大阪ガスに学ぶ、事業化への道のり#1
新規事業を生み出す"人材と風土"を育てる社内の仕組み
Finished イベント終了
- Date
- 2021-07-21 (Wed)
- Time
- 14:00-15:50
- Place
- Zoom
- Capacity
- 100名
- fee
- 無料
Finished
About
新事業、トップも上司も、そもそも誰も正解を知らない
大きな変革の時代をサバイブしていくために、企業は新事業の探索を続けています。アイデアはたくさん出るけれど、その先に立ちはだかるいくつもの障壁にぶつかり悩んでいる方も多いのではないでしょうか。既存事業とは全く違うプロセスやマインドセットが求められる、新規事業。上司もトップでさえ、何が正解かがわからないのが実情です。その中で(私が)「やりたい」テーマを見つけ、(我が社が)「やれそう」「やるべき」という“確からしい”事業構想にかえ、「確信」を得ながら、事業化に向けてステップを登るには何が必要なのでしょうか?
新シリーズ「事業化への道のり」は現場で戦う担当者をゲストに迎え、事業開発に向け、具体的にどのような活動をしているのか、そしてどのようなプロセスを経て“決定”しているのか、体験談をお話いただき、事業開発の実現可能性を高めるためのヒントを探ります。
"受賞して終わり"にならない、「制度」をどうつくるのか?
これまでにない事業をつくるには、既存の延長ではない新たなプロセスが必要です。そこで、各社で実施されているのが社内からメンバーやアイデアを集め、事業開発を進める「社内公募制度」。仕組みをつくることで、新規事業開発を推進する人材発掘や土壌づくりから始めるパターンと言えるでしょう。しかしアイデアは出るけれども、その後の社内の体制変更も含めたプロセス設計がないと受賞して終わりという状況になってしまいます。
では、実際に社内公募制度から事業のローンチまでたどりついている企業ではどのような仕組みをつくっているのでしょうか?今回ゲストに迎えるのは大阪ガス株式会社 イノベーション推進部の富田 翔さん。
富田さんは、社内公募プログラム「TORCH」(トーチ)で初代グランプリを受賞。その後、新サービスをローンチし、現在はプログラムの運営チームを率いています。やってみたからこそ見えてきた成果や課題について、ざっくばらんにお話いただきます。
紹介事例(大阪ガス)
大阪ガスは2017年から毎年、社内公募で事業を開発するプログラム「TORCH」を実施しています。コンテストにて受賞したチームは事業化に向けて活動を続け、現在2つのサービスがローンチしています。社内制度を整えながら全社を巻き込み実施している社内公募の裏側をご紹介します。
- 事例詳細:大阪ガス「TORCH」
- 「TORCH」 から生まれたサービス: ラムネ、taknal(タクナル)
こんな方にオススメ
- 新規事業に挑戦する若手メンバーを育てたいマネージメント層の方
- 公募制度を実施しているが、公募後のプロセス設計にお悩みの方
- アイデアを事業化するまでのプロセスに課題をお持ちの新規事業担当の方
- 新規事業開発のパートナー選定にお悩みの方
Program
- 14:00-14:15
- Introduction
新規事業開発プログラムの役割
株式会社ロフトワーク シニアプロデューサー 柳川 雄飛 - 14:15-15:15
- Open Talk
担当者のリアル「挑戦する社内土壌をつくる社内公募プログラムのデザイン」
紹介事例:大阪ガス イノベーションのための新規事業創造プロジェクト「TORCH」
大阪ガス株式会社 イノベーション推進部 富田 翔
株式会社ロフトワーク シニアプロデューサー 柳川 雄飛
株式会社ロフトワーク マーケティング リーダー 岩沢 エリ(モデレーター) - 15:15-15:20
- Closing
株式会社ロフトワーク マーケティング リーダー 岩沢 エリ
▶Zoomミーティングに移動し、オープンQAセッションを実施します。ご希望の方のみご参加ください。
- 15:20-15:50
- After Talk
メインセッションにて答えきれなかった質問にざっくばらんにお答えする、Q&Aセッションです。
大阪ガス株式会社 イノベーション推進部 富田 翔
株式会社ロフトワーク シニアプロデューサー 柳川 雄飛
株式会社ロフトワーク マーケティング リーダー 岩沢 エリ(モデレーター)
Outline
- 開催日
- 2020年7月21(水)14:00-15:20、アフターセッション15:20-15:50
- 定員
- 100名
- 参加費
- 無料
- 配信
- Zoom/Youtube Live
- 対象
- ・新規事業に挑戦する若手メンバーを育てたいマネージメント層の方
・公募制度を実施しているが、公募後のプロセス設計にお悩みの方
・アイデアを事業化するまでのプロセスに課題をお持ちの新規事業担当の方
・新規事業開発のパートナー選定にお悩みの方 - 主催
- 株式会社ロフトワーク
- ご注意
- ・申込多数の場合、抽選となる可能性がございます。ご了承ください。
・参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日loftwork.comに掲載する場合があります
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。
Speaker
大阪ガス株式会社, イノベーション推進部
富田 翔
2017年にTORCHに参加し、自ら発案した事業アイデアでグランプリを受賞。2018年から現イノベーション推進部に異動し、TORCH運営を統括。全体設計や参加者支援を行いながら、全社から新規事業が生まれる仕組み作りを継続中。自らの発案事業も含めて、TORCHから生まれた事業の開発業務にも従事。これまでにラムネとtaknalの2つの事業をリリース。いずれも事業責任者を務める。
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2017年にTORCHに参加し、自ら発案した事業アイデアでグランプリを受賞。2018年から現イノベーション推進部に異動し、TORCH運営を統括。全体設計や参加者支援を行いながら、全社から新規事業が生まれる仕組み作りを継続中。自らの発案事業も含めて、TORCHから生まれた事業の開発業務にも従事。これまでにラムネとtaknalの2つの事業をリリース。いずれも事業責任者を務める。柳川 雄飛
大学卒業後、Web広告業界で6年間にわたり営業・メディア開拓・新規事業立ち上げまで様々な事業に従事。その後、2014年に株式会社ロフトワークに入社。プロデューサーとして企業のコミュニケーション戦略から新規事業のコンセプト策定、Webサイトリニューアルなど幅広いプロジェクト設計を担当する。また本業の傍らで、地域活性のプロジェクトに関わったことがきっかけとなり、ロフトワークでも、地域にまつわるプロジェクトへと活動の幅を広げている。
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大学卒業後、Web広告業界で6年間にわたり営業・メディア開拓・新規事業立ち上げまで様々な事業に従事。その後、2014年に株式会社ロフトワークに入社。プロデューサーとして企業のコミュニケーション戦略から新規事業のコンセプト策定、Webサイトリニューアルなど幅広いプロジェクト設計を担当する。また本業の傍らで、地域活性のプロジェクトに関わったことがきっかけとなり、ロフトワークでも、地域にまつわるプロジェクトへと活動の幅を広げている。株式会社ロフトワーク, Culture Executive/マーケティング リーダー
岩沢 エリ
東京都出身、千葉市在住。大学でコミュニケーション論を学んだ後、マーケティングリサーチ会社、不動産管理会社の新規事業・経営企画室を経て、2015年ロフトワークに入社。マーケティングチームのリーダーとして、ロフトワークのコミュニケーションデザイン・マーケティング戦略設計、チームマネジメントを担う。2022年4月からCulture Executiveを兼任し、未来探索と多様性を創造力に変えるカルチャー醸成に取り組む。最近では、「分解可能性都市」をテーマに、生産・消費に加えて分解活動が当たり前となる都市生活へシステムチェンジするためのデザインアプローチを探究している。1児の母。