ロフトワーク

経営アセスメント

生まれて初めて、周囲の人から自分の評価をしてもらいました。


経営層として適切な行動がとれているか、
社員全員に率直に評価してもらう試みです。
名前は記載せずコンサルタントである
裕子ちゃんに集計してもらうので完全匿名性。
評価は大きく三部構成。
 1) 個別項目における5段階評価
   (5つの領域で項目が設定:目標達成、指導育成、
   組織の活性化、問題解決力、洞察力と意思決定)
 2) 長所についてのコメント
 3) 自己成長に向けたアドバイス (=つまり短所ネ)
経営アセスメント
(グラフ 青線:客観評価 赤線:自己評価)
結果は一人ずつ面談形式でフィードバックだったのですが、
・・・・いつも単刀直入な裕子ちゃんが妙に前置きが長い。
「千晶さんは本当に影響力が大きいみたいですね。
 それだけ期待も大きいということで、だからエトセトラ」
そんなに事前フォローしないといけないくらい
悪い結果なの?涙

涙目で「結果見せてくれる?」と訴えると
「まずは長所から見てください」。
まるで死刑宣告前の囚人の気分でした(笑)
でもそういう気分になれただけでいい経験だった。
さあ、読んでる皆さんも気になる結果は?というと、
匿名性でくれたコメントなのでここに記載はしませんが
「みんなよくわかってるね。
 本当にそのとおりです・・・、お恥ずかしい」
という、的を射たコメントばかりでした。
自分の欠点と直面するわけですから、
その日はどっぷり落ち込みました。
でも改めて何回も読んでみると
不思議なくらい、言葉の端々に社員の愛が感じられるのです。
自分の性格をガラっと変えることはできません。
でも今回のアセスメントでも実感したのは、
長所と短所は裏返しなんですね。
自分の特徴が、いいバランスだと長所になり
度が過ぎると短所になる。
だから、しっかりと自分を認識して、
いいバランスでアウトプットできるように
努力したいなと思いました。
特に立場上、どうしても「まずは従え」みたいな
コミュニケーションをしてしまいがちなんですが、
これからは自分がパワフルになるのではなく、
社員のみんなや周囲の人たちに力を与えることが
できる人間を目指したいなと思いました。
ずばり、エンパワーメント(empowerment)
誓いもこめて、ここにブログします。



Comments 6

  1. cfr74710

    エンパワーメント(empowerment)といるよりは
    共通目的→意思疎通→貢献意欲ではないでしょうか。
    意思疎通のところは詳しくすると
    To 誰に
    What 今はこう思われているけど
    What こう思って欲しい
    これがヤングアンドルビカムのセオリーです。
    By what どのように を加えると電通セオリーになります。
    釈迦に説法ですが、ご参考までに

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  2. かおりんご

    遠目なので、良くわかりませんが、客観評価と自己評価がずいぶん開きがあるところがあるんですね。。。
    短所は、切実に受け止めないといけないのかもしれないですけど、客観評価が格段といいところは、純粋に喜べますよね。
    でも、私は、chiakiさんのコトをブログからしか伺えないので、社員の方の評価の内容を是非是非聞いてみたかったです。。。

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  3. かなり凹んでたのを間近で見てたスワです(笑)。
    ちなみにアセスメントは僕も受けたのですが、僕は得意不得意がはっきりしているのと、期待される事が狭いので意外と高評価でした。
    で、凹んだ千晶ちゃんを見て「ふっふっふ」と思ったのですが…聞いてみたら皆からのコメントが千晶ちゃんの半分くらいしかありませんでした(涙)。
    でもほんと、皆的を得たコメントなんですよね。「お付き合い案件にムキになって引き際で手を引かないことがあるので、経営者として冷静に判断してほしい」「細かい部分になると荒い」
    はい…耳が痛いです。。まあ、反省して改善できる所は改善ですね。。(あ、見直したら凹んできた…)

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  4. cfr74710さん
    いただいたアドバイスの内容を一日考えていたのですが、難しいですね。ちょうど今、組織論の本を読んでいますが、そこに意思疎通などの章があったので読み返してみます。
    かおりんごさん
    自己評価と客観評価に違いがでるのは、自分が最高評価「5」をつけても、20人全員が「5」をつけることはあまりないので、それが誤差になったりします。大きな違いがあった部分は、まあ自分で評価するほど悪くない、ということではありますが、でもコメントではやっぱりそういった自分の弱いところがちゃんと指摘されていたので、真摯に受けてとめています。
    SUWAじゃありませんが「もう少し話を聞いてあげたら?と思うことがありました」とか「感情に流されるきらいがある(前より改善されたが)」というコメントを見ると、反省の一言です。
    あ、私も凹んできた(涙)
    でもこうやって社員に教えてもらって、へこんで、そして改善していくことが大切なプロセスなんだなと実感しているのです。感謝。でも1年に一回でいいかな(笑)

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  5. cfr74710

    >あ、私も凹んできた(涙)
    組織といっても人間の集まりですから必ず偏りがあります。
    ただし、その組織の成長ステージの段階で必要な偏りがあります。そして、組織内の異質な価値観を大切にしてください。
    SHARPの液晶事業が成功したのは、化学の専門家が情熱を
    もって、地道に開発したことです。
    同質の価値では新しいことはできません。衰退するだけです。
    異質な価値同士でCHEMISTRYすることが新しい価値を創出
    するのです。

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  6. メディアは報じない電通社員の詐欺事件

    「電通社員の犯罪と、さらなる疑惑」ということで二階堂.comから。
    事の発端は、二階堂さんに届いた下記のようなタレコミメール。
    実を申しますと、某ブロ…

    返信

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