世界初のAR×チェーンソー加工。
最新テクノロジーと職人技術の融合が生んだ曲がり木の価値とは?
Finished イベント終了
- Date
- 2020-10-29 (Thu)
- Time
- 16:00-17:45
- Place
- オンライン開催(Zoom)
- Capacity
- 100名
- fee
- 無料
Finished
About
今年9月、渋谷区の宮下公園内にあるカフェテラスに、突如現れた曲がった丸太の構造物。丸太のオブジェ、鳥の巣(Torinosu)など呼び方はいろいろで、座ったり、コーヒーを置いたり、ちょっとしたメモを取ったりと、使い方も思い思いです。
この構造物は、AR(拡張現実)技術とチェーンソー加工という、恐らく世界初の掛け合わせによって生まれました。設計・デザインを手掛けたのは、コンピュテーショナルデザインを用いた設計手法を得意とする浜田晶則建築設計事務所と、ARを使った新しいファブリケーションの仕組みを研究するERI SUMITOMO ARCHITECTS。このプロジェクトでヒダクマは、製作ディレクションを担当しました。
今回のオンラインイベントでは、3Dスキャン技術やAR技術を活用した製作過程を解説し、本プロジェクトが示す木材加工の新たな可能性について考えます。
広葉樹ならではの曲がり木は、大量生産には不向きでパルプや燃料のためのチップに加工されることがほとんどです。一方で、製材された真っ直ぐな板が曲木加工されることも。自然本来の個性や魅力を、現代のテクノロジーでどのように引出すことができるか、ぜひイベントに参加して一緒に考えてみませんか?
こんな人におすすめ
- テクノロジーを活用した木材加工に興味のある方
- 国産材利用に関心のある建築家・デザイナー・企業の方
- 広葉樹を活かした空間・家具づくりに興味のある方
- 木の使い方や木の特性に興味のある建築家・デザイナー
- 環境に配慮した木材利用について知りたい建築家・デザイナー・企業の方
Speaker
AHA 浜田晶則建築設計事務所, 建築家・teamLab Architectsパートナー
浜田 晶則
1984年富山県生まれ。2012年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。2012年Alex Knezoとstudio_01設立。同年teamLabにアーキテクトとして参加。2014年AHA 浜田晶則建築設計事務所設立。同年よりteamLab Architectsパートナー。2014年-2016年日本大学非常勤講師。2020年-日本女子大学非常勤講師、明治大学兼任講師。
コンピュテーショナルデザインを用いた設計手法で建築とデジタルアートの設計を行い、人と機械と自然が持続的に共生する社会構築をめざしている。
主な作品に「綾瀬の基板工場(2017)」、「パンとエスプレッソと自由形(2018)」、「魚津埋没林博物館KININAL(2018)」など。グッドデザイン賞2019、Iconic Award 2019, Best of Best、the 2A Continental Architectural Awards 2017, Second Placeなど国内外で受賞。
https://aki-hamada.com/
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1984年富山県生まれ。2012年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。2012年Alex Knezoとstudio_01設立。同年teamLabにアーキテクトとして参加。2014年AHA 浜田晶則建築設計事務所設立。同年よりteamLab Architectsパートナー。2014年-2016年日本大学非常勤講師。2020年-日本女子大学非常勤講師、明治大学兼任講師。コンピュテーショナルデザインを用いた設計手法で建築とデジタルアートの設計を行い、人と機械と自然が持続的に共生する社会構築をめざしている。
主な作品に「綾瀬の基板工場(2017)」、「パンとエスプレッソと自由形(2018)」、「魚津埋没林博物館KININAL(2018)」など。グッドデザイン賞2019、Iconic Award 2019, Best of Best、the 2A Continental Architectural Awards 2017, Second Placeなど国内外で受賞。
https://aki-hamada.com/
ERI SUMITOMO ARCHITECTS
住友 恵理
1986年東京都生まれ。2010年東京大学工学部建築学科卒業。2010~2014年千葉学建築計画事務所勤務。フリーランスを経て、2016~2018イギリスのバートレット建築学校にて修士号取得。ARを使った新しいファブリケーションの仕組みを研究する。2019年帰国の後、建築設計およびARと建築のコラボレーションをリサーチするERI SUMITOMO ARCHITECTSを開始。2019年11月慶応義塾大学SFC上席所員、2020年7月同大学特任助教。
https://www.erisumitomo.com/
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1986年東京都生まれ。2010年東京大学工学部建築学科卒業。2010~2014年千葉学建築計画事務所勤務。フリーランスを経て、2016~2018イギリスのバートレット建築学校にて修士号取得。ARを使った新しいファブリケーションの仕組みを研究する。2019年帰国の後、建築設計およびARと建築のコラボレーションをリサーチするERI SUMITOMO ARCHITECTSを開始。2019年11月慶応義塾大学SFC上席所員、2020年7月同大学特任助教。https://www.erisumitomo.com/
株式会社飛騨の森でクマは踊る, ヒダクマ 木工デザイナー / Fabマスター(蔵長)
浅岡 秀亮
株式会社飛騨の森でクマは踊る(ヒダクマ)所属。岐阜県飛騨市出身。名古屋芸術大学卒業後、家具メーカーやインテリアデザイン事務所で木工や家具デザインを経験し、フリーでも木工デザイナーとして活動。いつかは地元である飛騨古川へ戻り地域のものづくりに関わりたいと考え始めた矢先、ヒダクマのメンバーと出会う。地域に眠る資源をクリエイティブな視点で新たな価値をつくるという考え方に共感し帰郷を決意、2016年にヒダクマにジョイン。木のプロダクト開発や設計、制作、施工、記事執筆まで幅広く担当。木に対する幅広い知識や、職人への深いリスペクトを持ち、木に新しい価値を付与すべく日々奮闘中。
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株式会社飛騨の森でクマは踊る(ヒダクマ)所属。岐阜県飛騨市出身。名古屋芸術大学卒業後、家具メーカーやインテリアデザイン事務所で木工や家具デザインを経験し、フリーでも木工デザイナーとして活動。いつかは地元である飛騨古川へ戻り地域のものづくりに関わりたいと考え始めた矢先、ヒダクマのメンバーと出会う。地域に眠る資源をクリエイティブな視点で新たな価値をつくるという考え方に共感し帰郷を決意、2016年にヒダクマにジョイン。木のプロダクト開発や設計、制作、施工、記事執筆まで幅広く担当。木に対する幅広い知識や、職人への深いリスペクトを持ち、木に新しい価値を付与すべく日々奮闘中。FabCafe LLP / 株式会社飛騨の森でクマは踊る, FabCafe創設メンバー、ヒダクマ代表取締役社長 兼CEO
岩岡 孝太郎
1984年東京生まれ。千葉大学卒業後、建築設計事務所に入社し個人住宅や集合住宅の設計を担当。その後、慶應義塾大学大学院に進学しデジタルものづくりの研究制作に従事。2011年、クリエイティブな制作環境とカフェをひとつにする“FabCafe”構想を持って株式会社ロフトワークに入社。2012年、東京渋谷にオープンしたデジタルものづくりカフェFabCafeのディレクターとして企画・運営する。2015年、岐阜県飛騨市にて官民共同企業である株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)の立ち上げに参画し、2016年FabCafe Hidaをオープン、森林資源を起点とした新たなプロジェクトに挑戦する。2018年4月より同取締役副社長、翌年4月から同代表取締役社長兼CEOを務める。2011〜2013年東京藝術大学AMC非常勤講師。参加展覧会に、可能世界空間論(2010年 ICC)、マテリアライジング展(2013年 東京藝術大学美術館陳列館)など。寄稿書籍に、『マテリアライジング・デコーディング 情報と物質とそのあいだ』(2014・millegraph)、『まちづくりの仕事ガイドブック:まちの未来をつくる63の働き方』(2016・学芸出版社)など。
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1984年東京生まれ。千葉大学卒業後、建築設計事務所に入社し個人住宅や集合住宅の設計を担当。その後、慶應義塾大学大学院に進学しデジタルものづくりの研究制作に従事。2011年、クリエイティブな制作環境とカフェをひとつにする“FabCafe”構想を持って株式会社ロフトワークに入社。2012年、東京渋谷にオープンしたデジタルものづくりカフェFabCafeのディレクターとして企画・運営する。2015年、岐阜県飛騨市にて官民共同企業である株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)の立ち上げに参画し、2016年FabCafe Hidaをオープン、森林資源を起点とした新たなプロジェクトに挑戦する。2018年4月より同取締役副社長、翌年4月から同代表取締役社長兼CEOを務める。2011〜2013年東京藝術大学AMC非常勤講師。参加展覧会に、可能世界空間論(2010年 ICC)、マテリアライジング展(2013年 東京藝術大学美術館陳列館)など。寄稿書籍に、『マテリアライジング・デコーディング 情報と物質とそのあいだ』(2014・millegraph)、『まちづくりの仕事ガイドブック:まちの未来をつくる63の働き方』(2016・学芸出版社)など。株式会社飛騨の森でクマは踊る, 森林・地域交流プロデューサー
志田 岳弥
1991年東京生まれ。琉球大学農学部を卒業後、国際協力機構(JICA)青年海外協力隊としてペルー共和国に赴任。国家自然保護区管理事務局ピウラ事務所で、自然保護区周辺の学校や、市街地市民を対象にした環境教育に従事する。帰国後、EC専門紙記者を経て、再び南米に渡航。食糧生産とその流通に興味を持ち、チリ共和国にてサーモンの養殖産業を取材し、業界誌に寄稿。2020年3月に飛騨市へ移り住み、同年6月よりヒダクマに所属。
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1991年東京生まれ。琉球大学農学部を卒業後、国際協力機構(JICA)青年海外協力隊としてペルー共和国に赴任。国家自然保護区管理事務局ピウラ事務所で、自然保護区周辺の学校や、市街地市民を対象にした環境教育に従事する。帰国後、EC専門紙記者を経て、再び南米に渡航。食糧生産とその流通に興味を持ち、チリ共和国にてサーモンの養殖産業を取材し、業界誌に寄稿。2020年3月に飛騨市へ移り住み、同年6月よりヒダクマに所属。Program
- 16:00-16:05
- ・オープニング
・イントロダクション
・森を起点としたヒダクマの取り組み
志田岳弥(ヒダクマ) - 16:05-16:15
- ・浜田晶則建築設計事務所
-「コンピュテーショナルデザインによる建築とデジタルアート」
浜田晶則(浜田晶則建築設計事務所) - 16:15-16:25
- ・ERI SUMITOMO ARCHITECTS
-「AR×建築で拓く新たな可能性」
住友恵理(ERI SUMITOMO ARCHITECTS) - 16:25-16:45
- ・製作プロセスの解説
-曲がり木探し
-丸太の3Dスキャン・モデリング
–AR(拡張現実)デバイスを用いた加工・設置
浜田晶則
住友恵理 - 16:45-16:50
- 休憩
- 16:50-17:35
- ・ディスカッション
テーマ:「テクノロジー活用が生み出す新しい木材加工の可能性」
聞き手:岩岡孝太郎(ヒダクマ)
話し手:浜田晶則
住友恵理
浅岡秀亮(ヒダクマ) - 17:35-17:40
- Q&A
- 17:40-17:45
- ヒダクマからのご案内
- イベント終了
Outline
- 開催日時
- 2020年10月29日(木)16:00-17:45
- 参加費
- 無料
- 定員
- 100名
- 会場
- オンライン開催(Zoom)
- 対象
- ・テクノロジーを活用した木材加工に興味のある方
・国産材利用に関心のある建築家・デザイナー・企業の方
・広葉樹を活かした空間・家具づくりに興味のある方
・木の使い方や木の特性に興味のある建築家・デザイナー
・環境に配慮した木材利用について知りたい建築家・デザイナー・企業の方 - お申し込み
- 本記事の「Join」をクリックし、フォームよりご予約ください。
※ 申し込み締切:2020年10月28日(水) 10:00 - 注意
- ・プログラムは、予告なく変更される場合があります。
・申込者多数の場合は、抽選となりますので予めご容赦ください。
・イベント当日の内容は後日ヒダクマのオウンドメディアに掲載する場合があります。
・Zoomでの参加が難しい方にはYouTube Live配信のURLをご案内します。 - 主催
- 株式会社飛騨の森でクマは踊る / FabCafe Hida
【予告】「建築家・デザイナーのためのオンライン相談会」のご案内
イベント参加者の方には、オンライン相談のお申し込みURLを開催後にご案内いたします。ご相談後、飛騨の森や製材現場を訪問するツアーを企画することも可能です。ぜひイベントに参加いただき、お気軽にご相談ください。
申し込み締切:2020年10月28日(水) 10:00