以前こちらの記事でもご紹介した芸術祭「KENPOKU ART 2016」が9月17日(土)からいよいよスタート! 茨城県北部(=地元の人たちの呼び方で「県北(ケンポク)」)を舞台に、約20カ国から100組近いアーティストが集まる一大祭典です。

(ソウル・シェルター/スッシリー・プイオック)

都心から1時間で体験できる非日常

「海か、山か、芸術か?」というテーマの通り、茨城県北部は自然豊かな土地。中心部の水戸まで都心から電車/車で約1時間と日帰りできる距離でありながら、東には美しい海岸線、西には神秘的な山々が連なる、非日常的な風景が広がります。その美しさは、海外アーティストに「『汚れない世界』が 美しい宝石のように守られている」と言わしめるほど。

そんな壮大な「自然」を相手にする「KENPOKU ART 2016」は、芸術祭としても日本最大規模。越後妻有トリエンナーレや瀬戸内芸術祭に続く、注目のアートフェスティバルです。 コミュニケーションディレクターをつとめる弊社代表・林千晶をはじめ、ロフトワークは公式サイトやポスター、オリジナルグッズなどの制作を担当しています。

(コロイドディスプレイ/落合陽一)

出かける前にチェックしよう! バスツアーやモデルコース

東京23区の2.6倍(!)という広大なエリアに点在する展示会場。エリアはおおまかに「海側」「山側」に分かれているので、ルートをしっかり計画してから回るのがポイント。

全国各地からのアクセスエリアマップ、主要会場を一日で回れるダイジェスト・バスツアー(有料)やバス時刻表もチェックしてから出かけましょう。展示会場と作家を網羅した会場MAPと、アクセスガイドをダウンロード&印刷すれば安心です。
公式サイトではさまざまな年代・性別・興味の人によるモデルコースも紹介しています。9月16日(金)に開催される前夜祭や、9月30日から県北エリア各地を巡回する「カレーキャラバン」など、誰でも無料参加できるイベントにあわせて訪れるのも楽しそう。

出発前に体験できる作品も

今すぐには県北に行けない……という方のために、一足早く体験できる作品があります。それが、相対性理論のやくしまるえつこが担当した芸術祭のテーマソング。 彼女の作曲した楽曲をDNA情報に組み込んだ微生物が渋谷・道玄坂のFabCafe MTRLで展示されるほか、9月17日から全世界一斉配信されます。「テーマソングが微生物…???」と思った方、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

美しい自然と温かい人たち、そして未知の世界と出会える体験になりそうです。最新情報は公式サイトFacebookで随時更新中。週末はぜひ、県北の旅へ!

ロフトワークについて

オープンコラボレーションを通じてWeb、コンテンツ、コミュニケーション、空間などをデザインするクリエイティブ・カンパニー。
グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材と向き合うクリエイティブサービス「MTRL(マテリアル)」、クリエイターとの共創を促進するプラットフォーム「AWRD(アワード)」を運営。世界中のクリエイターコミュニティと共創することで、幅広いクリエイティブサービスを提供します。

株式会社ロフトワーク 広報:pr@loftwork.com

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