EVENT セミナー

森、地域、組織に良い循環を生み出すオフィス空間ができるまで

Finished イベント終了

Date
2023-05-29 (Mon)
16:00-17:30
Place
FabCafe Tokyo
Capacity
20
fee
無料

Finished

About

テレワークの普及により、改めてオフィスに出社することの意味や重要性が問われるようになりました。コミュニケーションの場としてのオフィスの重要度は増し、居心地の良い環境を考える上での「ウェルビーイング」や地球環境に配慮した「サステナブルなデザイン」という観点から、オフィスに自然を取り入れることが進んでいます。

ロフトワークの中で場づくり・まちづくりを手掛けるLAYOUT Unit.では、実験スペース「β」を立ち上げ、これからの時代に求められる働き方・暮らし方に合わせた仕組みや空間のあり方を探ってきました。ヒダクマでは、飛騨の広葉樹の森を背景に、広葉樹をはじめとした森の資源を取り入れたオフィス空間のプロデュース、設計、製作ディレクションに取り組み、サステナブルな空間づくりや企業のオフィス空間のポテンシャルを引き出すことに挑戦してきました。

本イベントでは、LAYOUT Unit.の実験をベースにこれから求められる空間のあり方をご紹介しながら、今後求められるオフィス空間において、飛騨の森、地域のパートナーがどのように関わり、サステナブルな空間づくりや企業のオフィス空間のポテンシャルを引き出すことに貢献できるのかをお話します。また、森や自然と向き合うことがオフィスのあり方をどう変えていくのか、についても皆さんと議論できればと思っています。 イベント終了後、希望者のみになりますが、ヒダクマが手掛けたロフトワークオフィス(一部)の見学ツアーも実施したいと思います。皆さまのご参加をお待ちしています。

社員が出社したくなるような活発な交流の場を目指したJNSホールディングス株式会社の本社オフィス。フロア中央には表情豊かな広葉樹から成る収納什器群が集結し、社員同士の日常的なコミュニケーションのハブとなる。(写真:三嶋 一路

社員が身近な未来を描き、行動を共に起こす場所を目指した共栄鋼材株式会社のオフィス。場ができるまでのプロセスにも社員が加わり、未来を描く活動を実践しながらできあがった。(写真:長谷川 健太)

LAYOUTチームが行う実のなる植物や野菜などをオフィスで育てる実験。植物を育てるプロセスの中で、社員間で起こるコミュニケーションの変化や、人と植物が共に過ごすことで生まれる効果を実験・検証している。

飛騨の広葉樹の森。森を中心に、伐採・製材・加工の連携が進み、ものづくりに取り組む環境がある。飛騨市を中心に森づくりの取り組みも進む。

希望者にはヒダクマが手掛けたロフトワークのオフィス見学(一部)を実施します。(写真:長谷川 健太)

こんな方におすすめ

  • 「脱炭素・木質化」といったサステナブルなオフィス空間を目指す設計・施工担当者および企業担当者
  • コミュニケーションの向上、居心地の良いオフィス空間をつくるなど、新しい働き方の実現に向けたオフィスを目指す設計・施工担当者および企業担当者
  • 自然環境と向き合いながら、プロジェクトを推進したいと考える企業担当者

Outline

開催日
2023年5月29日(月) 16:00~17:30
会場
FabCafe Tokyo
参加費
無料 ※ FabCafe Tokyoでの1オーダーをお願いします
定 員
20名
申込方法
事前予約制。本ページにある「参加する」をクリックし、申し込みフォームよりご予約ください。
申込締切
2023年05月26日(金)23:59
共 催
株式会社ロフトワーク、株式会社飛騨の森でクマは踊る
ご注意
  • プログラムは予告なく変更される場合があります。
  • イベント当日の内容は、後日ロフトワーク・ヒダクマのオウンドメディアに掲載する場合があります。
  • 申し込みをいただいた方には、当日のご案内を開催日までにお知らせいたします。
お問い合わせ先:
E-mail: pr@hidakuma.com Tel: 0577-57-7686

Program

15:45-16:00
イベント受付
16:00-16:05
イントロダクション
株式会社飛騨の森でクマは踊る 松山 由樹
16:05-16:15
これからの時代に求められる働き方、そして空間のあり方とは?
株式会社ロフトワーク 伊阪 若奈
16:15-16:30
飛騨の森、地域とつくるオフィス空間
株式会社飛騨の森でクマは踊る 岩岡 孝太郎
株式会社飛騨の森でクマは踊る 門井 慈子
16:30-16:50
トーク「森、自然と向き合うことがオフィスのあり方を変える?」
16:50-17:00
質疑応答
17:00-17:30
交流会
17:30-18:00
ロフトワークオフィス見学(希望者のみ)

Speaker

伊阪 若奈

株式会社ロフトワーク, Layout ディレクター

伊阪 若奈

愛知県名古屋市出身。大学・大学院では建築意匠や都市計画を専攻し、銭湯の立地と都市形成の関係について研究を行う。学外では設計のワークショップや古民家の保存プロジェクト、模型作成を通じた震災復興支援活動など様々な活動に携わり、広い領域から建築の価値を模索している。卒業後は建築設計事務所にて愛知県を中心にオフィスや学校、集合住宅などの意匠設計を行う。働く場をはじめとして、教育や美術の場など「人が成長する空間」づくりに携わっていきたいと考え、2022年ロフトワークに入社。お風呂時間をこよなく愛する。マイベストお風呂温度は40℃。

詳細を見る 愛知県名古屋市出身。大学・大学院では建築意匠や都市計画を専攻し、銭湯の立地と都市形成の関係について研究を行う。学外では設計のワークショップや古民家の保存プロジェクト、模型作成を通じた震災復興支援活動など様々な活動に携わり、広い領域から建築の価値を模索している。卒業後は建築設計事務所にて愛知県を中心にオフィスや学校、集合住宅などの意匠設計を行う。働く場をはじめとして、教育や美術の場など「人が成長する空間」づくりに携わっていきたいと考え、2022年ロフトワークに入社。お風呂時間をこよなく愛する。マイベストお風呂温度は40℃。
松山 由樹

ヒダクマ, ヒダクマ 森へ事業部 森の翻訳者

松山 由樹

京都府立大学大学院 応用生命科学専攻修了。在学中に所属していた土壌化学研究室での研究活動やフィールドワークを通じ、自然科学の面白さを知る。その後、高分子材料の試験機関に勤務し工業的な材料に関わる中で、自然由来の素材である木の利用に興味を持ち、2021年よりヒダクマに入社。趣味は山登り。飛騨の山を歩き尽くしたい。

詳細を見る 京都府立大学大学院 応用生命科学専攻修了。在学中に所属していた土壌化学研究室での研究活動やフィールドワークを通じ、自然科学の面白さを知る。その後、高分子材料の試験機関に勤務し工業的な材料に関わる中で、自然由来の素材である木の利用に興味を持ち、2021年よりヒダクマに入社。趣味は山登り。飛騨の山を歩き尽くしたい。
岩岡 孝太郎

FabCafe LLP / 株式会社飛騨の森でクマは踊る, FabCafe創設メンバー、ヒダクマ代表取締役社長 兼CEO

岩岡 孝太郎

1984年東京生まれ。千葉大学卒業後、建築設計事務所に入社し個人住宅や集合住宅の設計を担当。その後、慶應義塾大学大学院に進学しデジタルものづくりの研究制作に従事。2011年、クリエイティブな制作環境とカフェをひとつにする“FabCafe”構想を持って株式会社ロフトワークに入社。2012年、東京渋谷にオープンしたデジタルものづくりカフェFabCafeのディレクターとして企画・運営する。2015年、岐阜県飛騨市にて官民共同企業である株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)の立ち上げに参画し、2016年FabCafe Hidaをオープン、森林資源を起点とした新たなプロジェクトに挑戦する。2018年4月より同取締役副社長、翌年4月から同代表取締役社長兼CEOを務める。2011〜2013年東京藝術大学AMC非常勤講師。参加展覧会に、可能世界空間論(2010年 ICC)、マテリアライジング展(2013年 東京藝術大学美術館陳列館)など。寄稿書籍に、『マテリアライジング・デコーディング 情報と物質とそのあいだ』(2014・millegraph)、『まちづくりの仕事ガイドブック:まちの未来をつくる63の働き方』(2016・学芸出版社)など。

詳細を見る 1984年東京生まれ。千葉大学卒業後、建築設計事務所に入社し個人住宅や集合住宅の設計を担当。その後、慶應義塾大学大学院に進学しデジタルものづくりの研究制作に従事。2011年、クリエイティブな制作環境とカフェをひとつにする“FabCafe”構想を持って株式会社ロフトワークに入社。2012年、東京渋谷にオープンしたデジタルものづくりカフェFabCafeのディレクターとして企画・運営する。2015年、岐阜県飛騨市にて官民共同企業である株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)の立ち上げに参画し、2016年FabCafe Hidaをオープン、森林資源を起点とした新たなプロジェクトに挑戦する。2018年4月より同取締役副社長、翌年4月から同代表取締役社長兼CEOを務める。2011〜2013年東京藝術大学AMC非常勤講師。参加展覧会に、可能世界空間論(2010年 ICC)、マテリアライジング展(2013年 東京藝術大学美術館陳列館)など。寄稿書籍に、『マテリアライジング・デコーディング 情報と物質とそのあいだ』(2014・millegraph)、『まちづくりの仕事ガイドブック:まちの未来をつくる63の働き方』(2016・学芸出版社)など。
門井 慈子

株式会社飛騨の森でクマは踊る, ヒダクマ 森のクリエイティブディレクター

門井 慈子

東京藝術大学 美術研究科先端芸術表現専攻修了。空間デザイン会社にてイベント装飾や店舗内装の空間デザイン・コミュニケーション設計を複数経験。人と森の関係性という、時間軸の長いコミュニケーションやそこに生じるコミュニティ創り・価値創造に心を惹かれ、2020年「クマが喜んで踊り出すくらい豊かな森」を目指すヒダクマに入社。クマと一緒に踊るのが夢。

詳細を見る 東京藝術大学 美術研究科先端芸術表現専攻修了。空間デザイン会社にてイベント装飾や店舗内装の空間デザイン・コミュニケーション設計を複数経験。人と森の関係性という、時間軸の長いコミュニケーションやそこに生じるコミュニティ創り・価値創造に心を惹かれ、2020年「クマが喜んで踊り出すくらい豊かな森」を目指すヒダクマに入社。クマと一緒に踊るのが夢。

申込締切:2023年05月26日(金)23:59

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