今朝、電車に乗っていたら前の人が読んでる新聞が目に入った。
〜「自由」「民主主義」「人権」は入力禁止〜
中国のブログ検閲に協力 米マイクロソフト
さすがマイクロソフト。
人に嫌われることにおいては天下一品ですネ♪
もう少し詳細を調べてみたら、どうやら先月26日からはじめた中国版ブログサービス「MSNスペース」で、マイクロソフトが中国政府の検閲に協力して、一部の言葉の入力ができない状態にしているとのこと。
「台湾独立」が使えないのは政治的要素が強いからまだ理解できるとして、
「自由」が使えないなんて、すっごい不自由ぅぅでしょう!
しかも天安門事件があった「6月4日」もだめだし、
「中国」「汚職」の組み合わせもだめなんだって。
6月4日生まれの人は、自分の誕生日をブログで紹介できないわけね・・・
これってむしろ
『中国は汚職しています。
自由も認めていません。』
って主張しているようにしか見えませんよね。
そしてそんな中国政府の要望に隠れて協力しちゃうところが
やっぱりマイクロソフトだな〜と。
中国人のSEを怒らせたら、ものすごい量のウイルスが出回ったりしないのかな?コワイ、コワイ。
そういえば、個人情報保護の流れで、日本の企業の情報管理も
厳しくなっていますよね。メールやメッセンジャーなどもNGワードで
チェックしていると聞きますが、どんなキーワードが設定されているんでしょうね?
ご存知の方、教えてください。もちろん匿名で構いません:-)
Comments 9
どんな隠語が発達しているのかな。
裕二
見ん酒祝儀
Jean & Ken
さすがにそれはないですか・・。
千晶さん、こんにちは。
今回だけ匿名で。(笑)
実は、いま関わっている商業サイトにBBSがあって、その入力チェックに使うNGワード集が必要だったんです。
提携している会社の開発資産(?)なんでしょうけど、それが先日送られてきました。
…。
大爆笑でした。
ひとりで楽しむにはあまりにもったいないので、おもわず
社内に回覧してしましました。
噴飯ものの卑猥語はともかくとしても、それ以外にもわけのわからん言葉だらけなのです。
例えば、
「黒人」
とか。
はぁ????
6月4日もだめなんですか?
徹底していますね。
1989年の6月4日の夜、香港にいました。
公共バスも含め、そのときネイザンロードにいた車が全部、クラクションを馴らし続けていました。
>ヨネさん
「見ん酒祝儀」はわかるけど「Jean & Ken」ってなんだ?? ジャンケンじゃあ、中国が禁止する理由がないものね。あら?
>匿名の「ダ」さん
掲示板にもNGワードってあるんですね。知らなかった。
そのNGワード、ぜひ見せてほしいです!!
かなり期待ができそう(笑)
たしか「チビクロサンボ」でしたっけ、
あのキャラクター名は差別用語でメディアは使用禁止らしいですけどね。
ネットの世界、見えないようでいろんなところで検閲とか盗聴されてるのかな・・・。
ミクシィの写真見ました。いいね、いいね〜!!
ちあきの可愛さと、突撃魂が出てるいい写真です。
ライティングがややドラマティックですけど(笑)。
すごくいい笑顔だよね。お見合い写真にでも使ってください。
>ダさん
ちびくろサンボは、復刻版が最近発売されて
是非が問われてますが、そんなことはおかまいなしに
けっこういい感じで売れてます。
売ってもいいんだ!と一瞬思いましたが、いいんですよ。
法的に問題なわけじゃなく、裁判で負けるとかでもなく、
怖いのはただひたすら“抗議”ということですね。
NGワードって、今や過剰な自主規制って感じ。
このサイトで四つ足!とか黒んぼ!とか書いたら
閉鎖されちゃうのかしら。といいつつ書いてみました。
閉鎖されたらごめんね。
> トトコさん
「ちびくろサンボ」の復刻版、売れているんですか!
さすが情報通、いろんなこと知ってますね:-)
でも私が子供のとき、すごい普通に読んでたもの。
それがNGになっちゃうことのほうが不自然よね。
でも国とか公共性の高い仕事をすると、
いろんなところに「NG爆弾」が隠されてて大変。
イラストひとつとっても、
たとえば動物の上半身が途中できれたイラストだと「切られたみたいで動物愛護団体からクレームがあるかもしれないので・・・」
天使みたいなイラストを描いたら「指がしっかり描かれていないので・・・」
エッヂな女の子のイラスト描いたら「この刺青みたいに見えるのがちょっと・・・」
などなど。
クリエイティブどころじゃあ、ありませぬ。
会社からのアクセスはご注意を
私は自分が運営するいくつかのサイトに「アクセス解析」ができる機能を付けています。
当ブログも少し前から「livedoor Blog PRO」に変更しました。
…
千晶さん、こんにちは。以前コメントをいただいたヨロンです(^_^)。
ブログのことについていうと、ブログ先進国のアメリカでは、私的ブログで会社絡みのことをネタにして記事を書き、会社から解雇されたようなケースがいろいろあるようですね。
例えば、ある航空会社の現役の客室乗務員が、自分のブログで制服姿や職場のスナップを掲載して問題になったりとか。
機密情報を掲載したような場合はしょうがないかもしれませんがね。
日本企業もブログや個人のHPでそういった自社の情報が漏洩するのを恐れていますから、監視ソフトなどを使ってチェックをしているはずです。
私のように実名で書いている場合はすぐひっかかります(笑)。
中国ではありませんが、ある面で、情報化社会の進展は同時に検閲社会になっていくという面もあるかもしれませんね。
ヨロンさん、お久しぶりです!
貴重なコメントもありがとうございます。
たしかにメールにブログ、SNS、メッセンジャーなど、個人が使える情報発信のツールがどんどん増えているので、意図的であるかどうかは別としても、機密情報が漏洩してしまっているケースは確実に増えているでしょうね。
私は、基本的には、ビジネスは情報が漏洩しただけで勝ち負けが決まるものだとは思わないので(そんな簡単にまねできるものじゃない)、過度な検閲には反対ですが、ただ、株式市場なんかも絡んでくるとやっかりですよね・・・。いまやオンライントレードで、簡単に売買できるから。
やっぱり、組織である以上、悪意を前提に防御システムをつくっておくしかないのかな・・・。難しいですね。