薬草のちからを体感するブレンドワークショップ＆トークイベント

”薬草の働きを感じていくと、知っているようで実はよくわかっていなかった「自分のからだのSOS」を見付けることができます。”　（「薬草のちから: 野山に眠る、自然の癒し」より引用）

日本には約7000種の植物が自生し、そのうち350種以上は薬草として親しまれてきたそうです。著者の新田さんは、2014年から北海道から沖縄まで薬草を探すリサーチの旅をし、各地に伝わる薬草の活用方法を集めてきました。その大量な情報と薬草への愛が2018年5月に出版された「薬草のちから: 野山に眠る、自然の癒し」に凝縮されています。

今回は新田さんが各地で集めてきた薬草を用いて、参加者各自が自分の体に合ったオリジナル薬草茶をブレンドするワークショップ＆トークイベントです。人によって美味しいと感じる薬草は異なり、なぜ美味しいと感じるのかがわかると、自分の体と心のコンディションが見えてくるとのこと。「やっぱり」と思うかもしれませんし、「そうだったのか」と驚くこともあるかもしれません。

また、薬草というテーマで地域を巡って丁寧にリサーチしてきた新田さん。その背景にある知恵や文化を調べ、生産者の方々と対話しながら適正な価格での生産や流通をすべく活動してきました。

オリジナルブレンドの薬草茶を作るという実験をしながら、薬草というテーマを通して、地域や文化について、そして自分の身体について改めて見つめてみませんか？