未来ビジョンをバックキャスティングで描く
ゲスト:株式会社三井住友銀行 サステナビリティ企画部
Finished イベント終了
- Date
- 2022-07-04 (Mon)
- Time
- 13:30-14:30
- Place
- Zoom
- fee
- 無料
Finished
About
未来ビジョンをバックキャスティングで描くプロセスを紹介
本イベントでは、これからの組織が向かう未来を可視化する、「未来ビジョン」を作成することを検討されている方を対象に、バックキャスティングの手法から未来ビジョンを描くプロセスをご紹介します。
ゲストには、プロジェクトパートナーとしてご一緒した株式会社三井住友銀行 サステナビリティ企画部の竹田 達哉さんをお招きし、SMBCとロフトワークが共同で進めた、実際のプロジェクトを事例に取り上げます。
いま、どうして未来ビジョンを言語化する企業が増えているのか
パーパス経営やデザイン経営などの言葉を聞く機会が増えた人も多いのではないでしょうか。その背景には複数の要因があります。例えば、SDGsやESG投資の流れから、企業でも事業活動を通じた社会的インパクトの創出が求められてきていること。ミレニアル世代やZ世代の意識の変化から、サステナビリティやダイバーシティ・インクルージョンへの企業活動を期待されていること。
様々なステークホルダーから企業のあり方が問われる今。改めて自社の事業やサービス、組織の向かう理想をどう描くか。描いた未来を実現するためになにをすればいいか。
そこで、トレンド分析だけでない、意思を持った自分たちのありたい姿を構想し、未来ビジョンとして言語化や可視化をする企業が増えてきています。
ロフトワークは、こうした課題を抱える企業の皆さんとともに、今の常識にとらわれず、未来の可能性をつくるパートナーとして、数々の企業の未来ビジョン作成をサポートしてきました。今回は、プロジェクトを通して見えた知見の一部をご紹介するとともに、参加者の皆さんの疑問や課題にもお答えします。
バックキャスティングとは?
バックキャスティングは、望ましい未来を定義することからはじめます。定義した未来に視点を置き、現在をみつめる形で、未来を実現するためにいまからできることを考えていく方法です。
とくに、望ましい未来を描くときに、環境制約も取り入れることで、将来の社会的な諸問題も受け入れ、生活者に新しいライフスタイルへの変容を促すことで問題解決を目指すビジョンや事業アイデアを創出するのに活用できます。
こんな人におすすめ
- 未来ビジョンをつくる具体的なステップを知りたい
- SDGsやESG投資の観点も取り入れた未来を描きたい
- トレンド分析だけで終わらず、自分たちが描きたい未来も一緒に考えたい人
- 今年度中に未来ビジョンをつくりたい
Program
- 13:30-14:10
- Cross Talk「未来ビジョンをバックキャスティングで描く」プロセス&事例紹介
株式会社三井住友銀行 サステナビリティ企画部 部長 竹田達哉
株式会社ロフトワーク 執行役員/イノベーションメーカー 棚橋 弘季
株式会社ロフトワーク Culture Executive/マーケティングリーダー 岩沢 エリ - 14:10-14:30
- 質疑応答
株式会社三井住友銀行 サステナビリティ企画部 部長 竹田達哉
株式会社ロフトワーク 執行役員/イノベーションメーカー 棚橋 弘季
株式会社ロフトワーク Culture Executive/マーケティングリーダー 岩沢 エリ
Outline
- 開催日
- 2022年7月4日13:30-14:30
- 参加費
- 無料
- 配 信
- Zoom
- 対 象
-
- サステナビリティ推進室、SDGs推進室など企業のサステナビリティに関わる人
- 経営企画やコーポレートブランディング担当者
- 未来創造や長期的な視野でビジョンを構築したい企業、組織
- 主 催
- 株式会社ロフトワーク
- ご注意
-
- 参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日loftwork.comに掲載する場合があります
- プログラムは、予告なく変更される場合があります。
Speaker
三井住友フィナンシャルグループ, サステナビリティ企画部 部長
竹田 達哉
1996年、入行。経営企画部、ITイノベーション推進部等を経て、2019年4月より株式会社三井住友フィナンシャルグループ 企画部 サステナビリティ推進室に所属、サステナビリティ戦略策定に従事。2022年4月より現職。
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1996年、入行。経営企画部、ITイノベーション推進部等を経て、2019年4月より株式会社三井住友フィナンシャルグループ 企画部 サステナビリティ推進室に所属、サステナビリティ戦略策定に従事。2022年4月より現職。株式会社ロフトワーク, 執行役員 兼 イノベーションメーカー
棚橋 弘季
芝浦工業大学卒業後、マーケティングリサーチの仕事を経て、1999年頃よりWeb制作の仕事に携わるように。2004年からは株式会社ミツエーリンクスにてWeb戦略立案や人間中心設計によるコンサルティング業務に従事。2008年からは仕事の対象をWebからプロダクト/サービスへとシフトし、株式会社イードにてユーザーリサーチやインタラクションデザインに関するコンサルティングを経て、2009年株式会社コプロシステムにてクライアント企業のための新規商品/サービス開発支援業務や社内イノベーター育成のための教育プログラムの提供などを行う。2013年にロフトワーク入社。サービスデザインの領域を中心に、クライアントのビジネス活動にイノベーションを実現するための支援業務を担当する。 著書に『デザイン思考の仕事術』、『ペルソナ作って、それからどうするの?』、共著に『マーケティング2.0』。個人ブログ「DESIGN IT! w/LOVE」は2005年から継続中。
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芝浦工業大学卒業後、マーケティングリサーチの仕事を経て、1999年頃よりWeb制作の仕事に携わるように。2004年からは株式会社ミツエーリンクスにてWeb戦略立案や人間中心設計によるコンサルティング業務に従事。2008年からは仕事の対象をWebからプロダクト/サービスへとシフトし、株式会社イードにてユーザーリサーチやインタラクションデザインに関するコンサルティングを経て、2009年株式会社コプロシステムにてクライアント企業のための新規商品/サービス開発支援業務や社内イノベーター育成のための教育プログラムの提供などを行う。2013年にロフトワーク入社。サービスデザインの領域を中心に、クライアントのビジネス活動にイノベーションを実現するための支援業務を担当する。 著書に『デザイン思考の仕事術』、『ペルソナ作って、それからどうするの?』、共著に『マーケティング2.0』。個人ブログ「DESIGN IT! w/LOVE」は2005年から継続中。株式会社ロフトワーク, Culture Executive/マーケティング リーダー
岩沢 エリ
東京都出身、千葉市在住。大学でコミュニケーション論を学んだ後、マーケティングリサーチ会社、不動産管理会社の新規事業・経営企画室を経て、2015年ロフトワークに入社。マーケティングチームのリーダーとして、ロフトワークのコミュニケーションデザイン・マーケティング戦略設計、チームマネジメントを担う。2022年4月からCulture Executiveを兼任し、未来探索と多様性を創造力に変えるカルチャー醸成に取り組む。最近では、「分解可能性都市」をテーマに、生産・消費に加えて分解活動が当たり前となる都市生活へシステムチェンジするためのデザインアプローチを探究している。1児の母。