地域や社会と連携・協働し、共に創る学校とは?
〜あしたの学校づくりを探る、地域・学校の対話の場〜
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レポート
掲載中
文部科学省は、あしたの学校施設づくりを支援するプラットフォーム「CO-SHA Platform(コーシャプラットフォーム)」を立ち上げました。学校設置者や教職員のみなさんに向け、学校施設の整備・活用を推進する支援を行っていきます。本イベントは、この取り組みの一環として開催し、「地域や社会との共創空間としての学校」をテーマに登壇者の方々から事例を基に講演頂き、その後、有識者を交えたクロストークにより、地域における学校施設の在り方を深堀りします。
ロフトワークは、「CO-SHA Platform」の事務局として、イベントの運営支援を行います。
- Date
-
2023-02-16 (Thu)
14:00-17:00
- Place
- オンライン(zoom)
- fee
- 無料
Finished
文部科学省は、あしたの学校施設づくりを支援するプラットフォーム「CO-SHA Platform(コーシャプラットフォーム)」を立ち上げました。学校設置者や教職員のみなさんに向け、学校施設の整備・活用を推進する支援を行っていきます。本イベントは、この取り組みの一環として開催し、「地域や社会との共創空間としての学校」をテーマに登壇者の方々から事例を基に講演頂き、その後、有識者を交えたクロストークにより、地域における学校施設の在り方を深堀りします。
ロフトワークは、「CO-SHA Platform」の事務局として、イベントの運営支援を行います。
About
現在、学校教育の場では、子どもたちの可能性を引き出す個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を図る「令和の日本型学校教育」の実現、および、そのための施設整備の推進が求められています。その一方で、施設整備の現場では、改修ノウハウや専門職員の不足など様々な課題を抱えているのが現状です。
このような背景の中、文部科学省は、あしたの学校施設づくりを支援するプラットフォーム「CO-SHA Platform(コーシャプラットフォーム)」を立ち上げました。主に小中学校の学校設置者や教職員のみなさんに向け、学校施設の整備や活用を進めるための支援を行い、また、共有・共創の場づくりを目指していきます。
CO-SHA Platform Webサイト
本イベントは、この取り組みの一環として開催し、「地域や社会との共創空間としての学校」をテーマに登壇者の方々から事例を基に講演頂き、その後、有識者を交えたクロストークにより、地域における学校施設の在り方を深堀りします。
こんな人におすすめです
- 教育委員会関係者の方(行政・施設整備担当)
- 教職員の方
- 学校建築に関わる建築設計者の方
Program
- 14:00-14:05
- オープニング
・鈴木 あゆみ(株式会社ロフトワーク) - 14:05-14:10
- CO-SHAプラットフォームの概要紹介
・五十嵐 俊祐(文部科学省 大臣官房文教施設企画・防災部 施設企画課)
CO-SHAプラットフォーム事業のねらいと、「新しい時代の学びを実現する学校施設の在り方について(最終報告)」の概要を共有します。 - 14:10-14:20
- 学校複合化や地域との協働に関する文部科学省の取組の紹介
・早田 清宏(文部科学省 大臣官房文教施設企画・防災部 施設企画課)
今回のテーマである「共創空間」について、地域と共創する学校の在り方や、共創空間を実現する学校施設と他施設との複合化という視点で説明します。 - 1部 : 学校が地域と連携を実現するプロセスについて
- 14:20-14:50
-
ゲストプレゼンテーション
奈良県吉野町 吉野さくら学園
・山本 英樹(奈良県吉野町教育委員会事務局教育総務課)滋賀県近江八幡市 桐原小学校
・薗田 毅(近江八幡市教育委員会事務局教育総務課)
・村地 信彦(滋賀県近江八幡市立金田小学校) - 14:50-15:20
-
クロストーク
・山本 英樹(奈良県吉野町教育委員会事務局教育総務課)
・薗田 毅(近江八幡市教育委員会事務局教育総務課)
・村地 信彦(滋賀県近江八幡市立金田小学校)
・モデレーター:倉⽃ 綾⼦(千葉⼯業⼤学創造⼯学部デザイン科学科) - 15:20-15:30
- 質疑応答
- 15:30-15:40
- 休憩
- 2部 : 学校が継続的に地域連携していく運用について
- 15:40-16:10
- ゲストプレゼンテーション
福島県立ふたば未来学園
・南郷 市兵(福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校)
・横山 和毅(認定特定非営利活動法人カタリバ) - 16:10-16:40
- クロストーク
・南郷 市兵(福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校)
・横山 和毅(認定特定非営利活動法人カタリバ)
・モデレーター:倉⽃ 綾⼦(千葉⼯業⼤学創造⼯学部デザイン科学科) - 16:40-16:50
- 質疑応答
- 16:50-17:00
- クロージング
Outline
- 日時
- 2023年2月16日(木)14:00-17:00
- 場所
- オンライン(zoom)
- 参加費
- 無料
ご注意
- 事前予約制です。
- オンライン開催となります。視聴用URLは、開催前日にお送りします。
- プログラムは、予告なく変更される場合があります。
主催
文部科学省
協力
令和4年度 新時代の学びを実現する学校施設整備・活用推進プラットフォーム構築・運用業務委託事業 事務局:株式会社ロフトワーク
Speaker
奈良県吉野町教育委員会事務局, 教育総務課 課長補佐
山本 英樹
1975年生まれ。奈良県吉野町出身。大学卒業後に吉野町役場入庁、2007-2010年に町立吉野中学校の改築事業を担当。その経験を生かし、2018年から、小中一貫教育校吉野さくら学園の創設事業に従事。建築に関しては素人同然だが、「対話」「丁寧なプロセス」「調整役」をモットーにした学校づくりを進める。また、地元である世界遺産・吉野山で、伝統行事保存会の会長や消防団分団長など地域活動に携わる。
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1975年生まれ。奈良県吉野町出身。大学卒業後に吉野町役場入庁、2007-2010年に町立吉野中学校の改築事業を担当。その経験を生かし、2018年から、小中一貫教育校吉野さくら学園の創設事業に従事。建築に関しては素人同然だが、「対話」「丁寧なプロセス」「調整役」をモットーにした学校づくりを進める。また、地元である世界遺産・吉野山で、伝統行事保存会の会長や消防団分団長など地域活動に携わる。近江八幡市教育委員会事務局, 教育総務課 課長補佐(教育施設管理グループリーダー)
薗田 毅
1993年近江八幡市役所に入庁、市営住宅管理、営繕担当課等を経て、2012年に配属された教育施設整備推進室からは学校の施設整備に従事することに。 施設の耐震化やトイレ改修を進めるとともに、当時は珍しかった小学校グラウンドの芝生化(天然芝)に取り組む。
現在でも学校に訪れる際は子どもたちの成長とともに芝生の生長を見守っている。安全安心な学校は施設の維持管理が最も重要と考え、時間を見つけてはひとり工具をもって修繕を行うことも。
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1993年近江八幡市役所に入庁、市営住宅管理、営繕担当課等を経て、2012年に配属された教育施設整備推進室からは学校の施設整備に従事することに。 施設の耐震化やトイレ改修を進めるとともに、当時は珍しかった小学校グラウンドの芝生化(天然芝)に取り組む。現在でも学校に訪れる際は子どもたちの成長とともに芝生の生長を見守っている。安全安心な学校は施設の維持管理が最も重要と考え、時間を見つけてはひとり工具をもって修繕を行うことも。
滋賀県近江八幡市立金田小学校, 校長(滋賀県小学校理科部会長)
村地 信彦
滋賀県内の小学校に勤務し、県小学校理科部会に教諭時代からかかわり、現在県小学校理科部会長を務める。教諭時代に大規模校の分離新築に関わった経験を生かし、7年前にはコミュニティエリアと防災の拠点として移転新築する近江八幡市立桐原小学校の建築会議に教頭として学校側の窓口となる。竣工後は桐原小学校長として校舎の特徴を生かした学校経営を進める。現在の勤務校である金田小学校も、桐原小学校同様のコミュニティエリアと防災の拠点としての機能を持った複合施設として新築された市内最初の小学校である。
近江八幡市立小学校の校庭(運動場)全面緑化(芝生化)事業についても管理職としてその維持管理に努めている。
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滋賀県内の小学校に勤務し、県小学校理科部会に教諭時代からかかわり、現在県小学校理科部会長を務める。教諭時代に大規模校の分離新築に関わった経験を生かし、7年前にはコミュニティエリアと防災の拠点として移転新築する近江八幡市立桐原小学校の建築会議に教頭として学校側の窓口となる。竣工後は桐原小学校長として校舎の特徴を生かした学校経営を進める。現在の勤務校である金田小学校も、桐原小学校同様のコミュニティエリアと防災の拠点としての機能を持った複合施設として新築された市内最初の小学校である。近江八幡市立小学校の校庭(運動場)全面緑化(芝生化)事業についても管理職としてその維持管理に努めている。
福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校副校長, 元 中央教育審議会教育課程部会専門委員 / 早稲田大学環境総合研究センター招聘研究員
南郷 市兵
2001年慶應義塾大学総合政策学部卒業。株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)勤務を経て文部科学省入省。
東日本大震災後は、被災三県の自治体との連絡調整を担当。震災を契機とした新たな教育の創造を目指した「創造的復興教育」を推進。福島県双葉郡の教育復興に携わり、ふたば未来学園の開校準備も担当。
2015年4月、福島県立ふたば未来学園高等学校の開校と同時に副校長として着任。同時に中央教育審議会教育課程部会専門委員を務める。
著書に、『学習指導要領の未来』(寄稿、2021年9月、学事出版)、『「アクティブ・ラーニング」を考える』(寄稿、教育課程研究会 編、2016年9月、東洋館出版社)、『希望の教育』(文部科学省創造的復興教育研究会 著、2014年3月、東洋館出版社)等。
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2001年慶應義塾大学総合政策学部卒業。株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)勤務を経て文部科学省入省。東日本大震災後は、被災三県の自治体との連絡調整を担当。震災を契機とした新たな教育の創造を目指した「創造的復興教育」を推進。福島県双葉郡の教育復興に携わり、ふたば未来学園の開校準備も担当。
2015年4月、福島県立ふたば未来学園高等学校の開校と同時に副校長として着任。同時に中央教育審議会教育課程部会専門委員を務める。
著書に、『学習指導要領の未来』(寄稿、2021年9月、学事出版)、『「アクティブ・ラーニング」を考える』(寄稿、教育課程研究会 編、2016年9月、東洋館出版社)、『希望の教育』(文部科学省創造的復興教育研究会 著、2014年3月、東洋館出版社)等。
認定特定非営利活動法人カタリバ, 福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校 学校支援統括コーディネーター / コラボ・スクール 双葉みらいラボ 拠点長
横山 和毅
神奈川県出身。専修大学文学部卒。
2011年4月に新卒でNPOカタリバへ入職。出張授業「カタリ場」の事業リーダーとして100校以上の首都圏や地方の高校へ届ける。2016年よりコラボ・スクール「大槌臨学舎」にて、町内の中高生の支援に従事。2019年からふたば未来学園中学校・高校支援を担当。2021年より現職。
福島県を中心とした全国の探究学習の生徒・学校支援を中心に、実践型探究学習「マイプロジェクト」事業や放課後ユースセンター運営に取り組む。
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神奈川県出身。専修大学文学部卒。2011年4月に新卒でNPOカタリバへ入職。出張授業「カタリ場」の事業リーダーとして100校以上の首都圏や地方の高校へ届ける。2016年よりコラボ・スクール「大槌臨学舎」にて、町内の中高生の支援に従事。2019年からふたば未来学園中学校・高校支援を担当。2021年より現職。
福島県を中心とした全国の探究学習の生徒・学校支援を中心に、実践型探究学習「マイプロジェクト」事業や放課後ユースセンター運営に取り組む。
文部科学省, 大臣官房文教施設企画・防災部 施設企画課
五十嵐 俊祐
2016年、設備工事会社を経て文部科学省へ入省。機械設備工事の建設計画、施工管理業務、文教施設に関する総合企画調整、災害対応業務に従事する。その後男女共同参画、共生社会形成に向けた生涯学習に関して、併せて学校安全に関する施策の企画立案業務に従事。2023年から現職。
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2016年、設備工事会社を経て文部科学省へ入省。機械設備工事の建設計画、施工管理業務、文教施設に関する総合企画調整、災害対応業務に従事する。その後男女共同参画、共生社会形成に向けた生涯学習に関して、併せて学校安全に関する施策の企画立案業務に従事。2023年から現職。文部科学省, 大臣官房文教施設企画・防災部 施設企画課
早田 清宏
2006年、文部科学省へ入省。学校施設の耐震化、エコスクールの推進、水害対策、バリアフリー化など、主に公立小中学校整備に関する施策推進に携わる。内閣府、国立教育政策研究所への出向の他、2015年に岐阜県池田町に出向し、教育を通じた地方創生や、役場と町民の対話によるまちづくりを実施。2022年から現職。
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2006年、文部科学省へ入省。学校施設の耐震化、エコスクールの推進、水害対策、バリアフリー化など、主に公立小中学校整備に関する施策推進に携わる。内閣府、国立教育政策研究所への出向の他、2015年に岐阜県池田町に出向し、教育を通じた地方創生や、役場と町民の対話によるまちづくりを実施。2022年から現職。千葉⼯業⼤学, 創造⼯学部デザイン科学科 准教授
倉⽃ 綾⼦
東京都⽴⼤学⼤学院⼯学研究科建築学専攻修了。博⼠(⼯学)
家具メーカー勤務などを経て、現職。
⽂部科学省「学校施設の在り⽅に関する調査研究協⼒者会議」「新しい時代の学校施設検討部会」委員を始め複数の委員会に参加。
その他、地⽅⾃治体における公共施設マネジメントの専⾨委員を歴任。
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東京都⽴⼤学⼤学院⼯学研究科建築学専攻修了。博⼠(⼯学)家具メーカー勤務などを経て、現職。
⽂部科学省「学校施設の在り⽅に関する調査研究協⼒者会議」「新しい時代の学校施設検討部会」委員を始め複数の委員会に参加。
その他、地⽅⾃治体における公共施設マネジメントの専⾨委員を歴任。
株式会社ロフトワーク, Layout ディレクター
鈴木 あゆみ
1994年生まれ、東京都出身。学生時代に行っていた認定NPO法人カタリバでの活動や、テーマパークでのアルバイト経験により「対話」や「コミュニケーション」、「場づくり」に興味を持つ。ホテル業界、コワーキングスペース、コミュニティスペースなどで勤務したのち、持続可能なコミュニティづくりを学ぶために、2023年ロフトワークへ入社。好きなことはカメラ、ディズニー、読書、旅行、ひととひとを繋げること。特技は結婚式二次会の幹事。