Loftwork Toolbox Vol.2
ロフトワークの共創空間のつくり方
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レポート
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About
ロフトワークのプロジェクトデザイン手法を紹介する連続イベント、「Loftwork Toolbox」
Loftwork Toolbox は、ロフトワークが普段のプロジェクトデザインで活用しているフレームワークや手法、道具に焦点をあて、事例や実践のヒントを紹介するイベントです。
日中だと参加しずらい方も気軽に参加できるよう、夜開催に。お酒を嗜みながら気楽に学びあえる場をご用意します。ロフトワークが今まさに取り組んでいるプロジェクトや、最近の挑戦的な事例などが一番気軽にのぞける場です。
Vol.2のテーマは「ロフトワークの共創空間のつくり方」
今回は「ロフトワークの共創空間のつくり方」をテーマにお送りします。
会社の部署間、あるいは会社の垣根を越えて一つの空間に集まってアイディアを出し合い、イノベーションや新しい価値創造を目指す「共創空間」の注目が高まってきています。ロフトワークは、社内の活性化や新規事業創出から、社外の人材と連携した新規事業創出まで、様々な目的をもつ共創空間の企画設計から運営までを担ってきました。
今回は「共創をする目的の違い」を切り口に、ロフトワークが取り組んだ3つの事例を紹介しながら、各々の空間設計や運営計画のポイントをご紹介します。
新しい働き方の土壌となる空間ー創業200年企業、鈴与の挑戦ー
静岡県清水市に本社を置く、物流を中心としたサービスを展開している鈴与株式会社。物流や商流が大きく変化し、新たな枠組みが求められている時代の中で、社員一人一人がクリエイティビティを発揮し、考えて行動しなくてはならないという課題を抱えていました。人も組織も変化し、成長しながら大胆に行動できる、新たな働き方を体現するための空間がどのように出来上がっていったのか、企画構想から完成まで担当したディレクターから紹介します。
先進的な働き方を加速させる空間ーNTTコムウェアのアジャイル開発の場ー
情報通信システムの構築、ソフトウェアの開発・運用等を担うNTTコムウェア。アジャイル開発の需要増を背景に、「本気でアジャイル開発に取り組む場」の常設が急務となっていました。そこで、本プロジェクトでは、場づくり自体もアジャイルに取り組み、プロトタイピング→実験→検証のサイクルを出来るだけ多く組み込みました。
背景に合わせた柔軟なプロジェクトデザインをし、まだこの世に存在しないオリジナルの場の創造にチャレンジして得られたことを担当したディレクターが紹介します。
社内外の枠を越えた共創空間ー野心的な若者を応援する100BANCHー
パナソニックが創業100周年を迎えることを機に構想がスタートした100BANCHでは、これからの時代を担う若い世代とともに、次の100年につながる新しい価値創造に取り組んでいます。100BANCHは2017年7月7日にオープンし、創業3年目を迎えました。これまでの応募プロジェクトは約600、メンバーは約500人と着実にコミュニティを拡大させています。今回は、創業3年目を迎える今も尚、毎月新たなプロジェクトが入居する秘訣や今後の展望を、100BANCHのコミュニティーマネージャーが紹介します。
たとえばこんな方におすすめのイベントです
- 企業や所属する組織・コミュニティにおいて、これから場づくりを行おうと考えている方
- 企業や所属する組織・コミュニティにおいて、場づくりに携わる方
Outline
- 開催日
- 1月24日 (金) 19:00 – 21:30(開場 18:45)
- 会場
- FabCafe MTRL
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア 2F - 参加費
- 1,000円(スナック、ドリンク付)
- 対象
- ・企業や所属する組織・コミュニティにおいて、これから場づくりを行おうと考えている方
・企業や所属する組織・コミュニティにおいて、場づくりに携わる方 - 定員
- 30名
- 主催
- 株式会社ロフトワーク
- ご注意
- ※プログラムは、予告なく変更される場合があります。
※本イベントは、広告代理店・Web制作会社など競業にあたる方、フリーランスなど個人でのお申し込みはお断りすることがございますので予めご了承ください。
※当日の参加者の皆さんのお写真は、後日公開するレポートなどに掲載させていただきます。
ACCESS
Program
- 18:45
- 開場・受付開始
- 19:00
- オープニング
株式会社ロフトワーク Layout unit ディレクター 佐川夏紀 - 19:10
- CASE1:新しい働き方の土壌となる空間ー創業200年企業、鈴与の挑戦
株式会社ロフトワーク Layout unit プロデューサー 高橋卓 - 19:25
- CASE2:先進的な働き方を加速させる空間ーNTTコムウェアのアジャイル開発の場
株式会社ロフトワーク Layout unit ディレクター 松本亮平 - 19:40
- CASE3:社内外の枠を越えた共創空間ー野心的な若者を応援する100BANCH
株式会社ロフトワーク Layout unit ディレクター 越本春香 - 20:00
- 休憩
- 20:10
- クロストーク
トークテーマ「ロフトワークらしい共創空間の作り方とは」 - 20:30
- 参加者を交えたオープンディスカッション
- 21:00
- ネットワーキング
- 21:30
- 閉会
Speaker
株式会社ロフトワーク, Layout Unit ディレクター
佐川 夏紀
宮城県仙台市出身。東京工業大学総合理工学研究科修了。土木を専攻し、まちづくりと住民の関わり方や合意形成について関心をもつ。国を創る事業に憧れ、新卒でJICAに入構し中央アジアやアフリカのインフラ開発事業に携わる。言葉も文化も異なるステークホルダーが関わる案件を経験する中で、対話やコミュニケーションが信頼を築き、より良い案件形成に繋がることを実感。その経験から人と人の想いを繋げ、新たなモノやコトを生み出す場づくりに関わりたいと考え、ロフトワークに入社。一番思い出深い国はキルギス。
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宮城県仙台市出身。東京工業大学総合理工学研究科修了。土木を専攻し、まちづくりと住民の関わり方や合意形成について関心をもつ。国を創る事業に憧れ、新卒でJICAに入構し中央アジアやアフリカのインフラ開発事業に携わる。言葉も文化も異なるステークホルダーが関わる案件を経験する中で、対話やコミュニケーションが信頼を築き、より良い案件形成に繋がることを実感。その経験から人と人の想いを繋げ、新たなモノやコトを生み出す場づくりに関わりたいと考え、ロフトワークに入社。一番思い出深い国はキルギス。株式会社ロフトワーク, Layout Unit ディレクター
高橋 卓
群馬県前橋市生まれ。東京理科大学大学院修了。卒業後は建築設計事務所に勤務。海外クライアントを主とした建築プロジェクトを担当し、コンセプトメイクから設計監理まで手がける。京都の商業施設やニセコの宿泊施設などのプロジェクトを通して、ローカルとインバウンドが交わる空間デザインに携わる。仲間、空間、世間、時間、4つの間を横断する価値を追求するためロフトワークにジョインし、場づくりにまつわるプロジェクトに取り組む。DETAIL Special Prize、日経ニューオフィス賞 受賞。日曜大工ならぬ日曜建築家として実家改修を進めている。酸っぱいものと居酒屋のカウンター席が好き。
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群馬県前橋市生まれ。東京理科大学大学院修了。卒業後は建築設計事務所に勤務。海外クライアントを主とした建築プロジェクトを担当し、コンセプトメイクから設計監理まで手がける。京都の商業施設やニセコの宿泊施設などのプロジェクトを通して、ローカルとインバウンドが交わる空間デザインに携わる。仲間、空間、世間、時間、4つの間を横断する価値を追求するためロフトワークにジョインし、場づくりにまつわるプロジェクトに取り組む。DETAIL Special Prize、日経ニューオフィス賞 受賞。日曜大工ならぬ日曜建築家として実家改修を進めている。酸っぱいものと居酒屋のカウンター席が好き。株式会社ロフトワーク, Layout Unit シニアディレクター
松本 亮平
関西学院大学卒。学生時代には途上国開発や国際問題を学びながら、アメリカのNGOの海外住居建設プログラムに参加し東南アジアを歴訪。卒業後は大手オフィス家具メーカーに就職し、オフィスワーカーの働く環境改善や提案に奮闘。クリエイティブが生まれる環境を自ら創造していきたいと、2014年ロフトワークに入社。Webディレクションで培ったプロジェクトマネージメントの力を基盤に、共創空間、クリエイティブ空間のプロデュースに従事。国内外問わず、あだ名は「へいへい」。
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関西学院大学卒。学生時代には途上国開発や国際問題を学びながら、アメリカのNGOの海外住居建設プログラムに参加し東南アジアを歴訪。卒業後は大手オフィス家具メーカーに就職し、オフィスワーカーの働く環境改善や提案に奮闘。クリエイティブが生まれる環境を自ら創造していきたいと、2014年ロフトワークに入社。Webディレクションで培ったプロジェクトマネージメントの力を基盤に、共創空間、クリエイティブ空間のプロデュースに従事。国内外問わず、あだ名は「へいへい」。株式会社ロフトワーク, Layout シニアディレクター
越本 春香
大学卒業後、広告代理店のプランナーを経て、2012年ロフトワークに入社。クリエイティブディレクターとしてWebサイトの上流設計や、ワークショップ・イベント運営も手がける。産休後はLayout Unitにて「100BANCH」や「SHIBUYA QWS」など共創施設の事業とコミュニティの立ち上げからPR・ブランディング活動を担当。現在は企画構築から運営まで担う「AkeruE」の総合ディレクター。AkeruEプロジェクトは「日本空間デザイン賞」銅賞、「ディスプレイ産業賞」奨励賞、「iF Design Award」、「キッズデザイン賞」子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門を受賞。普段は子どもを送り出した後、木更津(千葉)から高速バスに乗りアクアラインで海を渡って出社しているのでエクストリーム出勤と言われている。