとっている人ならではの重みがあらわれていますね。これからも頑張ってください。

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  3. 本日の説明会に参加させていただいた者です。説明会でもおっしゃっていた「2種類の人」の話、自分自身を見直すいい機会になりました。船が沈没する話は、国民性の違いとしては聞いたことがありましたが、自分だったら?と当てはめるというのは新しい見方ですね。「今飛び込んだら、次の自信を持てるよ!」。実際の船からは飛び降りられるか分かりませんが、今日は林さんのブログに飛び込ませていただきました。素敵なお話をありがとうございました!

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  4. ニーナさん、こんにちは。会社説明会にきてくれたのですね。興味をもってくれて光栄に思います。これからいよいよ採用フェーズが始まります。ニーナさんのお話をきかせていただけるのを楽しみにしています。

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