TOYOTAのサイトがバカデカイ!1024ピクセルのウィンドウをマックスに使っています。デザインはそこはかとなく日産に似ているのですが、TOYOTAのサイト見た後に日産みると、既に古めかしい気がしてしまうのは私だけでしょうか?
TOYOTAも思い切ったことをやるなと驚いていたら、NHKも近々横幅1024でリニューアル予定という情報をゲット。時代はすでに1024ピクセル?
今でもクライアントから「印刷するときのために横幅は640ピクセルでつくってください」と頼まれることがありますが、さすがにブロードバンド&PCの性能が高くなっている今の時代には小さすぎる気がします。コンテンツよりも背景面積のほうが大きなってしまって切ない。カタログなどの印刷物からWebをつくる時代が終わって、WebにはWebのコンテンツやコミュニケーション方法があるということが確立されたということなのかもしれません。
ボテロの絵をはじめて見たとき、「大きいってそれだけで価値なんだ!」と思ったことを思い出しました。※ボテロはとにかく「大きさ・量感」を追求したアーティスト。巨大にデフォルメされてまるまる太った彫刻とか、キャンバスいっぱいに描かれたふくよかな女性などをたくさんつくっています。個人的にもふくよかな人は幸せそうで大好きなので、ボテロも大きなサイトも支持派です(笑)
ということで、これからは積極的に1024ピクセルのサイトを提案してみようと思います。どんな使い方できるか、ワクワクです。現在リニューアルを進めているロフトワークのコミュニティサイトも大きくなって5月にリリース予定です。
Comments 11
「目的と手段」
目的を果たす為に最適な手段を選ぶこと、WEBサイトで言えばそのサイトの目的は何か?それを果たす為に最適な手段はどんなものか?
ということではないでしょうか。
TOYOTAのサイトは車ですよね、ということは車の「イメージを伝えたいサイト」であると言えると思います。
車が好きな人はできるだけ画像を詳しく見たいと思うでしょうからwidth-1024でかっこよく、スタイリッシュに見せたほうが効果的なのではないでしょうか。
ではTOYOTAのサイトとは違う目的のサイトにはどんなものがあるか?
例えばコミュニティサイトは「機能的であり、ユーザーに便利に利用して欲しいサイト」であると言えると思います。
そしてコミュニティサイトですから、できるだけアクティブなユーザーがいて活気があるほうが望ましい。
運営をする側としては、仕事をしながらでもバックグラウンドにブラウザを開いて常駐してくれるようなユーザーがいても良いな、と思うくらいだと思います。
この場合に最適なのはどんなサイズか?を考えた時、ツールとしてバックグラウンドでブラウザを開き常にサイトをチェックするようなユーザーはwidth-1024は大きいな、と感じるのではないでしょうか?
「ユーザビリティ」というのは、HTMLやレイアウトデザインのようなソース的な部分ばかりを考えがちですが、ユーザーがどう使うか、ユーザーに対して使い方をどう示してあげるか、だと私は思っています。
印刷するユーザーがいるならば、印刷に適したCSSを当ててあげたり、印刷用のページを用意してあげる。
しかし、様々な使い方をするユーザーがいるでしょうから、最適なバランスを見極めることが大切だと思います。
作り手が「部分的」にこだわりを捨て、ユーザーに押し付けない柔軟な考えでユーザーにサービスを提供出来ることが何よりも望ましいと思います。
とは言ってもなかなかそれを実践することは難しいですね。。
「印刷するときのために横幅は640ピクセルでつくってください」
↑そのサイトは印刷されることが目的ならこれも必要だろうな(笑)どのぐらいのユーザーがそういう行動にでるのかわからんが。
ただ一つ重要なのは、
印刷したいという気持ちに答える=640ピクセル
ってことではないってことだな。
印刷したいって気持ちの本質は、そのページにある情報を持っておきたい、ってことなんだから、その目的に答える手段は当然いくらでもある。
というわけで、他のオプションがあるのに、頭の中で勝手にロジック作って答えが一つしかないって勝手に思うのは危険ですよね、
というコメントでございました(笑)
ロフトワークを980ピクセルでのサイトにしようという言い出しっぺです(笑)。
TOYOTAという日本最大の企業(異論はあるかもしれませんが)が980ピクセル幅のサイトに変更したというのは、私的に非常に驚きでした。きっとトヨタ車に乗っているユーザーの中にはまだ大勢800×600ピクセルのマシンを使っている方がいるでしょうからね。
以前はニールセンを筆頭に「ウェブサイトはあらゆる環境で見えるよう考えなければならない」的な考え方があったり、コーディングにしてもW3Cに準拠したテーブル組推奨みたいなものもありましたし、ウェブの仕事で「コードが汚い」事は恥みたいな風潮もありました(今じゃあテーブル自体どうなの?って感じになりつつあって時代を感じますね〜)。
今は昔。ウェブに対する「べき論」はずいぶんなくなって、かわりにそれぞれのサイトの戦略に寄ってきていることがメディアとしての成熟を感じます。まあみなさん戦略や予算(や言い訳)があるわけだからターゲットに合わせて勝手にやればいいわけです。
日本最大のアクセスを誇るあのYahoo!でさえWindowMediaPlayerの窓はあるし、DELLのショッピングサイトではAppleの標準ブラウザSafariではショッピングが出来ません。一昔前では考えられないことですが、まあみなさん勝手にやってそれに反発するならそこに訪れなければいいわけです。
トヨタのサイトを批判する方もちまたには結構いるようですが、企業それぞれ投下した費用に対して最大限の効果があるサイトをつくろうとするわけですから、その時に言葉は悪いですが「切り捨てる」ターゲットが出てきたというのは僕は非常に好意的に考えています。
ちなみにロフトワークのサイトを大きくする言い出しっぺなのですが、これにも一応言い訳があります。遡ること2年前、ロフトワークがフルリニューアルを行った時、その当時はでかいと言われる横幅、850pixelにしました。その当時でも反論も多い大きさだったのですが、その時の判断は悪くなかったなあと今でも思います。もしあの当時例えば640ピクセルなんかでリニューアルしてしまったらクリエイターの皆さんから今ごろは「だっさ〜」「せっま〜」と愛想を尽かされたでしょうから。順調に拡大しているロフトワークですが、とはいえそんなに頻繁にリニューアルはできません。その時に「クリエイター」という人々に対してこの2年後も鮮度を保ちつづけることを考えた時、また作品を発表したいクリエイターの心、その他もろもろの事(ってなんだ?)を考え今回、980ピクセルでのサイトリニューアルをする予定です。
…ほんとはでかいのが好きなだけなんですけど!!
全然関係なのですが、サイトのサイズが大きくなると、デザインするのがどんどん大変になっていきそうなのが気掛かりです。実務レベルの話しですみません。。。
↑1ページあたりの情報量が増えるから、ページ数が減るかも、って仮説はどうでしょう?(笑)
あ、そしたらページ単位で報酬もらってるとすると、収入減っちゃうね(^^;;;
いろんな意見ありがとうございます。ひじょーに励まされます。
>ロンゲ川´-`川さん
「ユーザーに押し付けない柔軟な考えでサービスを提供する」っていう姿勢、忘れないように気をつけたいと思います。忙しかったり、お付き合いが長くなったりすると、ついついサービス提供側と制作側の都合で判断が進んでしまって、一番大切な「ユーザーの視点」が失われがちなので。
>タカヒロ氏
いつも的確なアドバイス、ありがとう。「印刷したい=その情報を保存したい」という気持ちに応える手段、何があるのかまで教えていただけると更にうれしいです。まずはPDF??
masakoさん、制作単価をページ単位じゃなくて、面積で見積もっちゃうっていのはどう? ピクセル×ピクセル=平方ピクセルつくっちゃいましょ(笑) あ、でもリクルートメディアコミュニケーションズはその概念だよね。ウェブに関して「A4サイズで何ページ相当」で料金が設定されていました。そして、算出がとても面倒でした〜。
>chiaki
えー、そんなんケースバイケース。
でも参考↓
http://www.thephaeton.co.uk/universe/index.php
このサンプルサイトの意味が、わ、わかりません〜。(泣)
>chiakiさん
masakoさんに教えてあげくださいませ。
これ、pdfがカスタマイズされてアウトプットされる仕掛けが入ってるんです。
↑私も探すの苦労しましたヨ
左上のYour Journeyをクリックしてみてください。
ね!
さすがタカヒロさん、紹介してくれるサイトのレベルが違う。
私たちついていくのがやっとデス〜
>でも参考↓
Your Journey、言われてやっとクリック。
すっごいなぁ、これ…。
(でも保存しようとすると拡張子phpなのはウチの環境のせい??)