招待制イベントまちを、育てる。── プレ・実装ラウンドテーブル 2026
作って終わりの、次を、設計する。

CSRと事業の、境界が消える時代に。

まちを、育てる。── プレ・実装ラウンドテーブル 2026
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CSRと事業の、境界が消える時代に、まちづくりはどう変わるのか

「建設工事費デフレーターは2015年度を100として2024年度に128.9」
「GRESBには9兆ドル・2,200社超が参加」
── 国内外で、不動産・まちづくりの前提条件が静かに崩れ始めています。

建設費の高騰、人口減少、竣工後コストの長期化。こうした3重の構造変化が重なり、「容積を最大化して分譲する/場所貸しで運用する」という短期・単一・効率のモデルが成立しにくくなっています。
これまで多くの企業で「本業とは別の内向きの社会貢献活動」として扱われてきたCSR/サステナビリティと、外向きの事業・収益の間の境界が、いま静かに消えつつあります。社会的持続性のある価値創造そのものを事業化しなくてはならない時代。

しかし、この転換を1社単独で実装するには、業界に蓄積された知見も、事業モデルの型も、まだ足りていません。

ロフトワークが調査・提言レポートを公開

こうした背景を受け、私たちロフトワークは、2026年4月に調査・提言レポート 「まちを、育てる。── 多様なステークホルダーと共に『つくり続ける』社会価値型都市開発への転換」 を作成しました。

レポートでは、欧州で進行する Operational Real Estate(OpRE)、Community Land Trust(CLT)、ロンドン・キングスクロスのプレ・アクティベーション等の先行事例を起点に、デベロッパーが街を「竣工」という一点に合わせてつくるのではなく、さまざまなステークホルダーがまちを作り続けられるスキームを、日本でどう企画・実装できるかを論じています。

「作り続けるスキーム」を、実装レベルで議論する

本イベントは、このレポートの公開にあわせて開催するユーザー会です。
レポートの内容をベースに、さらに一段深い話──「CSRと事業の境界が消える時代」の新しいビジネスモデルを動かす、5つの要素+時間の使い方をお話しします。

1. 指標(物差し): SROI/NOI/S-NOI/PBII 等、社会的に通用する非財務価値の経済換算指標
2. ビジネスの形: OpRE(Operational Real Estate)── 床を売る・貸すから、場を運営するへ
3. ファイナンス×まちづくりのスキーム: CLT/市民ファンド/再生型金融(ReFi)/山古志DAO型トークン経済
4. まち単位のルール: デザインコード(真鶴町「美の基準」型の肯定的ビジョン)
5. ロフトワーク独自の視点: まち感性指標(身体レベルでまちの質を測る補助的物差し)
6. + 時間の使い方: プレ・アクティベーション、関係人口3ステップ、Phase 0

これらを組み合わせて、日本型の「作り続けるスキーム」をどう企画し実装するか。世界の先行事例を手がかりに、業界の実務者の皆さんと同じテーブルで、実装レベルで議論したい。これが本会の動機です。

本会は、ロフトワークが今後、業界横断で継続的に開催していく予定の 「実装ラウンドテーブル」(合同オープンラボ型の有料セッション)プレ(準備会) でもあります。会の終盤では、次期ラウンドテーブルの企画についてもお知らせします。

こんな方におすすめ

  • メガ再開発・超長期竣工案件を抱える不動産デベロッパーの、まちづくり/エリアマネジメント担当者
  • 「作って売る/貸す」モデルから「運営・コミュニティ型」への転換を模索している経営企画・事業開発の方
  • サステナビリティ戦略の事業化・全社浸透に取り組む経営戦略・サステナ担当者
  • 受動的・請負型の組織文化からの脱却を人材戦略に織り込みたい人事・人材開発責任者
  • 設計・空間事業のブランド差別化として、実績から思想への転換を考えている設計・空間企業の方
  • SROI/PBII などの非財務価値指標の事業実装に関心のある金融・投資判断に関わる方
  • デザインコード、プレ・アクティベーション等を、自社プロジェクトに取り込みたい方

Speaker

棚橋 弘季

棚橋 弘季(執行役員 / CPO(Chief Produce Officer))

2013年、デザイン思考を用いたプロダクト・サービス開発の支援を行なった経験をもってロフトワークに入社。以来、デザイン思考、デザインリサーチ、オープンイノベーションを特徴とする新規事業の構想・コンセプトづくりのプロジェクトに携わる。2016年には、富士通の共創プラットフォーム「FUJITSU Knowledge Integration Base PLY」でグッドデザイン賞受賞。近年では、システム思考のアプローチも取り入れ、社会・環境課題の解決を目指した事業開発プロジェクトに多数携わる。複数のステークホルダーを巻き込んだコレクティブな活動づくりが得意。芝浦工業大学卒業。難解で分厚い本を読むことを愛する。生涯読んでる本は推定1500冊以上。 著書に『デザイン思考の仕事術』、『ペルソナ作って、それからどうするの?』、共著に『マーケティング2.0』。noteのフォロワーは5万人超。

Profile

Program

10:00 – 10:03
オープニング
10:03 – 10:08
時代の転換点と3つの悪循環
株式会社ロフトワーク 執行役員 / CPO(Chief Produce Officer)棚橋 弘季
10:08 – 10:13
CSR×事業の境界消失と、「作り続けるスキーム」を動かす5要素+時間
10:13 – 10:30
世界で進行中の「作り続けるスキーム」の全景:指標/OpRE/CLT/プレ・アクティベーション/PBII/ReFi/経営説得の武器/日本の実装ギャップ
10:30 – 10:42
日本で実装する「作り続けるスキーム」の組み立て方:デザインコード/まち感性指標/時間の使い方
10:42 – 10:45
3つの問い・ディスカッションへの橋渡し
10:45 – 11:35
参加者を交えたラウンドテーブル・ディスカッション
11:35 – 12:30
ランチ交流会

※プログラムの詳細は変更になる場合がございます。

Outline

開催日
2026年6月11日(木)10:00-11:35(ランチ交流会 11:35-12:30)
参加費
無料
会 場
Loftwork COOOP10
150-0043 東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア10F
定 員
10名
主 催
株式会社ロフトワーク
運 営
株式会社ロフトワーク
ご注意
  • 申込締切:6月9日(火)18:00
  • 参加者の皆さんの様子は、記録用として撮影し後日loftwork.comに掲載する場合があります。
  • プログラムは、予告なく変更される場合があります。

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