EVENT トーク

『リドリる』 社会人の学びについて考える公開井戸端会議 vol.2
社員のキャリア自律をエンパワーする人材開発

Finished イベント終了

Date
2024-08-05 (Mon)
Place
関西大学梅田キャンパス 4階MeRISEラボ MAP
Capacity
40
fee
無料

Finished

About

大人になった私たちは、学ぶことともう一度どう向き合えるだろう?

小学生の頃誰もが解いたであろう漢字ドリルや計算ドリル。「ドリル」はある種の学びの原体験のモチーフとも言えます。
一方で、道具として認知されている「ドリル」の正面から見るとぐるぐると渦を描くその形は、社会人の学び直しを指す「リカレント」がもともと「循環」を意味する言葉だということと偶然にも重なります。
『リドリる』は、社会人の学びに関連した様々なテーマでゲストを招き、オーディエンス参加型で進めるパネルディスカッション形式のトークイベント。
学び直しと簡単に言うものの、日々をせわしなく働く私たちにとって学びを暮らしに取り入れることはときに難しいものであることも事実。リドリるでは、そんな大人が学ぶ難しさを決して置き去りにせず、ドリルよろしく突っ込み、掘り下げて、対話します。

個人がキャリアを主体的にデザインするために、企業ができること

vol.2のテーマは「社員のキャリア自律をエンパワーする人材開発」。
ビジネス環境の急速な変化と人的資本経営の必要性の高まりを背景に、社員のキャリアオーナーシップの向上は企業の人材開発において避けられないテーマになりつつあります。

キャリアオーナーシップとは、社員が自らのスキルを磨き、変化に対応する力を持つこと。社員一人ひとりが自分のキャリアに主体性を持ち自己成長の機会を探索することは、組織全体のケイパビリティにも直結します。

そのような個々人が自分自身の未来をつくる取り組みを、企業側はどのように後押しできるでしょうか?

参加者対話型で進めるパネルディスカッション

「社員がキャリア自律し学びを得ると、他社へ転職してしまうのではないか」「キャリア形成に対する価値観は人それぞれ。どう支援していこうか?」

人的資本経営の重要性が広く認知された今でも、組織の成長や目標達成と社員個人のキャリアオーナーシップ向上の両立については、一筋縄では行かない難しさがつきまといます。今回は、スペシャルゲストとして楽天市場出店者の学び合いの場である「楽天大学」を設立し自律自走型の組織づくりや人が育つ環境づくりを探究している仲山進也さんをお招きするほか、業種も職種も様々な企業で働く3名の方もゲストとして参加。

4名のゲストを取り囲むパネルディスカッション形式のイベントです。トークテーマをオーディエンスの皆様から事前に募集するほか、その場で皆さんから出たホンネや困りごとを更に掘り下げ、お互いの経験や課題を共有しながら進めます。

こんな方におすすめ

  • 社員個々人のキャリア形成に直接的に関わる人事部門マネージャーや担当者
  • 人的資本経営を施策として社内で実装していく必要がある経営企画部門マネージャー
  • 全社的な人的資本経営の旗振りを行う必要がある経営リーダー
  • これまでと異なるスキルとコンピテンシーを持った人材を育てる必要がある、新規事業部門のマネージャー

Speaker

仲山 進也

仲山考材株式会社 代表取締役,楽天グループ株式会社, 楽天大学学長

仲山 進也

創業期(社員20 名)の楽天に入社。楽天市場出店者の学び合いの場「楽天大学」を設立、人にフォーカスした商売・組織育成のフレームワークを伝えつつ、出店者コミュニティの醸成を手がける。
楽天で唯一のフェロー風正社員(兼業自由・勤怠自由)となり、仲山考材を設立、考える材料(考材)をファシリテーションつきで提供している。
「ヴィッセル神戸」でネットショップ開設。「横浜F・マリノス」とプロ契約、コーチ向け・ジュニアユース向け育成プログラムを実施。
数万社の中小・ベンチャー企業を見続け支援しながら、消耗戦に陥らない経営、共創マーケティング、指示命令のない自律自走型の組織文化・チームづくり、人が育ちやすい環境のつくり方、仕事を遊ぶような働き方を探究している。
「子どもが憧れる、夢中で仕事する大人」を増やすことがミッション。「仕事を遊ぼう」がモットー。(写真/守谷 美峰)

詳細を見る 創業期(社員20 名)の楽天に入社。楽天市場出店者の学び合いの場「楽天大学」を設立、人にフォーカスした商売・組織育成のフレームワークを伝えつつ、出店者コミュニティの醸成を手がける。
楽天で唯一のフェロー風正社員(兼業自由・勤怠自由)となり、仲山考材を設立、考える材料(考材)をファシリテーションつきで提供している。
「ヴィッセル神戸」でネットショップ開設。「横浜F・マリノス」とプロ契約、コーチ向け・ジュニアユース向け育成プログラムを実施。
数万社の中小・ベンチャー企業を見続け支援しながら、消耗戦に陥らない経営、共創マーケティング、指示命令のない自律自走型の組織文化・チームづくり、人が育ちやすい環境のつくり方、仕事を遊ぶような働き方を探究している。
「子どもが憧れる、夢中で仕事する大人」を増やすことがミッション。「仕事を遊ぼう」がモットー。(写真/守谷 美峰)
松尾 泰貴

株式会社友安製作所, ソーシャルデザイン部担当執行役員/FactorISM統括プロデューサー

松尾 泰貴

関西大学卒後、八尾市に入庁。13年勤めた行政マンをやめ、2021年に友安製作所入社。秘書課、産業政策を経て、経済産業省で関西圏内のベンチャー政策に携わる。その後、八尾市にてみせるばやおを立ち上げ、『地方公務員アワード2019』を受賞。2022年より現職、まちづくり事業を立ち上げ、オープンファクトリーFactorISMや和歌山県専門家、大阪市生野区、八尾市の公共事業のプロデュースを行う。ForbesJAPANのスモールジャイアンツイノベーターに選定される。

詳細を見る 関西大学卒後、八尾市に入庁。13年勤めた行政マンをやめ、2021年に友安製作所入社。秘書課、産業政策を経て、経済産業省で関西圏内のベンチャー政策に携わる。その後、八尾市にてみせるばやおを立ち上げ、『地方公務員アワード2019』を受賞。2022年より現職、まちづくり事業を立ち上げ、オープンファクトリーFactorISMや和歌山県専門家、大阪市生野区、八尾市の公共事業のプロデュースを行う。ForbesJAPANのスモールジャイアンツイノベーターに選定される。
鎌田 剣

パナソニック ホームズ株式会社, マーケティング企画室 共創企画課

鎌田 剣

1965年東京都生まれ。入社以来、住宅の商品企画・マーケティングに従事。
2021年からは、住宅オーナーの暮らしに新たな価値を提供するサービス開発に取り組み、ストック領域でのLTV最大化をめざす。2023年、オーナー向けサービスプラットフォーム「くらしのソムリエ」立ち上げ。パートナー企業との共創を通じて、異業種のノウハウやビジネスモデルを導入し、暮らし全般に関わる領域から新しい事業を創出する。

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2021年からは、住宅オーナーの暮らしに新たな価値を提供するサービス開発に取り組み、ストック領域でのLTV最大化をめざす。2023年、オーナー向けサービスプラットフォーム「くらしのソムリエ」立ち上げ。パートナー企業との共創を通じて、異業種のノウハウやビジネスモデルを導入し、暮らし全般に関わる領域から新しい事業を創出する。
岩田 唯淳

阪急電鉄株式会社, 運輸部 業務担当 課長補佐

岩田 唯淳

1992年奈良生まれ。大学卒業後、関西でまちづくりに関する仕事がしたいと思い阪急電鉄に入社。配属は鉄道部門で、駅員・車掌・運転士を経験した後、安全設備の導入や人事労務(現職)業務に就く。大阪・関西万博関連のプロジェクトにも参加しており、未来の都市交通やまちの在り方を議論。現職である人事労務文脈から、「人」の果たすべき役割やキャリアの在り方を、短期~中長期的視点で検討している。

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松田 佳織

関西大学, 事業推進局事業推進グループ,事務長補佐/関西大学オープンカレッジ 梅田MeRISEプログラムマネージャー

松田 佳織

大阪生まれ、奈良育ち。
中学時代、スタジオジブリのアニメ映画「耳をすませば」で主人公の母親が大学院で学んでいる、という設定に衝撃を受け、オトナでも、お母さんでも、誰でもいつでも学び直せる社会に関心を持つ。
その後、関西大学の職員として外部とのコラボレーションや生涯学習・社会人向けリカレント教育プログラム企画・運営・進行業務を20年近く担当。2016年10月に開設された梅田キャンパスには開設準備から携わる機会を得て「事業を作っていくプロセス」を体験。そのプロセスを同時に複数・繰り返し展開させていく先輩職員や、外部企業等との交流や連携に刺激を大いに受ける。
現在は「何を学ぶか」よりも「どんな場で誰と学ぶか」「学びの場をどうデザインするか」に関心を持ち、リカレント教育プログラムの企画や運営の中で実験と検証を繰り返している。

詳細を見る 大阪生まれ、奈良育ち。
中学時代、スタジオジブリのアニメ映画「耳をすませば」で主人公の母親が大学院で学んでいる、という設定に衝撃を受け、オトナでも、お母さんでも、誰でもいつでも学び直せる社会に関心を持つ。
その後、関西大学の職員として外部とのコラボレーションや生涯学習・社会人向けリカレント教育プログラム企画・運営・進行業務を20年近く担当。2016年10月に開設された梅田キャンパスには開設準備から携わる機会を得て「事業を作っていくプロセス」を体験。そのプロセスを同時に複数・繰り返し展開させていく先輩職員や、外部企業等との交流や連携に刺激を大いに受ける。
現在は「何を学ぶか」よりも「どんな場で誰と学ぶか」「学びの場をどうデザインするか」に関心を持ち、リカレント教育プログラムの企画や運営の中で実験と検証を繰り返している。
太田 佳孝

株式会社ロフトワーク, クリエイティブディレクター / 大阪準備室

太田 佳孝

学生時代は認知言語学、メタファー表現について研究。卒業後はファッションカルチャーへの関心から百貨店に入社し、店舗運営と新規事業開発を経験。その後、クリエイティブ領域のスクールにディレクターとして従事。デザイン、写真・映像、ファッションなどの分野のスクールマネジメントに携わり、のべ100人以上のクリエイターと500人以上の学生に関わる。クリエイティブのフィールドで、教育というアプローチからさらに一歩踏み込んだインパクトと価値の創造を求め、2023年にロフトワークに入社。好きな美術館は植田正治写真美術館。

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Program

18:15-
開場
18:45-19:00
イントロダクション
松田佳織(関西大学オープンカレッジ 梅田MeRISEプログラムマネージャー)
太田佳孝(株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター)
19:00 – 20:15

パネルディスカッション
仲山進也(仲山考材株式会社 代表取締役/楽天グループ株式会社 楽天大学学長)
松尾 泰貴(株式会社友安製作所 ソーシャルデザイン部担当執行役員/FactorISM統括プロデューサー)
鎌田 剣(パナソニック ホームズ株式会社 マーケティング企画室 共創企画課)
岩田 唯淳(阪急電鉄株式会社 運輸部 業務担当 課長補佐)

20:15 – 21:00
交流会(自由参加)
ゲストを交えたフリータイムです

Outline

開催日
8月5日(月) 18:45 – 21:00 (開場:18:15) ※20:15からは自由参加の交流会
定 員
40名
参加費
無料
会場

関西大学梅田キャンパス 4階MeRISEラボ(アクセス>>)

主 催
関西大学
企画・運営 
株式会社ロフトワーク
ご注意
  • プログラムは、予告なく変更される場合があります。
  • 申込が定員に達し次第、締め切りとさせていただきます。ご了承ください。
  • 参加者の皆さんの様子は、記録用として撮影し後日関西大学ウェブサイトおよびloftwork.comに掲載する場合があります。

ACCESS

関西大学梅田キャンパス 4階MeRISEラボ

Finished

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