【出版記念イベント】サイエンスコミュニケーションとアートを融合する
Finished イベント終了
アートを広報手段、サイエンスを単なる表現のためのテクノロジー、とお互いの活動の表層だけをすくいとる道具的な連携を超えて、共創的連携を生み出すための観点について語り合います。
- Date
-
2023-04-13 (Thu)
19:00 – 21:00 Open at 18:30
- Place
- FabCafe Tokyo
- Capacity
- 30
- fee
- ¥1,500 *ワンドリンク付きです
Finished
アートを広報手段、サイエンスを単なる表現のためのテクノロジー、とお互いの活動の表層だけをすくいとる道具的な連携を超えて、共創的連携を生み出すための観点について語り合います。
About
本書は、社会へ問いかけ続けてきている現代アートのさまざまな場面を、サイエンスコミュニケーションとどのように繋げて考えるかを探った本です。今回のイベントでは、本書のこだわりを執筆者4名がそれぞれ紹介しながら、アートとサイエンス両者の今後の展開について話題提供を行います。
道具的な連携を超えて
科学の話題を広く伝える「サイエンスコミュニケーション」の方法にはさまざまなものがありますが、近年では多様な表現形態をもつ「アート」を介した試みもなされるようになってきました。北海道大学CoSTEPでは、アーティストを招いてのワークショップや作品制作など、従来の枠組みにとらわれない方法により、アートを介したサイエンスコミュニケーションについて、研究と実践を進めてきました。
本書『サイエンスコミュニケーションとアートを融合する(ひつじ書房)』は、これまでのCoSTEPにおける活動とその具体的なデザインについて、アートとサイエンスコミュニケーションの交差の歴史をたどりながら紹介するものです。
今回のトークセッションでは、本書のこだわりを執筆者4名がそれぞれ紹介しながら、アートとサイエンス両者の今後の展開について話題提供を行います。アートを広報手段、サイエンスを単なる表現のためのテクノロジー、とお互いの活動の表層だけをすくいとり、コラボレーションしようとしてもうまくいきません。道具的な連携を超えて、共創的連携を生み出すための観点について語り合います。
こんな方におすすめ
- アートマネージメントの関係者
- サイエンスコミュニケーションに数年関わってきて、最新の情報を知りたい人
- 近年のアートとサイエンスのコラボレーションの動向を知りたいアート関係者
Program
PART 1 話題提供
- 19:00-19:03
- イントロダクション/細谷祥央(FabCafe Tokyo ディレクター)
- 19:03-19:15
- サイエンスコミュニケーションにおけるアート/奥本素子
- 19:15-19:25
- バイオテクノロジーとアート/室井宏仁
- 19:25-19:35
- 地域芸術祭に見るサイエンスコミュニケーション/仲居怜美
- 19:35-19:45
- アートを用いた教育/朴炫貞
PART 2 トーク:サイエンスコミュニケーションとアートを融合するために
- 19:45-20:30
- トーク/室井宏仁、仲居怜美、朴炫貞、司会/奥本素子
- 20:30-21:00
- QnA
Outline
【書誌情報】 『サイエンスコミュニケーションとアートを融合する』
内容
先端的な科学技術が社会に実装される際に、その間をつなぐものがサイエンスコミュニケーションである。そこにアートを取り入れたとき、どのようなコミュニケーションが生まれるのか。本書ではアートとサイエンスコミュニケーションの交差の歴史を紹介しながら、アートを活用した活動のデザインについても触れていく。
本書で紹介したアート作品は、下記のサイトに作家のウェブサイト情報がまとまっています。ぜひ、ご参照ください。https://www.museology-lab.com/artist-list
執筆者
奥本素子、仲居怜美、朴炫貞、室井宏仁〈日本学術振興会助成刊行物〉
刊行年
2023年
出版社
ひつじ書房
詳細はこちら
まだお持ちでない方で、もし興味持っていただけたら何卒。kindle版もございます。
イベントでの購入も可能です。その場合は、定価より500円割引で購入が可能です。
Speaker
北海道大学, 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)准教授
奥本 素子
博物館や科学技術コミュニケーションをテーマに、日常の中から学ぶインフォーマルラーニングを研究している。主な著書に『まだ見ぬ科学のための科学技術コミュニケーション』(共同文化社2022、共著)、『おしゃべり科学』(カンゼン2014)などがある。
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博物館や科学技術コミュニケーションをテーマに、日常の中から学ぶインフォーマルラーニングを研究している。主な著書に『まだ見ぬ科学のための科学技術コミュニケーション』(共同文化社2022、共著)、『おしゃべり科学』(カンゼン2014)などがある。東京工業大学, 環境・社会理工学院 修士課程在籍
仲居 怜美
サイエンスアートの対話型鑑賞や鑑賞者への情報提供の支援技術について調整を行っている。研究成果に「綿毛を取り扱うアート作品を通じた生命の表現について」(科学コミュニケーション 2021、共著)、”美術館ポイント提供システム”、共同出願、特願 2021-127580,2021.8.3、出願中などがある。
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サイエンスアートの対話型鑑賞や鑑賞者への情報提供の支援技術について調整を行っている。研究成果に「綿毛を取り扱うアート作品を通じた生命の表現について」(科学コミュニケーション 2021、共著)、”美術館ポイント提供システム”、共同出願、特願 2021-127580,2021.8.3、出願中などがある。北海道大学, 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)特任講師/アーティスト
朴 炫貞
アートを通したサイエンスコミュニケーションを行いながら、アート作品の制作や、アートプロジェクトを企画/実施している。最近の作品としてSapporo Parallel Museumの「ハシのトキ」や、「アノオンシツ」(2020~現在)などがある。
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アートを通したサイエンスコミュニケーションを行いながら、アート作品の制作や、アートプロジェクトを企画/実施している。最近の作品としてSapporo Parallel Museumの「ハシのトキ」や、「アノオンシツ」(2020~現在)などがある。サイエンスライター
室井 宏仁
各種媒体での記事執筆や研究者へのインタビューなどを行う傍ら、博物館施設に関する調査を進めている。研究成果に「新型コロナウィルス感染症拡大下でのオンラインにおける博物館施設の情報発信に関する調査研究」(日本ミュージアムマネジメント学会2021、共著)などがある。
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各種媒体での記事執筆や研究者へのインタビューなどを行う傍ら、博物館施設に関する調査を進めている。研究成果に「新型コロナウィルス感染症拡大下でのオンラインにおける博物館施設の情報発信に関する調査研究」(日本ミュージアムマネジメント学会2021、共著)などがある。FabCafe Tokyo, クリエイティブディレクター
細谷 祥央
大阪府出身。北海道大学理学院自然史科学専攻多様性生物学修士。イタチ科日本固有種の進化と遺伝的多様性についての基礎研究を行う。生物学をテーマに、学際的な科学技術コミュニケーションの実践を試みる。またディレクターとして、トークイベントやワークショップ、コミュニティ形成の企画提案、制作運営を手掛ける。一般社団法人熱海怪獣映画際実行委員所属。
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大阪府出身。北海道大学理学院自然史科学専攻多様性生物学修士。イタチ科日本固有種の進化と遺伝的多様性についての基礎研究を行う。生物学をテーマに、学際的な科学技術コミュニケーションの実践を試みる。またディレクターとして、トークイベントやワークショップ、コミュニティ形成の企画提案、制作運営を手掛ける。一般社団法人熱海怪獣映画際実行委員所属。Organizers
主催
協力
Information
- 日時
-
2023.4.13 (木) 19:00 – 21:00 Open at 18:30 UTC+09:00
- 会場
- FabCafe Tokyo
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分
JR 渋谷駅 徒歩10分03-6416-9190
Google mapで開く - 参加費
-
¥1,500 *ワンドリンク付きです
- 定員
-
30
- オーガナイザー
- 主催: 北海道大学 CoSTEP(科学技術コミュニケーション教育研究部門)
協力: ひつじ書房, FabCafe Tokyo
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