Material Meetup KYOTO vol.10
「『非接触』とマテリアル」
Finished イベント終了
- Date
- 2020-06-24 (Wed)
- Time
- 18:30–20:00
- Place
- オンライン配信
- fee
- 無料
Finished
About
「非接触時代のマテリアル」を考える。
東京 / 京都の各拠点で、素材とものづくりに関わる「オープンコラボレーションの発火点」として継続開催し、多数の方にご参加いただいてきた「Material Meetup」。昨今のコロナ禍の影響により、動画生配信にて今月も開催いたします。(*過去開催回の一覧はこちらからご覧いただけます。)
今回のテーマは「『非接触』とマテリアル」。
パンデミックを経て大きく変わろうとしている「距離」についての捉え方。人と人のコミュニケーション、あるいは食品や建物、衣服など、人間のあらゆる営みにおいて当たり前だった「接触」に対して、従来と異なるアプローチが求められるようになりました。ミーティングやイベントをはじめ、オンライン化によって接触を回避できるものごとが急速に社会に浸透していますが、実態をもつ身体(カラダ)や物(モノ)は、最終的には「非接触」にすることはできません。
そこで、今回のミートアップでは、「『非接触』とマテリアル」をテーマに、ポストパンデミックの時代に求められる「素材の形態」や「距離のデザイン」について考えます。当日は、ゲストを招いて3つのショートディスカッションを行います。
こんな方におすすめ
- 素材の製造・加工に携わる企業の方
- ファッションデザイナー、プロダクトデザイナー、建築家など、素材やその加工技術を探しているクリエイターの方
- 家電やモビリティのメーカーでサービスの企画・開発をご担当される方
- インテリア、建築など、空間デザインに関わる企業でサービスの企画・開発をご担当される方
- 地方自治体や行政で産業振興をご担当されている方
- 素材メーカー・クリエイター・職人との新しい「つながり」を作りたい方
- その他、大規模展示会の中止や縮小に伴い、新しい情報や商談の機会を探している方
視聴方法・参加方法
申込ページ(Peatix) にて、以下の3種よりご希望の参加方法をお選びのうえお申し込みください。
A)視聴のみ(無料)
- Zoomウェビナーにてご覧いただけます。当日午後に、視聴可能URLをお知らせいたします。
B)視聴+交流会参加 [定員 20名](無料)
- プレゼン・トーク終了後のオンライン交流会にご参加いただけます。当日午後に、ZoomのURLをお知らせいたします。
C)視聴+ライトニングトーク登壇+交流会参加 [定員 3組 / 素材メーカーさま・販売店さま対象](無料*)
- プレゼン・トークをYoutube Liveにてご覧いただけます。
- プレゼン・トーク終了後のオンライン交流会にご参加いただけます。また、イベント中に、素材に関する3分間のプレゼンテーションの時間を設けさせていただきます。あらかじめ、ご紹介いただく内容(社名・部署名・素材の概要)を専用フォームにご記入ください。当日午後に、ZoomのURLをお知らせいたします。
(*通常は有料にて受け付けていますが、今回は無料でのご登壇が可能です。定員数を超える申込をいただいた場合は、審査制とさせていただきます。)
Material Meetup とは
Material Meetup は、「素材」をテーマに、ものづくりに携わるメーカー、職人、クリエイターが集まるミートアップ。
- 新しい領域でのニーズや可能性を探している、「素材を開発する」人
- オンリーワンの加工技術をもつ、「素材を加工する」人
- 持続可能な社会を目指して、「素材を研究する」人
- 機能や質感、意匠性など、複合的なデザインを行ううえで様々なマテリアルを求めている、「素材からデザインする」人
…そんな人々が「デザインとテクノロジー」そして「社会とマテリアル」の観点から、業界の垣根を超えてオープンに交流し、新たなプロジェクトの発火点をつくりだす機会を継続的に開催しています。
カタログスペックだけではわからない素材の特性や魅力を知り、その素材が活用されうる新たな場面(シーン)を皆で考える。「素材」を核に、領域横断のコラボレーションやプロジェクトの種が同時多発する場。それが Material Meetup です。
2018年のスタート以降、東京・京都の各拠点ごとに、それぞれ異なるテーマを設け継続開催しています。
■ Material Meetup 過去開催情報:https://mtrl.com/projects/material-meetup
Program
- 18:25
- Zoom 開場
- 18:30
- 配信開始 / ご挨拶
- 18:40
- ショートディスカッション ①
■ テーマ:“非接触の時代” とは?
…コロナ禍を経て、物理的な接触を伴うコミュニケーションが大きく制限されることになりました。突然到来した “非接触の時代” 、それはいったいどんな世界なのでしょうか?未来に向けてメッセージを投げかけ新たな表現と才能を募る国際クリエイティブアワード『YouFab Global Creative Award』のディレクター 石塚千晃と、ポストパンデミックの社会に求められる問題提起や新しい価値について考えます。 - 18:55
- ショートディスカッション ②
■ テーマ:動力伝達のパイオニア企業と考える、“非接触” を実現する素材
…あらゆる産業を下支えする、ものを動かすための「離れた場所に動力を伝える」技術。伝動機構やそのための素材は、ある意味では「離れていても(非接触でも)機能する」ことを目的としたテクノロジーと言い換えられるかもしれません。MTRLを運営するロフトワークのプロデューサー小島和人が、伝動素材のパイオニア企業と「非接触素材」をテーマにディスカッションします。 - 19:10
- ショートディスカッション ③
■ テーマ:ロボット×ゼリーによる “非接触の食インフラ” の可能性
…立命館大学 理工学部 ロボティクス学科 生物知能機械学研究室(馬研究室)と 立命館大学 食マネジメント学部が共同研究を進める、配管ロボットによる多機能ゼリーの輸送システムについて、立命館大学 食マネジメント学部 准教授の野中朋美さんにお話しいただきます。 - 19:25
- 休憩
- 19:30
- ライトニングトーク:3分の持込プレゼンテーション(3組まで)/ 今後のご案内
- 19:45
- 配信終了 *直接話したい方は交流会へ
Speaker
立命館大学, 食マネジメント学部 准教授
野中 朋美
慶應義塾大学環境情報学部卒業後、企業勤務ののち慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)に入学。神戸大学大学院システム情報学研究科特命助教、青山学院大学理工学部助教などを経て、現職。博士(システムエンジニアリング学)
専門分野:生産システム工学、サービス工学。従業員満足や生産性などの人の情報を起点とした生産システム設計の研究に従事。現在、食・食サービスを対象に持続可能なサービスシステムデザイン研究やmulti-purpose Jelly Foodの研究開発に取り組んでいる。
https://www.facebook.com/dokidokisfo/
詳細を見る
慶應義塾大学環境情報学部卒業後、企業勤務ののち慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)に入学。神戸大学大学院システム情報学研究科特命助教、青山学院大学理工学部助教などを経て、現職。博士(システムエンジニアリング学)専門分野:生産システム工学、サービス工学。従業員満足や生産性などの人の情報を起点とした生産システム設計の研究に従事。現在、食・食サービスを対象に持続可能なサービスシステムデザイン研究やmulti-purpose Jelly Foodの研究開発に取り組んでいる。
https://www.facebook.com/dokidokisfo/
株式会社ロフトワーク, クリエイティブディレクター / BioClub
石塚 千晃
2015年にIAMAS卒業後、産学連携のプロジェクトマネジメントを経て2016年12月よりBCLのGeorg Tremmelに誘われてBioClubに参加。同12月に、ロフトワークに参加し、クリエイティブディレクターとして空間系、アワード系の案件を担当しながら、メディアアートやバイオアート、ハッカースペース、サイエンスアカデミック、テック系企業やベンチャーなど様々なコミュニティとの接点を構築。テクノロジーにおけるオープンな議論と実験の場を育てている。美大在籍中から、生物と人間との関係性や歴史をテーマに作品制作も続けている。
詳細を見る
2015年にIAMAS卒業後、産学連携のプロジェクトマネジメントを経て2016年12月よりBCLのGeorg Tremmelに誘われてBioClubに参加。同12月に、ロフトワークに参加し、クリエイティブディレクターとして空間系、アワード系の案件を担当しながら、メディアアートやバイオアート、ハッカースペース、サイエンスアカデミック、テック系企業やベンチャーなど様々なコミュニティとの接点を構築。テクノロジーにおけるオープンな議論と実験の場を育てている。美大在籍中から、生物と人間との関係性や歴史をテーマに作品制作も続けている。株式会社ロフトワーク, プロデューサー / FabCafe Osaka 準備室
小島 和人(ハモ)
大阪府守口市生まれ。建築、デザイン、プランニング、アートと多分野で活動を重ね、多様な視点と未来を見立てる力を培う。アーティスト名「ハモニズム」の理念は、社会状況や人々の価値観が調和した未来を仮説し、チームで実験・実行を通じて形にすることにある。大阪では、まちづくりやエリアマネジメントに注力し、地域の文化・歴史・環境を活かした持続可能な都市モデルを提案。行政・企業によるトップダウンの構想と生活者・クリエイターによるボトムアップの活動を接続している。2025年4月オープン予定のFabCafe Osakaを拠点に、大阪・天満や南森町エリアで「アンフォルム」をコンセプトに、「都市とローカルの融合」を模索し、新たな都市の未来像を描く。
詳細を見る
大阪府守口市生まれ。建築、デザイン、プランニング、アートと多分野で活動を重ね、多様な視点と未来を見立てる力を培う。アーティスト名「ハモニズム」の理念は、社会状況や人々の価値観が調和した未来を仮説し、チームで実験・実行を通じて形にすることにある。大阪では、まちづくりやエリアマネジメントに注力し、地域の文化・歴史・環境を活かした持続可能な都市モデルを提案。行政・企業によるトップダウンの構想と生活者・クリエイターによるボトムアップの活動を接続している。2025年4月オープン予定のFabCafe Osakaを拠点に、大阪・天満や南森町エリアで「アンフォルム」をコンセプトに、「都市とローカルの融合」を模索し、新たな都市の未来像を描く。企画・運営
木下 浩佑
株式会社ロフトワーク
FabCafe Kyoto ブランドマネージャー
横山 暁子
株式会社ロフトワーク
京都ブランチ共同事業責任者
Outline
- 開催日
- 2020/06/24(水) 18:30–20:00
- 場所
- オンライン配信
- 参加費
- 無料
*本イベントはオンライン配信にて開催します。
*イベントの様子はWebサイトやその他メディアでの公開を前提とした撮影を行います。