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信州大学発ベンチャー制作のヒダクマ社有林3Dデータを大公開。共に考えつくる、これからの「テクノロジー×森づくり」

Finished イベント終了

Date
2021-04-22 (Thu)
Time
14:00~15:45
Place
オンライン開催(Zoom)
fee
無料

Finished

About

近年、レーザ計測をはじめとしたスキャニング技術を取り入れた「スマート林業」が進められています。これまでスマート林業の対象となってきたのは針葉樹の人工林が中心でしたが、樹高や樹冠面積を抽出するような広葉樹林への応用も試行されています。ヒダクマは2020年8月および11月の2回に分けて、スマート林業の研究に取り組む信州大学農学部の森林計測・計画学研究室、信大発ベンチャーである精密林業計測株式会社とともに、ヒダクマ社有林のレーザー計測を実施しました。本イベントでは最新の社有林データを発表し、その技術やデータの活用について参加者の方々を交えて検討したいと思います。

イベント前半では、精密林業計測の竹中悠輝さんにスマート林業の最新事例、ヒダクマ社有林の計測結果を元に作成した最新の3Dデータをご紹介いただきます。

後半のディスカッションには、参加者の方々にもビデオとマイクをオンにしてご参加いただきます(音声だけの参加も大歓迎です)。みなさんと一緒に、レーザー計測技術をはじめとしたテクノロジーを活用したこれからの森づくり、そして人と森との関わり方について考えていきたいと思います。みなさまのご参加、お待ちしております。

Speaker

 竹中 悠輝

精密林業計測株式会社, 代表取締役

竹中 悠輝

1994年生まれ。信州大学及び同大学院修士課程在学中には森林計測計画学研究室で高分解能人工衛星画像と航空レーザデータを用いた松くい虫被害の把握方法について卒業研究で取り組む。修士課程在学中に森林計測計画学研究室の加藤教授を中心とした研究室メンバー数名で精密林業計測株式会社の立ち上げに参画し、2017年5月から現職。

詳細を見る 1994年生まれ。信州大学及び同大学院修士課程在学中には森林計測計画学研究室で高分解能人工衛星画像と航空レーザデータを用いた松くい虫被害の把握方法について卒業研究で取り組む。修士課程在学中に森林計測計画学研究室の加藤教授を中心とした研究室メンバー数名で精密林業計測株式会社の立ち上げに参画し、2017年5月から現職。
岩岡 孝太郎

FabCafe LLP / 株式会社飛騨の森でクマは踊る, FabCafe創設メンバー、ヒダクマ代表取締役社長 兼CEO

岩岡 孝太郎

1984年東京生まれ。千葉大学卒業後、建築設計事務所に入社し個人住宅や集合住宅の設計を担当。その後、慶應義塾大学大学院に進学しデジタルものづくりの研究制作に従事。2011年、クリエイティブな制作環境とカフェをひとつにする“FabCafe”構想を持って株式会社ロフトワークに入社。2012年、東京渋谷にオープンしたデジタルものづくりカフェFabCafeのディレクターとして企画・運営する。2015年、岐阜県飛騨市にて官民共同企業である株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)の立ち上げに参画し、2016年FabCafe Hidaをオープン、森林資源を起点とした新たなプロジェクトに挑戦する。2018年4月より同取締役副社長、翌年4月から同代表取締役社長兼CEOを務める。2011〜2013年東京藝術大学AMC非常勤講師。参加展覧会に、可能世界空間論(2010年 ICC)、マテリアライジング展(2013年 東京藝術大学美術館陳列館)など。寄稿書籍に、『マテリアライジング・デコーディング 情報と物質とそのあいだ』(2014・millegraph)、『まちづくりの仕事ガイドブック:まちの未来をつくる63の働き方』(2016・学芸出版社)など。

詳細を見る 1984年東京生まれ。千葉大学卒業後、建築設計事務所に入社し個人住宅や集合住宅の設計を担当。その後、慶應義塾大学大学院に進学しデジタルものづくりの研究制作に従事。2011年、クリエイティブな制作環境とカフェをひとつにする“FabCafe”構想を持って株式会社ロフトワークに入社。2012年、東京渋谷にオープンしたデジタルものづくりカフェFabCafeのディレクターとして企画・運営する。2015年、岐阜県飛騨市にて官民共同企業である株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)の立ち上げに参画し、2016年FabCafe Hidaをオープン、森林資源を起点とした新たなプロジェクトに挑戦する。2018年4月より同取締役副社長、翌年4月から同代表取締役社長兼CEOを務める。2011〜2013年東京藝術大学AMC非常勤講師。参加展覧会に、可能世界空間論(2010年 ICC)、マテリアライジング展(2013年 東京藝術大学美術館陳列館)など。寄稿書籍に、『マテリアライジング・デコーディング 情報と物質とそのあいだ』(2014・millegraph)、『まちづくりの仕事ガイドブック:まちの未来をつくる63の働き方』(2016・学芸出版社)など。

Program

14:00
イントロ
志田 岳弥(ヒダクマ)
14:10
解説「スマート林業最前線」
竹中悠輝(精密林業計測株式会社 代表取締役)
14:25
解説「ヒダクマ社有林の最新データをお披露目」
竹中悠輝
14:35
ディスカッション①
広葉樹林を対象としたスキャニングの可能性

竹中悠輝×岩岡孝太郎(ヒダクマ)
14:55
休憩
15:00
ディスカッション②
共に考えつくる、これからの「テクノロジー×森づくり」

Speakers×参加者
・自己紹介
・感想
・データ活用アイデアなど
15:30
質疑応答
15:40
ヒダクマからのご案内
15:45
イベント終了

Outline

開催日時
2021年4月22日(木) 14:00~15:45
参加費
無料
会場
オンライン開催(Zoom)
対象
・これからの「テクノロジー×森づくり」を一緒に考えてみたい方
・スマート林業に興味のある方
・森をフィールドにした技術研究に興味がある方

注意

  • プログラムは、予告なく変更される場合があります。
  • イベント当日の内容は後日ヒダクマのオウンドメディアに掲載する場合があります。
  • 申し込みをいただいた方には、ZoomリンクとYouTubeリンクを開催前にお知らせいたします。
  • 当日Zoomの参加者が定員に達し、閲覧できない場合は、YouTubeからご覧ください。

予告 森を起点に考える。事業者・研究者向けヒダクマツアー

日時
2021年05月7日(金)
場所
ヒダクマ社有林、FabCafe Hida、製材所など

森の木がどのような過程を経て空間やプロダクトになるのか。その一連の流れを視察し、飛騨の森の未来につながるような、広葉樹の森をフィールドにした技術検証や実験、現在あるデータの活用を考えます。ツアー当日における機材の持ち込みやヒダクマ社有林での実験など歓迎ですので、予めお知らせください。

※ 申込締切:2021年04月21日(水)午前10:00

Finished

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