最近ボーっと、「クリエイティブ」と「普通の暮らし」の接点になるような活動ができないかなと考えています。
iPod nanoに心がときめいてしまう人はたくさんいるでしょ。だから、本当はアートとかデザインっていうものも、もっと親しみやすいもののはずなんだよね。
それなのに例えば「美術館が好き」っていうだけでなんとなく「あ、そっち(デザイン/クリエイター)系の人ね」ってなってしまう。なんか不思議なのです。
自分が何をやりたいのかも含めて、昨日一日いろんなサイトをみてみました。意識してみると、アート関連のプロジェクトとかワークショップって、ものすごい数あるんですね。自分のメモもかねて、いくつか気になったものをリストアップしてみました。
■■アートプロジェクト
「KANDADA / Project collective_commandN」
印刷会社の倉庫をつかったアーティスト16人の活動
※今日(9/26)オープニングパーティがあります
「越後妻有アートトリエンナーレ」
こないだのエントリーでも触れた新潟中心に3年に一度展開される
自然とアートと人間の「三年大祭」です。
北川フラムという日本を代表するキュレータが主催。
池上くんによると「北川さんは地方にこそアートをという論者」らしい。
「東京デザイナーズブロック」と「Central East Tokyo」
IDEEが中心で始まった家具と街を融合させるアートイベント
■■新しいタイプのアートスペース
「BankART」
横浜市が推進、歴史的建造物を活用した文化創造の実験プログラム
IDEEの「世田谷ものづくり学校」
IDEEが進めている学校跡地再生プロジェクト
池尻中学校の廃校を再生していろんなワークショップを開いてる
「ゆっくりとカフェ」でゆっくりお茶できたらシアワセそう
D-AKIHABARA PROJECT
慶應SFCが主体で進めている秋葉原エリアのデザインプロジェクト。
〜〜ちょっと趣が異なるけど、ぜひ参加してみたいのがこれ〜〜
東京ジオサイトプロジェクト
国土交通省が主催、「共同溝」の工事現場を文化目的で使うことに
挑戦する実験的プロジェクト。日比谷の地底を探索できるんですよ
Dialog in the dark
日常生活のさまざまな環境を織り込んだまっくらな空間を、
聴覚や触覚など視覚以外の感覚を使って体験する
ワークショップ形式の展覧会。今ならチケット申し込み可能です!
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だらだらと情報を羅列してしまったけれど、
世の中にはいろんな人がいろいろ考えて行動していて
ちょっとずつだけど前に進んでいる。
それってすごいこと。
そしてこういう小さい活動が、ブログみたいなツールで
有機的に共有されて、いつか大きなうねりになる。
それがまさに「Massive Change」なのでは?!
と勝手に解釈しながら、2年後に必ずや実現させる
「ロフトワーク主催のアートイベント」を夢見る私です。
追記:
ギャラリーとカフェを融合して身近にアートを、
という流れも増えてきています。
例えばこことか→「Torso Bar 5F SHOW」 (恵比寿)
Comments 14
tbありがとうございます!
...補足ですが、CETも東京神田周辺の町おこしの観点から興味深いですね。
http://www.centraleasttokyo.com/
ごめんなさい、既にCETは触れてありましたね・・・
池上さん、早速コメントありがとう。いつも貴重な情報、感謝しています。池上さんが関わっているap bankの活動ともつなげていきたいですね。
ちなみにDialog in the darkは行ってみましたか?友だちも誘っていこうと思っているのですが、「暗闇の中でヘンに愛が芽生えちゃったらどうしよう?」となぞのコメントをされ、まだチケット確保には至っていません。
ブログへの書き込みありがとうございました☆
個人的には、デザインは、意思だと思うので、どこにでもあるし、どこにでも落ちていると思います。だけど、意外と、意思が通っていることって少なくて。クリエイティブになる前の佐藤雅彦さんが、職場で、クリエイティブから請求書を奇麗に作ってるって褒められたっていう話に、何となく本質を見る気がします。
なんて、ことを意識しつつ、仕事をしている今日この頃です☆
http://www.toride-ap.gr.jp/about.html
大御所芸大も。。。楽しい事をやっていますね☆
デザインに対していろいろとプロジェクトが行われている
昨今、一般の方のデザインに対する意識が上昇中だと
思います。
クリエイティブに携わっている私には、理解をして頂ける
機会が増えて嬉しい限りです。若い世代がより大きな
力を持ってくれることですし。
そんな反面、時代遅れになりつつある(?)
私はチョット不安を覚えるこの頃です。
(笑)
そう考えると、
私がデザインをするのではなく、
発表する場を提供する側にいるべき
(プロデュース等)なのではないかと思ったりも
しております。
デザインは私の生きる糧であり
一生背負っていきたい相棒として
少し将来について考えてしまいました….。
駄文ですみません。
>武山さん
取手プロジェクト、7年続いているんですね。
しかも市町村が合併して領域拡大。
池上さんがコメントしているCETもそうだけど、アートは「町興し」に有効なことは実証されていますよね。私がNYにいたときにも、Brooklynのディベロッパーが意図的にアーティストを招聘して「新しいSOHO」のようなブランドをつくって地価を上げていました。
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/REPORT/rochester/03/index2.html
>まっつんさん
一緒に発表する場を提供する側として活動しましょう!ちなみに私はデザインが専門ではないので一生背負いたくはないけど(笑)、一生そばにいてほしいです。
知り合いがこんなサイトも教えてくれました。
東京で開催中の展示や400以上のギャラリースペースに関する情報を提供してくれます。
http://tokyoartbeat.com/
カフェ「graf media gm : YOKOHAMA」-横浜トリエンナーレは明日から!
職場近くに、8月頃から気になるカフェが出来ていました。
横浜スタジアムからすぐ、日本大通り沿いの古い建築の一部を改装して、なんだかお洒落でオープンな雰囲気です…
TBありがとうございます!
横浜トリエンナーレ関連で、関内の日本大通にgrafプロデュースの
とても素敵なカフェが出来ています(TBさせていただきました!)。
大きなアートの動きがたくさんできて継続していくと、
みんなが自然体で吸収できるようになって行くかもしれないですね。
そうですね、森ビルは横浜で、や三井不動産は六本木のPJで、アーティストをテナントにしたり、招聘したりすることを実践していますよね。
でも、ホントは、そんな「高貴」なアートだけではなくて、もっと日常にもそういう視点を提供する事が、そして、豊かな生活を提案する事が、仕事になれば、と思う今日この頃です☆
コマンドN kandada オープニング・メイド喫茶
コマンドNが新しく立ち上げたプロジェクトスペース「KANDADA(カンダダ)」のオープニングへ。場所は神田錦町の老舗印刷会社である¥"精興社¥&qu…
「高貴なアートではなくて」という感覚に、うんうんうなずいてしまいました。アートはぜひとも、見るものじゃなくて、食べるものにしたいです。
見てるだけだと新陳代謝が悪くて、いつまでたっても「モネ・マネ・ゴッホ」。そうじゃなくて、みんなでアートをどんどん食べて味わって、そしてまた買って、という消費されるものになったらすばらしいと思うのです。
だから、ギャラリーはカフェとかレストランとどんどん一緒になればいい!絵も見るんじゃなくて、書いてみるワークショップだ!そんな実感を伴うアートが好きです。
PS.
Dialog in the dark、11/11の19:00〜に参加することにしました。ぞろ目デス。
食べるって、ホント、すばらしい表現ですね☆
そうなんですよね〜。もっと身近にデザインを感じられると、もっともっと、素敵な生活に変わって行くと思いながら、仕事をしています。。。