EVENT

「森林資源に着目した上質なプロダクトの作り方」
- キャットツリーNEKOの事例から学ぼう -

Finished イベント終了

Date
2018-12-13 (Thu)
Time
15:00 - 18:00
Place
loftwork COOOP10 MAP
Capacity
50
fee
無料

Finished

About

昨年の12月、誰も見たことのないキャットツリーNEKOが誕生しました。
アート作品のような美しい佇まいは、世界中の主要なデザイン&ライフスタイルメディアで取り上げられ大きな話題となりました。NEKOには選りすぐりの大理石、麻縄、ファブリックと共に、飛騨の広葉樹が主要な素材として使用されています。

木を使うことは、素材そのものが持つ魅力や効果を感じられるだけでなく、森林資源の循環を図る上で、地球環境と生物多様性の保全、地域経済・文化の活性化に繋がります。また、近年SDGs(*1)への対応、ESG投資(*2)の拡大などから、企業等の持続可能な社会に向けた取り組みとして、木を適切に使うことへの関心が急速に高まっています。

飛騨の広葉樹の価値をどのように再発見して上質なプロダクトは生まれたのか。

NEKOを企画したキャットライフスタイルブランドRINN梁原さんとデザイナー小宮山さん、そしてNEKO開発制作ディレクションを行ったヒダクマが、NEKO誕生ストーリーを辿りながら、森林資源に着目したプロダクト開発の秘訣に迫ります。


(*1) SDGs:国連の2030年に向けた「持続可能な開発目標」(Sustainable Developement Goals/2015年-2013年目標)
(*2) ESG投資:Enviroment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)に配慮している企業を重視・選別して行う投資

●NEKO 製品情報:https://rinn.co.jp/neko/ja/


Photo : Tomooki Kengaku

Program

14:30
開場
15:00
Session 1:NEKO誕生ストーリー

「なぜ100万円のキャットツリーを作ろうと考えたのか?」
「デザインはどのように発想されたのか?」
・株式会社RINN CEO & Cat Life Director 梁原 正寛さん 
・プロダクトデザイナー/ YOH KOMIYAMA DESIGN 小宮山 洋さん
・ヒダクマ取締役副社長 / CDO 岩岡 孝太郎

16:00

Session 2:森林資源に着目したプロダクトデザイン
● スペシャルゲストプレゼンテーション

「そもそも森林資源ってどんなもの?」
「なぜ今森林資源の活用に注目が集まっているのか?」
・株式会社トビムシ代表取締役 竹本 吉輝さん
● 4人によるクロストーク

17:00

交流会
ドリンクと軽食をご用意して登壇者も交えた交流会を開く予定です。

18:00

閉会

Speaker

梁原 正寛

株式会社RINN, CEO & Cat Life Director

梁原 正寛

2013年、株式会社RINNを創業。「猫の健康を通じて、人々の暮らしを豊かに」をビジョンに掲げ、猫の健康をサポートする商品の企画・販売などを手がける。獣医師監修の元、日本の匠の技術とデザイナーの美意識によって生み出される美しい製品は、世界最高峰のデザイン賞の一つ、Red Dot Design Awardを受賞するなど、世界中で暮らす猫に愛用されている。

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小宮山 洋

YOH KOMIYAMA DESIGN, プロダクトデザイナー

小宮山 洋

プロダクトデザイナー/ YOH KOMIYAMA DESIGN
YKK AP 窓研究所立ち上げメンバー。多摩美術大学卒業後、建築事務所を経て、メーカーにてプロダクトデザイナーとして活動後、2011 年に東京・上海にてYOH KOMIYAMA DESIGN 設立。国内ではペット用自動給餌器「PETLY」や、蔦屋書店初のデジタルプロダクト「T Air」のデザインを担当。東京都美術館「TC&D」での作品展示。国外ではミラノサローネ「ventura projects」にてリサーチプロジェクト「mold」を発表。INTERNI「‘FEEDING’ New Ideas for The City」、parisのセレクトショップ「merci」での展示。MUJI AWARD GOLD PRIZE、Red Dot Design Award、Design for Asia Award、GOOD DESIGN AWARD など受賞多数。http://yohkomiyama.com/

詳細を見る プロダクトデザイナー/ YOH KOMIYAMA DESIGN
YKK AP 窓研究所立ち上げメンバー。多摩美術大学卒業後、建築事務所を経て、メーカーにてプロダクトデザイナーとして活動後、2011 年に東京・上海にてYOH KOMIYAMA DESIGN 設立。国内ではペット用自動給餌器「PETLY」や、蔦屋書店初のデジタルプロダクト「T Air」のデザインを担当。東京都美術館「TC&D」での作品展示。国外ではミラノサローネ「ventura projects」にてリサーチプロジェクト「mold」を発表。INTERNI「‘FEEDING’ New Ideas for The City」、parisのセレクトショップ「merci」での展示。MUJI AWARD GOLD PRIZE、Red Dot Design Award、Design for Asia Award、GOOD DESIGN AWARD など受賞多数。http://yohkomiyama.com/
岩岡 孝太郎

FabCafe LLP / 株式会社飛騨の森でクマは踊る, FabCafe創設メンバー、ヒダクマ代表取締役社長 兼CEO

岩岡 孝太郎

1984年東京生まれ。千葉大学卒業後、建築設計事務所に入社し個人住宅や集合住宅の設計を担当。その後、慶應義塾大学大学院に進学しデジタルものづくりの研究制作に従事。2011年、クリエイティブな制作環境とカフェをひとつにする“FabCafe”構想を持って株式会社ロフトワークに入社。2012年、東京渋谷にオープンしたデジタルものづくりカフェFabCafeのディレクターとして企画・運営する。2015年、岐阜県飛騨市にて官民共同企業である株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)の立ち上げに参画し、2016年FabCafe Hidaをオープン、森林資源を起点とした新たなプロジェクトに挑戦する。2018年4月より同取締役副社長、翌年4月から同代表取締役社長兼CEOを務める。2011〜2013年東京藝術大学AMC非常勤講師。参加展覧会に、可能世界空間論(2010年 ICC)、マテリアライジング展(2013年 東京藝術大学美術館陳列館)など。寄稿書籍に、『マテリアライジング・デコーディング 情報と物質とそのあいだ』(2014・millegraph)、『まちづくりの仕事ガイドブック:まちの未来をつくる63の働き方』(2016・学芸出版社)など。

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竹本 吉輝

株式会社トビムシ, 代表取締役

竹本 吉輝

1971年生まれ、神奈川県出身。地域社会のcommmonそのものである「森林」に着目、その地の森林業を再興しながら、素材やエネルギーや食料を域内循環できる仕組みを整え(ることを通じコロニーの動的平衡を担保す)ることを企図し、2009年株式会社トビムシを設立。以降、全国各地で森林及び地域の有機的関係性の再編集に資する(ような)事業をトータルにデザインしている。専門は環境法。国内環境政策立案に多数関与。武蔵野美術大学/大学院 非常勤講師(社会造形論)。

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Outline

開催日
2018年12月13日(木)15:00 – 18:00(受付 14:30-)
会場
loftwork COOOP10
[ 〒150-0043渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア10F ]
参加費
無料
定員
50名
対象
・森林資源を活用した商品開発に興味のある企業、個人、クリエイター
・NEKO及びRINN製品の取り扱いに興味のある方
主催
株式会社 飛騨の森でクマは踊る
協力
株式会社RINN、YOH KOMIYAMA DESIGN
ご注意
・参加者の皆さんのお写真や発表内容は、後日ヒダクマWebサイト(https://hidakuma.com/)に掲載いたします。
・プログラムは、予告なく変更される場合があります

ACCESS

Finished

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