このところなぜか「ブログしたい」という気持ちにならず、
随分時間が空いてしまいました。
でもずっと更新しないとそれはそれで気になってくる。
ということで、改めて「ちょっと」心にゆとりをもって、
気になったこととか関心持っていることを
軽く整理しながらブログするようにしよ。
ブログはそういう意味でいい頭の整理になりますね。
ブログ更新をサボっている間に、
ロフトワークの新卒説明会が行われたり、
大好きなBe The Voiceが糸井重里と面白いコラボ始めてたり、
金曜日はひろゆき氏とのセミナーがあったりと、
いくつかイベントもありましたが、今日は「本日の私の宿題」になっている就職活動について皆さんの意見もぜひ聞かせていただきたいので、ブログすることにします。
ふとしたきっかけで、母校の早稲田大学で
まだ就職先が決まってない学生
を対象に話をすることになりました。
今年はかなり売り手市場になっているようなので、
聞きにくる学生はどんな理由で内定をとれてないのか?と
イベントを主催する早稲田キャリアセンターの方に
聞いてみると、
「有名企業ばかり受けててまだ内定とれてない学生です」
とのこと。やはり大学生の間ではまだまだ
・有名な会社
・東京勤務
という2要素へのこだわりは大きいらしく、
大企業(優良企業)だけどあまり知られてなかったり、
地方の優良企業に目を向ける学生はとても少ないそうです(涙)
実際に自分が学生だったときを思い出すと、
「まあそうだったよね・・・」とうなずかざるをえませんが。
ただ以前のエントリーでも書きましたが、
学生の時に憧れる企業と
実際に社会にでて尊敬できる企業って全然違いますよね。
毎年学生の人気ランキングみて驚くし。
え、なんであんな内紛ばかりしてる
航空会社にいきたいの?!とかね(笑)
早稲田キャリアセンターの方針としては
「鶏口となるも牛後となるなかれ」じゃないけど、
メガバンクに100人単位で就職して歩兵になるより、
日本全国の優良企業の経営候補として
人材を輩出し、早稲田ネットワークを広げたい、と
考えているようです。
実際に当日も私のスピーチの後に
全国の優良企業の合同企業説明会が開かれます。
アマダとか島津製作所とか日本電産など
優良企業の名が連なっています。
でも社会にまだでてない学生には
なかなかその良さが伝わりにくいんだろうな。
そんな学生たちにどんなメッセージを
どんな手法で伝えたらいいでしょうね?
持ち時間は90分もあるので(長い!)
スピーチ45分、質疑応答30分くらいで
構成しようなかと考えています。
皆さんの意見をお聞かせください!
Comments 4
某中堅大学の生徒たちは、自分の【身をわきまえている】のか
結構企業の経営状態をみていて、経営がやばい会社とかは
大手でも避けていたり、将来「社長」に近いポジションになり
やすい企業をちゃんと選んでいてたなぁ〜
CMに関わりたいと思ったら、広告代理店に行くのか、製作会社
にいくのか、CMを流している企業に行くのかとか、「やりたいこと」に対しての「自分が本当にやりたいもの」をつっこんでかないと就職して「あれ?違った」って思っちゃうヨネェ〜。
まあ、転職もありだから、、、今のご時世。。。
chiakiさんが言った「学生の時に憧れる企業と実際に社会にでて尊敬できる企業って全然違う」っていうの分かる気がします。。。
私は、まだ入社3年目だから、学生の感覚に近いと思うんですけど、
向こう3年くらいの、具体的なリーディングプロジェクトを3つくらい簡潔に提示してくれて、
それが自分の思いと同じで、実現しそうだなって思ったら、そんな会社には、行ってみたいって思っちゃいます。。。
長い話だと、心に残らないし眠くなっちゃうから、やっぱり、自分のこれまでのイメージで会社を決めちゃうし、、、
chiakiさんの、スピーチ聞いてみたいです!
micha、ひさしぶり。ご指摘の通り、中堅大学の生徒の方が危機感が強いから就職を真面目に捉えている印象はあるよね。逆に下手に早稲田ブランドを持ってたりすると、甘い考えのまま就職しちゃって「コンナハズデハ・・・」となってしまったり。
ただ就職も結婚も、その人の価値観や生き方そのものだから、こうすべし、という結論ではなく(それは百人百様だからね)、考え方を教えてあげられたらな、と思っています。できるかな、ドキドキ。
かおりんごさんもお久しぶりです!元気ですか?
プロジェクト内容とそのフィジビリティを判断できるかおりんさんは、全く新卒とは異なりますよ〜(笑)
そしてそんな質問をしてくれる新卒さんがいたら、会社側もすぐ採用していると思います。
う〜ん、悩むなぁ。
「自分は何をしたいのか?」高校大学等の進学岐路においては多くの人が考えないでしょう。新卒においても同様だと感じます。一歩を踏み出す動機がない。動機促進を「企業」がするのか「本人」がするのかいずれでも良いのですが、後者であった方が自分に誇りを持つ事ができます。「俺はこれがやりたい!」という考え方を持つ事が一番大切なんですね。結果として別の業界に行ったとしても、酒の席ではそんな話をするでしょう。そして次の岐路に立った時、その夢を実現するという選択肢があるのです。「何もない」という人よりもひとつ多い選択肢であり、心がときめくような選択肢があるのです。
右も左も分からない学生が知りもしないくせに「石油会社」に就職するのか、全く分かりません。会社がどうとか資金力があるとかそんな選択は意味がありません。どうせ何も分からないんだったら自分のやりたい事を実現できる可能性がある会社に就職すればいいんです。そのモチベーションは企業にとってプラス要素になります。
社会に出たら「ひとつのモノごと」を様々な角度から見なくてはなりません。「答え欄」が「ひとつ」しかないような学校のテスト用紙ではないのです。
例えば携帯会社に入ってデバイスのデザインをしたい学生の場合、日本には3キャリ(もっとありますが)しかないのです。3社落ちたら終わりです。しかし角度を変えてみると、まあ100社くらいはあるでしょう。プロダクトデザイン会社、企画会社、コンテンツホルダ、色々あります。そして、このような選択をした場合、岐路のどちらを選ぼうと良い事もあれば悪い事もある、結果としては同じなのです。何故ならば「これがやりたい」という気持ちがあるからです。「たった一度」何て事はあり得ないし、そんなに思い詰めるような事でもない。「舵」をとっているのは企業ではなく自分なのですから。