[SMBCグループ・ロフトワーク共催]
“サステナビリティ×コミュニティ”シリーズ
ーVol. 1コミュニティを問いなおす
Report
レポート
掲載中
- Date
- 2021-06-04 (Fri)
- Time
- 14:00-15:10
- Place
-
オンライン(Zoom)
オフライン(会場)
- Capacity
- オンライン(100名)
オフライン(15名)
- fee
- 無料
Finished
About
サステナビリティを実現するために
ロフトワークとSMBCと運営してきた“GREEN×GLOBE Partners”(以下、GGP)は、2020年7月に設立して以来、環境・社会課題とは何なのか、どう取組めばよいのかと考えてきました。
その中で、一つの仮説が芽生えてきました。
人類がいま直面している環境・社会課題とは、コミュニティがないことで生じてきた課題なのではないか、と。
たとえば、森林伐採はどうでしょう?地域住民が自然と共存していた頃には起きていなかった問題ではないでしょうか?いまは、グローバリゼーションが地域の住民を取り込み、森林との持続可能な関わり方がなくなっています。
地域活性化はどうでしょう?仕事ともに都市部に若い人たちが集まり、結果として限界集落化した地域では、行政サービスや公共交通の維持さえも難しくなっています。
では、都市部はどうなのか?子育てで孤立してしまう人や高齢者の孤独という話は後を経ちません。企業で働く人たちだって、疎外感や孤独感を覚えている人は多くいるのではないでしょうか。
こうした問題は、共助としての機能を持っていたコミュニティがなくなってしまった、また必要なところにコミュニティが存在しないことで生じてしまった課題なのではないでしょうか。
お金を介したサービスのような、一対一の関係では生み出せない何かが、コミュニティにはあるのではないか。物理的な距離と心理的な距離、さらにそこにデジタルの世界が交わったときに環境・社会課題の解決に繋がる何かが見つかるのではないか。
そんな仮説を持って、GGPは新たな試みを始めます。それが、GGP サステナビリティ×コミュニティ シリーズです。
このシリーズでは、コミュニティに対して様々な形で向き合ってきた方を迎え、いま必要なコミュニティとは?コミュニティが解決する環境・社会課題とは? をみなさんと共に探していきます。
コミュニティを問いなおす
シリーズ第一回目のゲストでは、『コミュニティを問いなおす』の著者である、京都大学こころの未来研究センター教授 広井 良典氏をお招きします。
人口減少、環境破壊、成長の鈍化が起きている現代社会における、コミュニティの必要性とその在り方について研究をされています。今回のイベントでは、持続可能性とコミュニティとの関係を探っていきたいと思います。
GREEN×GLOBE Partnersとは
GREEN×GLOBE Partnersは、環境・社会課題解決のためにSMBCグループが2020年7月に設立した事業者コミュニティです。
『環境・社会課題解決の「意識」と「機会」を流通させる』ことを目的に、事業者に向けた情報発信や、仲間を見つけるための機会の創出など、事業者に向けた支援を行っています。
コミュニティ内外の志をともにするパートナーをつなぎ、プロジェクトの組成と推進を支援することを通して、環境・社会課題解決に必要な活動や関係者が増えていくことを目指しています。
GREEN×GLOBE Partners:https://ggpartners.jp
会場にて視聴が可能です(※15名限定・抽選)
本イベントの会場となるロフトワーク渋谷にて、リアルでイベントを視聴するお席を限定15席ご用意いたします。
Program
- 14:00-14:10
-
イントロダクション
- GREEN×GLOBE Partnersとは
- シリーズ趣旨説明
- イベント趣旨説明
- 登壇者紹介
- 14:10-15:05
-
対談
- トークテーマ ※テーマは変更となる場合があります
- これからの時代にコミュニティが生まれる必然性とはなにか?
- コミュニティに求められる機能とはどのようなものか?
- 「農村型コミュニティ」から「都市型のコミュニティ」へ
- コミュニティ内の資源配分のやり方とは?
- 質疑応答
- トークテーマ ※テーマは変更となる場合があります
- 15:05-15:10
- クロージング
Outline
- 開催日
- 2021年6月4日(金)
- 時間
- 14:00-15:10
- 定員
- オンライン視聴100名、会場視聴15名
- 参加費
- 無料
- 配信
- Zoom(ウェビナー)
- 共催
- 株式会社三井住友フィナンシャルグループ、株式会社三井住友銀行、株式会社ロフトワーク
ご注意
- Zoomでのウェビナー参加またはYoutubeの視聴が必要となります。ご参加の際は事前に参加または視聴可能かご確認をお願いします。
- 申込多数の場合、抽選となる可能性がございます。ご了承ください。
- 参加、視聴URLはイベント日前日にご連絡いたします。
- 参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日loftwork.comおよびGREEN×GLOBE PartnersのWebサイトに掲載する場合があります
- プログラムは、予告なく変更される場合があります。
- 本イベントの取材をご希望の方は、GGP事務局までお問い合わせください。
Speaker
京都大学, 人と社会の未来研究院 教授
広井 良典
1961年岡山市生まれ。東京大学教養学部卒業、同大学院修士課程修了後、厚生省勤務、千葉大学法政経学部教授をへて2016年より現職。この間2001-02年MIT(マサチューセッツ工科大学)客員研究員。専攻は公共政策及び科学哲学。環境・福祉・経済が調和した「定常型社会=持続可能な福祉社会」を提唱している。『日本の社会保障』(岩波新書)でエコノミスト賞、『コミュニティを問いなおす』(ちくま新書)で大仏次郎論壇賞受賞。他に『ポスト資本主義』(岩波新書)、『人口減少社会のデザイン』(東洋経済新報社)など著書多数。内閣府・幸福度に関する研究会委員、国土交通省・国土審議会専門委員、環境省・次期生物多様性国家戦略研究会委員等を務める。
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1961年岡山市生まれ。東京大学教養学部卒業、同大学院修士課程修了後、厚生省勤務、千葉大学法政経学部教授をへて2016年より現職。この間2001-02年MIT(マサチューセッツ工科大学)客員研究員。専攻は公共政策及び科学哲学。環境・福祉・経済が調和した「定常型社会=持続可能な福祉社会」を提唱している。『日本の社会保障』(岩波新書)でエコノミスト賞、『コミュニティを問いなおす』(ちくま新書)で大仏次郎論壇賞受賞。他に『ポスト資本主義』(岩波新書)、『人口減少社会のデザイン』(東洋経済新報社)など著書多数。内閣府・幸福度に関する研究会委員、国土交通省・国土審議会専門委員、環境省・次期生物多様性国家戦略研究会委員等を務める。三井住友フィナンシャルグループ, 企画部 サステナビリティ推進室 室長代理
木村 智行
(株)NTTデータへの新卒入社を経て、2015年より(株)三井住友フィナンシャルグループにて、SMBCグループのイノベーション推進に従事。2016年より英国の金融グループBarclaysのGroup Innovation Officeに出向。帰国後は、組織を超えた協働のためのワークショップの企画・運営を推進。異業種連携の共創プログラム「SMBC BREWERY」を立ち上げ。本質的な課題解決のためのビジョン策定などを行うデザインプロセスを構築し、グループ内展開中。2020年10月より現職にて、サステナビリティ推進の事業者コミュニティGREEN×GLOBE Partnersの企画・運営をリード。
GREEN×GLOBE Partners:https://ggpartners.jp/
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(株)NTTデータへの新卒入社を経て、2015年より(株)三井住友フィナンシャルグループにて、SMBCグループのイノベーション推進に従事。2016年より英国の金融グループBarclaysのGroup Innovation Officeに出向。帰国後は、組織を超えた協働のためのワークショップの企画・運営を推進。異業種連携の共創プログラム「SMBC BREWERY」を立ち上げ。本質的な課題解決のためのビジョン策定などを行うデザインプロセスを構築し、グループ内展開中。2020年10月より現職にて、サステナビリティ推進の事業者コミュニティGREEN×GLOBE Partnersの企画・運営をリード。GREEN×GLOBE Partners:https://ggpartners.jp/
株式会社ロフトワーク, 執行役員 兼 イノベーションメーカー
棚橋 弘季
芝浦工業大学卒業後、マーケティングリサーチの仕事を経て、1999年頃よりWeb制作の仕事に携わるように。2004年からは株式会社ミツエーリンクスにてWeb戦略立案や人間中心設計によるコンサルティング業務に従事。2008年からは仕事の対象をWebからプロダクト/サービスへとシフトし、株式会社イードにてユーザーリサーチやインタラクションデザインに関するコンサルティングを経て、2009年株式会社コプロシステムにてクライアント企業のための新規商品/サービス開発支援業務や社内イノベーター育成のための教育プログラムの提供などを行う。2013年にロフトワーク入社。サービスデザインの領域を中心に、クライアントのビジネス活動にイノベーションを実現するための支援業務を担当する。 著書に『デザイン思考の仕事術』、『ペルソナ作って、それからどうするの?』、共著に『マーケティング2.0』。個人ブログ「DESIGN IT! w/LOVE」は2005年から継続中。