9/2〜9/3で、ロフトワーク初の合宿(単なる社員旅行)を決行しました。
(合宿のナンパな目的は、以前のエントリーでお伝えしましたね)
目的地は、芸術界の巨人ジェームス・タレルが、谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』からヒントをえて設計した宿泊・体験施設「光の館」です!
当日の朝は、「10時厳守」で会社に集合して現地に向かうはずが、月末からずれ込んだプロジェクト対応に追われ、みんな黙々と仕事しちゃっている状況。
「なんだよ〜」と思いながらも、私もひとたびPCの前に座ってしまうと、離れられませーん。結局、出発したのは12時過ぎに・・・。
それでも何とかメインプログラム(光の館の天井が開けられ、そこから見える夕暮れと連動して変化する部屋のライティングのコントラストを視覚的に楽しむプログラム)の開始前には到着。みんなで新手の宗教団体のように、大部屋で輪になって寝転がり、空の色が青から漆黒になっていく様子を堪能しました。
(左写真:天井が開けられて空が見える様子)
空の色って1分1分でどんどん変わっていくんですよ!
(空が移り変わる様子を私の写真サイトにもアップしたので見てみてください)
夕飯はみんなで作ったカレーライス。ミツくんが隠し味として入れるチャツネを間違えて1本丸々入れてしまい、とてもsweetなカレーになっちゃったんですけど、それが本当に笑っちゃうくらいに甘いのです(笑) 「甘い」「甘い」と言いながら、みんなで楽しく食べました。どうしてみんなで食べるとこんなに美味しくなるんでしょうね!?
その後は、みんなで花火をしてステキな楽しい夜はふけていきました。
と言いたいところですが、前日30分しか寝ていない私は、花火が始まったことも知らずに爆睡してしまい…。気が付いたら朝でした。
翌日は、越後妻有アートトリエンナーレの一環で作られた「森の学校 キョロロ。」に。このアートトリエンナーレは、地方で開催されるアートイベントとしては最大規模です。(日本を代表するキュレータも関わっており、書き出すと長いので別エントリーで)
そこで見付けた衝撃の立て札の前で思わず記念撮影♪
「キョロロ。」の中では、小さい蛇を腕にのせてみたり、カエルがすごい速さでバッタを食べる様子を見学したりして、久しぶりに「自然界の摂理」を体感しました。
以上、あっという間の2日間でしたが、合宿を通して、頭だけじゃなくて身体を動かすワクワク感や、リアルなクリエイティブに触れた時の感動を思い出しました。これからも定期的に実施したいですね。次回は八王子の「うかい」ですヨ!
Comments 1
タレルはいいよな!ぼーっと見てるだけなんだけど気持ちが安らいでくる。 陰影礼讃、久しぶりによんでみるか。