ヒダクマでできること

ヒダクマとは

ヒダクマは日本の「森」とそこで生きる人たちの文化を新たな視点で再発見し、世界中の人や情報と結びつけながら、モノから体験まであらゆる「つくる」を開発するラボです。

ヒダクマが拠点を構えるのは岐阜県・飛騨古川。美しい水路と古き良き日本家屋の町並み。築100年以上の古民家をリノベーションしたデジタルものづくりカフェ「FabCafe Hida」には宿泊もできます。

ぜひ飛騨を訪れ、日本が大事に守ってきた「宝物」のような豊かさを体感してください。

家具や空間のプロデュース・設計・制作

事例:小径木をフル活用したオフィス家具

つくるプロセスや体験までデザイン

飛騨の森は「広葉樹」。針葉樹が建築材等に多用されるのに対し、広葉樹はテーブルや棚など、日常的に私たちの手が触れる素材。樹種によって模様や色、質感など個性豊かなのも魅力です。

また子どもの頃カブトムシをとりに登った裏山や、人々がハイキングや紅葉を楽しむ森の多くも広葉樹。人間の暮らしや楽しみのすぐそばにある森なのです。

木の温もりに触れ、木の香りに包まれて深呼吸する。リラックス効果や素材としての美しさは十分に認められながらも、あまりの多様さや加工の難しさゆえに工業的な建築材としては扱いづらいとされてきた広葉樹。

ですが曲げ木や組木といった多様な樹種に合わせて発達してきた匠の技術と、現代のテクノロジーとを掛け合わせることで、その魅力を活かしながら十分な強度や耐久性を持たせ、かつ従来よりコストを抑えることも可能になります。

たとえば木の力で、人々の遊び心と創造性を引き出すワーキングスペース。空間コンセプトから設計、そして広葉樹をふんだんに使ったオフィス家具のデザイン・制作まで、ワンストップでヒダクマがプロデュースします。

事例:株式会社メディアジーン 自由な発想の生まれる新しい働き方を目指したワークデスク
事例:クリエイター向けレジデンス フルリノベーション
サービス:木材の調達から、設計・制作まで対応

物語のある商品やサービスの企画開発

事例:猫のための広葉樹キャットツリー「Modern Cat Tree NEKO」

飛騨の森×◯◯から生まれる新しい体験

「これまでに培った技術や知見を活かしながら、新しい事業に挑戦したい」。そんな企業の思いに、ヒダクマは「日本の林業」「伝統技術」といったユニークな選択肢を提供します。

飛騨の自然と人々の営みが何百年、何千年とかけて育んできた技術と素材、そして文化。ここには、世界に発信する価値ある「物語」があります。

ヒダクマはこうした豊かな地域資源とクライアントの思いとを出会わせ、新しい体験を生み出します。

たとえば画一的な大量生産ではなく、ライフスタイルに合わせてカスタマイズでき、さまざまな人にとっての「世界でひとつ」を叶えるプロダクト開発。 たとえば車や電化製品あるいはお酒など、これまでの常識では「木」と結びつきづらい製品を広葉樹×匠の技術×先端テクノロジーによって形にする。 飛騨の自然や伝統、地域文化と結びついた、物語ある製品づくり。

「自分たちの得意なこと×ヒダクマ(林業/森)」の化学反応から何が生まれるのだろうか? そんな問いかけから、一緒に考えてみませんか。

事例:IoT水耕栽培器「foop」(側板)
事例:飛騨のクルミの球体スピーカー
事例:パタゴニア社のカトラリーセット

合宿や研修など滞在体験の設計・運営

事例:ニューヨーク州立大学バッファロー校建築学科のサマープログラム

組織の創造性を引き出す

ヒダクマで「つくる」ことができるのは、モノや体験だけではありません。研修、合宿、社員旅行。組織の創造性を高める、しなやかなチームビルディングにヒダクマの合宿プログラムを役立ててください。

ヒダクマには30名程度まで収容可能な宿泊施設があります。山々が色づく春、川面に緑映える夏、森も華やかに粧う秋、厳しくも美しい雪の冬。日常を離れ、澄んだ水と四季折々の森に感覚を開かれる環境は、忙しい毎日の中で見過ごしていたものに気づき、新たな発想を引き出すのに最適です。

併設されたFabCafe Hidaには3Dプリンターやレーザーカッター、さまざまな樹種の木材と工具を揃えた工房を完備。合宿で生まれたアイデアのプロトタイプから、自分たちで使うオフィス家具づくりワークショップまで、その場で形にすることが可能です。木工の専門知識を持ち、地域の職人と連携するスタッフがサポートします。

大学のゼミ合宿、建築やデザイナー等クリエイターの滞在制作、ご家族やご友人での手づくり家具制作などにも対応しています。お気軽にご相談ください。

サービス:滞在合宿
事例:企業内の一部門での研修合宿
事例:家族で滞在制作

Hidakuma Brand Film