ロフトワーク

ロフトワークの朝大学がスタート

朝大学が大人気ですね。
先週エコッツエリアでMTGだったので、元祖「丸の内朝大学」の最新プログラムを手にとってみました。すると、ヨガや能、写真やトライアスロン、農業から温泉まで、そのカバーしている領域の広さに驚きました。それぞれが定員30〜40名で全7回程度の有料プログラムですから、毎週、延べ200名以上の人たちが朝7:30から丸の内エリアで「朝活」していることになります。私たちの中に眠っている「学習意欲」、あなどれません!
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でもロフトワークも負けてませんよ。じつはロフトワークでも先週から朝の勉強会がスタートしました。
講座は「Design a Project:プロジェクトをデザインしよう」
ロフトワークは今まで「プロジェクトマネジメント」に情熱を注いできました。Webやクリエイティブ業界では「プロジェクト」という言葉があまり使われていなかった2003年からプロジェクトマネジメントの知識体系(PMBOK)を全社導入。
全体を俯瞰して捉えるプロジェクトマネジメントがあってはじめてクリエイティブが活かされる、というスタンスで、数々の大規模なWebプロジェクトやクリエイティブプロジェクトを進めてきました。講演や書籍などを通じて多くの人たちとそのノウハウを共有できたのも、とても嬉しく思っています。

▲「もしドラ」にちなんで「もしPMBOK」の講演もやってみました
ただ最近、このフレームワークをもう一段、進化させたいと感じるようになってきました。ビジネス環境変化が一層早くなり、プロジェクトマネジメントで多く使われる「ウォーターフォール型」だけではスピード面でも品質面でも開発の現場にフィットしないこと。
また本来プロジェクトマネジメントは「プロジェクトを成功させるための知識体系」であり管理することが目的ではないのですが、どうしても「マネジメント」という言葉の印象が強く、プロジェクトを柔軟に進行させるよりも、安全安定に進行させたい、という志向が強くなってしまうこと。そういった点を改善したいと思っていました。
それを具体的な形にまとめるための取り組みとしてスタートしたのが「Design a Project:プロジェクトをデザインしよう」勉強会なのです。
全体のフレームワークは、PMBOKに準拠。それだけPMBOKはよくできた知識体系なのです。ただこの勉強会では「偶然性を楽しむための工夫」にフォーカスをあてて、以下のようなプログラムを考えています。

・信頼して高いパフォーマンスを出し合うためのチームビルディング
・想像もしなかったクリエイティブを生み出すための
 ブレーストーミングやファシリテーション法
・コラボレーションしやすい体質づくり
・なによりプロジェクトを楽しむための工夫

この勉強会にも、楽しむための秘訣を多く取り入れて実践しています。
・参加するのは希望者のみ!
 朝大学のベースにある「個人のやる気」を大切にしています。
 だからひとり一人がコントリビューターで自由に発言します。
プロジェクトデザイン勉強会(1)
プロジェクトデザイン勉強会(1)
・全体プログラムもメンバーで決定
 キックオフ時に集中的に議論したいテーマをポストイットを使ってブレスト。
 全5回のプログラムで実施することを決定しました。
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・せっかく早起きには、美味しいブレックファーストを食べながら
 これも大切なモチベーションのひとつになりますよね♡
プロジェクトデザイン勉強会(1)
まずはロフトワーク社内の勉強会としてスタートしますが、そのまとめが出来上がったら、次はオープンな勉強会として開催して、ロフトワークの枠も超えて、色々なプロフェッショナルとのコラボレーションで進化させていくつもりです!



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