EVENT ミートアップ

Fab Meetup Kyoto vol.77
つくり手たちと共有する、プロジェクトの現在地とその行方

Finished イベント終了

Date
2025-03-25 (Tue)
19:00–21:30 (開場 18:30)
Place
FabCafe Kyoto MAP
Capacity
40名
fee
1,000円(1ドリンク付き) ※学割:学生の方は学生証提示で50% OFF

Finished

About

本イベントは、「つくり手たちと共有する、プロジェクトの現在地とその行方」をテーマに、「つくる」にまつわるアイデアやプロジェクト、その現在地をシェアする、交流&プレゼンテーションイベントです。会場の参加者と関心や課題意識を共有しながら、まだ触れたことのない世界との偶発的な出会いをお楽しみください。

今回は、

  • 茨木市文化・子育て複合施設「おにクル」の設計などランドスケープデザインが持つ「連関」と「時間」を切り口に、都市と人、自然を繋ぐ建築を実践する設計士
  • 研究開発の根幹となる「研究倫理」を、AIを用いて分析を行うなど多角的なアプローチから探究する研究者
  • ロボット開発を通じて子どもの探究心や問題解決力を養うプログラミング教室「プログラボ」の運営を担当しながら、子どもたちの意欲的な学びへのサポートのあり方を探究するプログラミング講師

など、それぞれ異なる領域で「つくる」を試行錯誤しながら実践するプレゼンターが登場します。

メインプレゼンテーション

市川 雅也(設計士)

『Linkage and Time Design 連関と時間をデザインする』

ランドスケープデザインには時間軸が存在し、生態系のなかでお互いが関係しあいながら日々変化し続けることを肯定する側面があります。建築はどうでしょうか。昨今の巨大開発は高品質かつ緻密に作られる一方、だれが、どこからの資源で、なんのために作ったか。分かる人はほとんどいないのではないでしょうか。関わりしろの見えない建築にはどこか冷たさを感じます。
ランドスケープデザインが持つ「連関」と「時間」を切り口に建築を考えることで、点と点で途切れてしまった建築や都市と人、自然を繋ぐことが出来るのではないか。
それが私の「つくる」というテーマです。

市川 雅也

株式会社竹中工務店市川 雅也(設計部)

1991年生まれ。豊田工業高等専門学校にて5年間建築設計を学び、立命館大学大学院にてランドスケープデザインを専攻。ランドスケープデザインと建築が融合した都市環境の創造を目標としている。2016年竹中工務店設計部に入社後、武庫川女子大学公江記念館、茨木市文化・子育て複合施設おにクルの設計を担当。TallinnArchitectureBiennale2022 国際アイデアコンペにて、資源循環と建築の連関をテーマにした提案で最優秀賞受賞。2021年より日本建築協会U35委員会に所属し、IBARAKISTREETACTION(社会実験)の企画・運営の他、遊牧民のように移動する木家具「ノマドギ」の開発などを行っている。

森 拓也(研究者)

『希少種:研究倫理の研究者』

研究開発をする上で、対象者を保護する研究倫理は今や世界的に研究の根幹になりますが、研究開発は次々と進化する中で、研究倫理は後手に回ります。
先回るための研究倫理のためのAI開発をはじめ、種々研究倫理を研究しています。

森 拓也

京都大学医学部附属病院臨床研究研修部門倫理支援部森 拓也(特定助教)

京都市伏見区生まれの宇治育ち。2021年京都大学医学部附属病院臨床研究研修部門倫理支援部特定助教、現在に至る。奈良県立医科大学分子病理学で細胞およびがんマウスモデルでの腫瘍代謝と骨格筋萎縮の分子病理学研究。関西医科大学ではATRと共同で、脳卒中後の歩行障害をアシストする空気圧人工筋肉付き足関節ロボット(機械学習を用いた歩行最適性制御)の開発に従事。現在は、研究倫理的観点をAI(主に自然言語処理)での分析や、生成AIモデルの最適化研究に精進している。また京大西村勉特定准教授とともに孤独推定プログラム等の開発も従事している。

松村 佳世(プログラミング講師)

『ロボットプログラミングで社会課題を解決?!小・中学生の作品と取り組みを紹介』

「除雪の最適ルートを自動で求めてくれるシステム」「地震が来たら守ってくれるベッド」など、社会に役立つロボットの研究に小・中学生が取り組んでいます。
11月には、関西のものづくりが好きな子どもたちが一同に集い、ロボットやICTツールを使って課題解決して発表するイベントも行われました。
「どうやってアイデアを考えるの?」「先生たちはどうサポートしてる?」なども紹介します。
ロボットのミニ実演も予定!

※ 画像のロボットは過去に制作されたものです。

松村 佳世

株式会社ミマモルメ松村 佳世(ロボットプログラミング教室「プログラボ」新規開発プロジェクト担当)

ロボットプログラミング教室で講師やカリキュラム開発をしています。
試行錯誤を通じてどのように子どもたちが学ぶのか、先生たちはどうサポートすればよいかを日々考えて取り組んでいます。

Fab Meetup Kyotoとは

伝統工芸の職人から、最先端のロボット研究者まで。
ものづくりを志す学生から、一線で活躍するデザイナーまで。
時には、まだ名前や肩書きのないものづくりに邁進している人も。

それぞれに専門性や偏愛を持ち、自分の「つくる」に深い情熱を注ぐ人たちが、FabCafe Kyotoには日々たくさん訪れます。
そんなつくり手たちとともに、アイデアやプロジェクトを共有し合えるトークイベントが、Fab Meetup Kyotoです。

さまざまな分野から登壇者をお招きし、ひとり10分間のプレゼンテーションを実施。
熱量のままに生み出された作品や商品、プロトタイプの展示などを通して、光のあたる部分だけではない、試行錯誤や苦悩などプロジェクトの現在地を、来場者の皆さんとともに、多角的・双方向的に共有する場を目指します。

登壇者や、来場する参加者の方々との交流を通じ、まだ触れたことのない世界との、偶発的な出会いをお楽しみください。

Lightning Talk

Fab Meetup Kyotoでは、予め登壇予定の決まっている「つくる」に関するメインプレゼンテーション(10分)の他に、当日飛び込み大歓迎のショートプレゼンの枠を設けます。業界の垣根を越えた人がたくさん集まるFab Meetup Kyotoであなたのアイデアを発信してみませんか?

[ライトニングトークの登壇ルール]
・当日飛び込みでも、事前エントリーでも、どちらでもOKです
(ただし枠が埋まってしまった場合は先着を優先とします)
・制限時間は最大3分(もっと短くてもOKです)
・「つくる」に関する内容。PRでもOKです。
・スライド資料は必須ではありません。

事前にエントリーをご希望の方は メールアドレス fab_meetup_kyoto@loftwork.com まで、タイトルを「Fab Meetup Kyoto ライトニングトーク希望」として、「お名前」「ご職業・所属」「プレゼンテーマ」を明記のうえご連絡ください。

過去開催時のプレゼンターはこちらからご覧ください。

プレゼンテーションの間はお酒を飲みながらのコミュニケーションタイム。プレゼンターと話してみたり、他の参加者と交流してみたり、FabCafe Kyoto内を観覧したり、386平米のクリエイティブな空間で自由にお楽しみください。

Program

18:30-19:00

開場

19:00-19:05
オープニング
19:05-20:30
プレゼンテーション
20:30-21:30
ネットワーキング
21:30
終了

Outline

日時
2025年3月25日火曜日 19:00–21:30
開場 18:30-
会場
FabCafe Kyotoアクセス
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554
参加費

1000円(ワンドリンク付き)
学割:学生の方は学生証提示で50%OFF

定員
40名
主催
FabCafe Kyoto
ご注意
  • 参加者の皆さんの写真やトークの内容は後日loftwork.com、またはFabCafeサイトに掲載する場合があります。
  • プログラムは、予告なく変更される場合があります。

ACCESS

FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554

「参加する」ボタンをクリックすると、申込フォームへ移動します。

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