新しいフードメニューの登場、UVプリンターの導入、Pepperが接客開始するなど、サービスもさらに充実します

株式会社ロフトワークが運営する「FabCafe Tokyo」(所在地:東京・渋谷)は、店舗面積を既存の約2倍に拡大し、8月5日(水)にリニューアルオープンいたします。

FabCafeは、デジタル工作機械を備えたクリエイティブなものづくりカフェで、2012年3月に株式会社ロフトワークと、クリエイティブディレクター・福田敏也氏がプロデュースを行い、最初のFabCafeが渋谷にオープンしました。現在では、42席の渋谷の店舗に月間約4000人のお客様が訪れるようになり、オープンから約3年間でのイベント開催件数は約420件、Fab件数は延べ約1万件になりました。また2013年に台北、2014年にスペインのバルセロナとシッチェス、そして2015年はバンコク店がオープンするなど、FabCafeグローバルネットワークは世界中に拡がっています。

「Fab」という言葉には、大量生産やマーケットの論理に制約されない「FABrication(ものづくり)」と「FABulous(愉快な、素晴らしい)」の2つの意味が込められています。FabCafeは、その”FAB”スピリットをおいしく、楽しく、わかりやすく伝え、そして広めていく場所としてより強化するために、店舗面積を既存の約90平米から約175平米に拡張、サービスもさらに充実させ、営業時間も22時まで延長して8月5日にリニューアルオープンいたします。

FabCafe Tokyo リニューアルの4つのポイント

  • 新しい空間の主役は「キッチン」、野菜を”Fab”するサラダやストウブ料理等が新登場
  • 新しいFabマシン、UVプリンターを導入
  • 新しいクルーとして、パーソナルロボット「Pepper」が接客開始
  • マルチディスプレイウォール、Fabサポートカウンター等、パワーアップする設備とサービス

なお、リニューアルに伴い、以下の日程で営業時間を変更いたします。
・7月16日(木)まで 通常営業
・7月17日(金)~ 8月4日(火)改装工事のため閉店
・8月5日(水)10:00リニューアルオープン

新しい空間の主役は「キッチン」、野菜を”Fab”するメニューやストウブ料理等が新登場

コンセプトは「FOOD × Fab」。
新しいフロアの真ん中に、大きなオープンキッチンが登場します。

メインメニューはその時の日本全国から集まる旬の美味しい野菜を12種類を組み合わせ、トッピングやドレッシングをカスタマイズするサラダ。そして夜はストウブ料理などと共にクラフトビールをお楽しみいただけます。またFabCafeではフード専用マシンとして大活躍のトロテック・レーザーカッター「Speedy 100」がキッチン側に移動し「FOOD x Fab」の体験を盛り上げていきます。

メニュー例

・FAB SALAD

美味しい野菜を、自分の好きなように食べてほしい。そんな想いから、FabCafeではフレッシュなたっぷりの野菜を自分のスタイルで”Fab”して食べる「FAB SALAD」を提案します。野菜の食べ方を選んで、12種類の季節の野菜に12種類のトッピング、様々な調味料を合わせて何通りものドレッシングを自分好みにカスタマイズできます。 

– レギュラーサイズ/ハーフサイズ/サンドイッチスタイル 
– トッピング各種(12種類)

・4色の野菜のスムージー 
・豚肩ロースと野菜のストウブ
・自家製ソーセージと豆のトマト煮込み
・季節の野菜のクリームグラタン 
・オリジナルスパイスに漬けたチキングリルと野菜
・ホットオープンサンドイッチ 2種類
・自家製フライドポテト
・自家製ピクルス
・グリル野菜のマリネ

※メニューは変更される場合があります。写真は参考イメージです。

新しいFabマシン、UVプリンターが登場

ローランドDGの高精度UV-LEDプリンター「LEF-12」が新しくFabCafeに導入、UVプリントのサービスを開始します。レーザーカッターとの相性も良く「色」が加わることでモノづくりの幅が拡がります。

UVプリンターの利用料金は従来のレーザーカッター等と同じく、45分4,000円(Web事前予約制)。あらかじめ用意されたアクリルキューブに写真等を印刷できるお手軽なFabパッケージも提供します。

新しいクルーとして、パーソナルロボット「Pepper」が接客開始

世界初の感情認識機能を搭載したソフトバンクロボティクスのヒューマノイド型ロボット「Pepper(ペッパー)」が、FabCafeのクルーとして新しく採用されました。
FabCafeの入口でPepperがお出迎えし、FabCafeのオススメのメニューやFabマシンの説明を行います。これまでになかったワクワクするようなロボットとのコミュニケーションをFabCafeで体験いただけます。

マルチディスプレイウォール、Fabサポートカウンター、さらにパワーアップする設備とサービス

65インチx 6台のマルチディスプレイウォール

まるで窓のように壁一面に広がるディスプレイウォール。大きな画面でクリエティブな映像作品の上映ができるようになり、多様で大規模なイベントにも対応します。

事前予約制のサポートカウンター新設

FabCafeに訪れるクリエイターのモノづくりを支援する事前予約制のサポートカウンターも新設。アイデアをデジタルファブリケーションで一緒に形にするお手伝いを行います。

新スペースの木製品には飛騨の国産木材を使用

拡張した新スペースでは、使用するテーブルや棚など、家具の全てに建築家自らが飛騨の地に足を運び選んだ国産木材を使用します。国産材の市場縮小の問題に取り組み、持続可能な店舗の展開を目指します。

さらにバリスタのライブ感溢れるコーヒーパフォーマンスを体験できる新しいカフェカウンターや、UVプリンターが加わったFabエリアなど、「フード x カフェ x Fab」をクリエイティブに提供する、FabCafeならではのユニークなサービスとイベントを用意していきます。

真上から見た新しいFabCafe Tokyoの模型。左から「カフェカウンター」「Fabエリア」「キッチン&イベント」スペースとなります
壁に穴に開け、2つの空間を繋げます。また新スペースの木製品には飛騨の国産木材を使用しています
まるで窓のように壁一面に広がる65インチx 6台のマルチディスプレイウォール
新しいFabエリアにはUVプリンターが新登場、Fabサポートカウンターも新設

FabCafeについて

FabCafeは、デジタル工作機械を備えたクリエイティブなものづくりカフェです。株式会社ロフトワークと、クリエイティブディレクター・福田敏也氏がプロデュースを行い、2012年3月に渋谷に最初のFabCafeがオープンしました。スペシャリティコーヒーとデジタル工作の両方を楽しめ、クリエイターやファンが集まるクリエイティブ・コミュニティとしても世界中から注目されています。
現在は、渋谷の店舗に月間約4,000人のお客様が訪れるようになり、オープンから約3年間でのイベント開催件数は約420件、Fab件数は延べ約1万件。また2013年に台北、2014年にスペインのバルセロナとシッチェス、そして2015年はバンコク店がオープンするなど、FabCafeグローバルネットワークは世界中に拡がっています。
世界各都市に展開するFabCafeは株式会社ロフトワークのフランチャイズ店舗ではありません。FabCafeのコンセプトに共感し、かついくつかの条件に当てはまる人やコミュニティであれば、誰でもFabCafeをオープンし自主的に運営することができます。
FabCafeから生まれるクリエイティブコラボレーションは、次世代のものづくりを変えていくと信じています。

FabCafe Tokyo 概要

  • 店舗名 FabCafe Tokyo
  • 営業時間・定休日
  • 月曜 – 土曜 10:00 – 22:00、日・祝 10:00 – 20:00(不定休)
  • 電話番号 03-6416-9190
  • Webサイト:http://fabcafe.com/tokyo/

マシン一覧

  • レーザーカッター(Universal、trotec)
  • 3Dプリンター(Replicator 2x、5th) 
  • UVプリンター(Roland DG LEF-12)
  • 3Dスキャナー (sense) 
  • カッティングマシン(Scan&Cut、Stika)
  • テープクリエーター 
  • ミシン(Super Jeans)

ロフトワークについて

オープンコラボレーションを通じてWeb、コンテンツ、コミュニケーション、空間などをデザインするクリエイティブ・カンパニー。
グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材と向き合うクリエイティブサービス「MTRL(マテリアル)」、クリエイターとの共創を促進するプラットフォーム「AWRD(アワード)」を運営。世界中のクリエイターコミュニティと共創することで、幅広いクリエイティブサービスを提供します。

株式会社ロフトワーク 広報:pr@loftwork.com

Next Contents

2050年の京都市の都市構想への道筋を描く。
「創造的都市、京都」を提唱する、最終報告書を公開