EVENT EXHIBITION

WOOD CHANGE Exhibition
-木への視点とイメージを変えるアイデア-

Finished イベント終了

「WOOD CHANGE Exhibition」は、国産材の利用拡大に向け、クリエイティブなアプローチで、国産材の使い方や見え方、「木へのまなざし」のチェンジに挑戦する「WOOD CHANGE CHALLENGE」連動プログラムです。この展示企画は、東京→京都→名古屋の順に各地のFabCafeを巡回しています。(東京会期:12/19-1/11 | 京都会期:1/15-1/30 | 名古屋会期:2/2-2/15)

Date
2020-12-19 (Sat) -
2021-01-11 (Mon)
Place
FabCafe Tokyo MAP
fee
観覧無料

Finished

「WOOD CHANGE Exhibition」は、国産材の利用拡大に向け、クリエイティブなアプローチで、国産材の使い方や見え方、「木へのまなざし」のチェンジに挑戦する「WOOD CHANGE CHALLENGE」連動プログラムです。この展示企画は、東京→京都→名古屋の順に各地のFabCafeを巡回しています。(東京会期:12/19-1/11 | 京都会期:1/15-1/30 | 名古屋会期:2/2-2/15)

About

日本の国土の約7割は森林で、このうち約4割が戦後に人の手で植えられた人工林です。この人工林が今、大きく育ち、本格的な利用時期を迎えています。日本の森林を永くすこやかに保つために必要なのは、この人工林を人が「伐って、使って、植えて、育てる」サイクルを繰り返すこと。つまり、国産材を“使う”ことが、このサイクルを回す大切な動力です。

この展示は、国産材の利用拡大に向け、クリエイティブなアプローチで、国産材の使い方や見え方、「木へのまなざし」のチェンジに挑戦する「WOOD CHANGE CHALLENGE」連動プログラムです。

このプロジェクトでは、日本の森林の課題と可能性を知り、アクションへつなげるアイデアをアワード形式で募集しています。展示では、3つのカテゴリーで、木への視点とイメージをチェンジしている作品やプロダクトを紹介します。

「STORYTELLING」:木を使うことへのイメージをチェンジするコミュニケーション手法
「MATERIALITY」:木の特性の活かし方をチェンジするプロダクト
「ACTIVITY」:木と人との関係をチェンジするサービス・仕組み

展示は2月下旬までに、東京・名古屋・京都を巡回。
展示ディレクションを担当するデザインファーム「DDAA」による、国産材×異素材の展示什器も見所です。

WOOD CHANGE CHALLENGEについて、詳しくはこちらをご覧ください。

ご来場の際のご注意

新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、ご来場に際しては下記をお願いしております。ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。

  • マスクをご着用のうえご参加ください。
  • ご来場時、店内入り口設置の消毒液で手の消毒をお願いいたします。
  • お住まいの地域の自治体から、外出や移動に関する自粛の呼びかけが出ている場合は参加をご遠慮ください。
  • 体調がすぐれない場合は参加をご遠慮ください。

また、国際情勢の変動やその影響、物流の遅延などにより予告なくイベント開催期間を変更・中止する場合があります。あらかじめご了承ください。

WORKS 展示作品紹介

STORYTELLING

Brett Foxwell and Conor Grebel / WoodSwimmer

WoodSwimmer(木を泳ぐ人)は、ウッド・スキャニングというコンセプトのショートビデオです。コマ撮りアニメーションで、硬木の表面を研磨した断面をカメラで撮影しました。断面を追いながら木材のサンプル全てを映しています。ビデオでは、年輪や放射組織、反応帯、節、腐敗や腐食など硬木の内部を鮮明で動きのある映像として見ることができます。

https://www.youfab.info/2017/winners/woodswimmer?lang=ja

株式会社東京チェンソーズ / 一本まるごとカタログ

1本まるごとカタログは、より美しい山づくりを目指す一つの手段として、規格化の流れの中で取り残されてしまった素材を見つめ直す試みです。一本の木からご用意できる全ての素材を網羅しており、これまでの素材生産の過程の中で廃棄されてきた素材や、目にする機会の少ない木の素材を、根っこから葉先まで余すことなくご紹介しています。
https://tokyo-chainsaws.jp/

MATERIALITY

Maria Larsson, Hironori Yoshida, Nobuyuki Umetani, and Takeo Igarashi / Tsugite

Tsugiteは、加工可能性、組み立て可能性、強度など 継手・仕口の性能を自動的に分析することにより、ジョイントデザインを支援します。デザインはそのままG-Codeに出力でき、3軸CNC加工機で製作することができます。

http://www.ma-la.com/tsugite_jp.html

※G-Code:立体を整形する際の手順を示すプログラム
※3軸CNC加工機:三軸の切削機械

株式会社サカキL&Eワイズ / reed diffuser

全域がユネスコエコパークに登録されている三重県大台町の森林に生育する多様な樹木により作られたリードディフューザーセット。ヒメシャラの枝で広葉樹林を表現し、コウヤマキのスティックをリードとしています。クロモジ、タムシバ、カナクギノキ、ヒノキの精油、芳香蒸留水をブレンドした大台町の森の香りをお楽しみ頂けます。
http://voice-odai.jp/line-up/

mui Lab株式会社 / mui

muiは「穏やかなテクノロジーの佇まい」をコンセプトの軸に据え、指で触れるタッチボードには、人にやさしい天然木を使用し、人の「注意」を奪うような情報設計ではなく、より人間らしさを重視した機能やデザインを実装しています。照明、音楽操作など異なるスマートホーム機器を集約させることができる他、muiが独自に開発した手書きのメッセージ機能などによって、距離や時間を超えて家族とつながる仕様設計を施しています。

https://mui.jp/

Self-Assembly Lab, MIT Christophe Guberan, Product Designer, Erik Demaine, MIT CSAIL Autodesk Inc. / Programmable Wood

木材の自然の木目やその物性は複雑な形状への変形が難しく、伝統的な曲げ技術には、複雑な蒸し設備や労働力、高度な専門知識を必要とします。木材の印刷技術により、そういった整形技術の課題を克服しました。印刷された木材のシートは、水を媒体として特定の形状に変形(活性化)するよう、デザインされています。実際に利用される際には、様々な環境要件に適応する複合材としての利用が考えられます。

※粉末状にした木材を3Dプリントすることで、乾燥する際にデザインされた形状に変形する技術です。

ACTIVITY

株式会社LIFULL / Eatree Cake(地球料理 –Earth Cuisine–)

「地球料理-Earth Cuisine-」は、その素材を食べる事で地球のためになる、地球の新たな食材を見つけるプロジェクトです。プロジェクト第一弾では日本全国の山や森で課題となっている「間伐材」にフォーカスし、間伐材を材料とした料理を提供するレストラン「Eatree Plates」を開催しました。現在は間伐材を使ったパウンドケーキ「Eatree Cake」の販売をしています。
https://table.lifull.com/eatreecake/index.html

株式会社Dream Drive / Dream Drive

Dream Driveは、’’Hotel room on the wheels’’をコンセプトに設計されたキャンパーで、クルマでしか足を運べない美しい日本のローカルへの旅を提供するサービスです。キャンパーはバンライフスタイルと呼ばれ、美しい国産材の曲線で構成された車内は、まるでウッドキャビンのような空間となっています。

https://www.dreamdrive.life/j

ORGANIZATION 主催、後援など

主催
株式会社ロフトワーク
FabCafe LLP

後援
一般社団法人 全国木材組合連合会
令和2年度補正予算林野庁補助事業

会場構成
DDAA

グラフィックデザイン
DODO DESIGN

Outline

開催日
2020/12/19(土) – 2021/01/11(月)
会場
FabCafe Tokyo
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F
Tel. 03-6416-9190
参加費
観覧無料

ACCESS

FabCafe Tokyo
京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分
JR 渋谷駅 徒歩10分

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