暮らしつくる Living Room Lab vol.1

『暮らしつくる Living Room Lab』は、一歩先の未来の豊かな生活を探求する実験場です。
未来のリビングルームに欲しいものを、毎回考えて作ることをコンセプトとしています。

これまで経済の合理性によって効率的に便利なものを求め生産/消費することで、モノや情報にあふれる暮らしを享受してきました。その一方で、経済活動からみると一見無駄に見えることや、本当に欲しいものを自分たちで見つけて創作する余白のある体験を忘れかけているのかもしれません。
日々の暮らしの中心にあるリビングルームは、便利さや効率よりも、衣食住の暮らしの豊かさが求められる場です。一見無駄に思えることや遊び・趣味嗜好など、好奇心を起点にものづくりを考えてみませんか。自身や社会にとっての豊かさを考えて、また愛着あるものを作るようなものづくりをしませんか。その過程にはさまざまな創造に結びつくヒントも宿っているはずです。

『暮らしつくる Living Room Lab』では、わたしたちも社会も豊かになるような生活を、感性を働かせてこれまでの「物質的な豊かさのその先」を想像しながら作っていきましょう。
各回様々な感性を持った企業やクリエイターとともに、トークセッションやワークショップを通して豊かな暮らしの形を探求します。

初回のゲストは、現在東京と山梨２箇所に拠点を置き生活を行っている田中麻喜子さん。富士吉田市にある富士北麓で、ハーブを生産する「HERBSTAND」の運営をサポートしながら、自らも「森と繋がる食と暮らし」を探求する活動をしています。

トークセッションでは「富士北麓の暮らし」や「食べられる森の可能性」をテーマに、富士北麓と東京の2拠点での生活をする上で、どういった暮らしやすさや発見があるのか、ご自身の活動「HERBSTAND」と「MORI projects」について、フォレスト ベジタブルや樹木の未来の可能性についてお話いただきます。

また、ワークショップでは、実際に富士北麓で収穫した樹木やハーブの匂いを嗅いだり、食べたり、飲んだりと体験できます。ハーブを五感で感じる体験を通し、日常生活に取り入れられる新たな活用方法など、自由なアイディエーションに取り組みます。

• 富士北麓で収穫した、松、ヒノキ、モミ、クロモジの飲み比べ
• 樹木のブレンドハーブティー作り
• 樹木の形状や香りについてのレクチャーをベースに、どう衣食住に活かせるかディスカッションなど

• 食×地域の取り組みに関心がある方
• クリエイターの方と交流を持ちたい方
• 新規事業やCSRに関心がある方
• 新規事業担当やサステナビリティ担当、未来を見据えた業務を行っている企業の方