未分類

男と女の飽くなき欲求

化粧品と美容関連のサイト開発がいくつか決まったので、
今日は久しぶりに美容系サイトを見てまわりました。
が、この5年で化粧品業界の様相が大きくかわっているのにビックリ。
私が花王で化粧品を担当してたころ(1994〜97年)は、
あくまでも資生堂、カネボウ、コーセーと外資系ブランドとの
戦い方がメインで、通販やセルフはターゲットが別。
ましてやネット系化粧品なんて意識したことがなかった。
それが今はすっかりそんな区分けがない時代になっちゃっているんですね。


DHC、オルビス、ファンケルといった通販大御所に加え、
Dr. Ci: Laboエクスボーテ、トゥヴェールだの、
ネットに力を入れている通販系化粧品がとにかく元気。
石けんもこんなのとかこんなのとか、素敵そうなのがいっぱい。
山田養蜂所も化粧品だしている時代なのね〜。
「ロイヤルゼリー」、たしかに効きそうです。
そんな業界再編成を加速させているのは
口コミサイト「@コスメ」。
化粧品だけで「口コミ件数210,000件」。ものすごい数字です。
一緒に企画を立てていた男性がぼそり、
「女の子の「キレイになりたい」ことへの執着ってすごいね。
 化粧品、エステ、整形、ダイエット、サプリ・・・、
 キレイに踊らされてぼろぼろお金をおとしてまわってる。
 日本経済を支えてるね」
たしかに・・・。おっしゃるとおりです。
でもさ、
「男性の欲求だって、エロオンリーじゃない!」
ビデオやDVD普及の牽引役を担ったぐらいですから、
と反論してみたりして。
「男のエロ欲求 vs 女のキレイ欲求」
どちらの市場規模が大きいでしょうね(笑)



Comments 6

  1. 「男のエロ欲求 vs 女のキレイ欲求」どちらも人の欲望。。
    比べられないくらいな市場規模なのでしょうね。
    でも、男の欲望はなぜか女性とくらべて大きな声では
    言えない・・・(;^_^A

    返信
  2. 激しく同意します。ビデオとDVDだけじゃなくて、インターネットは今でもそうですからぁ。(爆)
    でも、個人的には “vs” じゃなくて、”=” なのでは?とも思ったり。。。。

    返信
  3. キレイ欲求のDM(いらないメールとか)は数が少ないけど、
    エロ欲求のDMはめちゃくちゃ多い…。ちょっと減らないかなぁ(遠い目)

    返信
  4. >ふじもとさん
    「VS」じゃなくて「イコール」って、たしかにそうなのかもしれませんね。そういえば小倉 千加子さんの「結婚の条件」の中で、「結局のところ、結婚は男性のお金と女性の顔の交換」みたいな説明があったのを思い出しました。まあ、男の人も女の人も、どっちもどっちということですかね(笑)

    返信
  5. >chiakiさん、
    はぁ、「結婚の条件」ですか、、、、読んだこと無いです。「お金」と「顔」っていうのは言い得てるのかなと納得する部分もあるけど、もう少し夢があった方がよいのかなぁ、それとも、結婚というイメージに憧れが強い女性に「現実はね!」というためにはそのぐらい過激(夢のない表現?)な方がよいのか?確かに、親元にいた学生時代は、住んでいる場所や車で判断されちゃうって事が本当にありましたし、その逆も然り(笑)。このあたりの議論は尽きなさそうですね。そう考えると、「男と女の飽くなき欲求」というタイトルは、一言で言え過ぎていて、素晴らしすぎます(爆)。この欲求に答えるところにビジネスはありそうだけど、その仕事をするのは楽しいような、怖いような・・・・。

    返信
  6. トトコ

     美容業界ではよく「女性にとってのエステやマッサージは、男にとってのフーゾクだ」という言い方をしますよね。じゃあ、私は男に生まれてたらフーゾクにハマってたのか? でも、やっぱり私はエロのほうが単純で、健全な気がします。「キレイになりたい」って自意識とからんじゃうから、どんどん閉じて肥大化して、ちょっと病的になっちゃう。中村うさぎくらい言語化能力があれば別ですが。でも、男のエロって過剰になってもなんだかほほえましいじゃないですか(笑)。みうらじゅんの「正しい保健教育」とか「D.T.」を読むと、「キレイ」より「エロ」のほうがいいなあ、と思います。

    返信

Leave a Reply