日記

モノの見方

今日の科学博物館は発見が多かった! 大哺乳類展もすごかったけど、常設展もかなりいい。
例えば「偏光板」の働きを確認する仕掛け。
▽普通の目で見ると白い板です
ただの白い板
▽偏光板(縦向き)を通じてみると模様が浮き上がる
偏光板を通すと模様が浮かびあがります
▽さらに偏光板(横向き)にして見ると全体が黒くなって模様も浮かび上がる
国立科学博物館
それから視覚原理をつかった作品もいくつか展示してありました。
例えばこれ。小さいサイズで見ると、黄色い四角は正方形ですよね。
国立科学博物館
でもこの大きさで見ると曲がって見えるでしょ?
国立科学博物館
これも渦巻きに見えるけど、ただの円の集まり。
国立科学博物館
私たちのモノの見方も、「偏見」とか「先入観」とか「こだわり」とか「しがらみ」という色んな偏光板を通じて見ているから、その目に映る景色はこんな風に人によって全然違うんだろうな。
そうだとしたら、偏光板を縦にしたり横にしたりしてみる柔軟さ、そして偏光板を外してみる自由さが大切なんじゃないかなと思いました。
大きな問題だと思っていたことも、偏光板を外したら、何でもないことかもしれません。



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