【東京・京都開催】「Most Likely to Succeed」映画上映会
ー 未知に取り組む探究のエコシステムを考える
Finished イベント終了
- Date
-
2022-06-16 (Thu) -
2022-06-22 (Wed)
- Time
- 18:00-21:00(開場17:30)
- Place
- 東京(6/16)、京都(6/22)
- Capacity
- 25名
- fee
- 500円(ワンドリンク付き)
Finished
About
※ 東京会場は満席となりました。京都会場は引き続き申し込み受付中です。
未知に取り組む探究のデザインを米国の学校「ハイ・テック・ハイ」の事例から考える
どうしたら社員が課題自体を自ら見つけに行けるようになるのか。どうしたら自ら手を動かしながら未知のものや答えのない課題に取り組み続けられるのか。組織やプロジェクトにおいて、どうやって学びのプロセスを設計したらいいのかー。
映画、「Most Likely to Succeed」は、多くの方が悩んでいるであろう課題に対して、ヒントをくれるかもしれません。この映画は、世界中から注目された探究型学習を実践するアメリカの公立学校ハイ・テック・ハイのドキュメンタリーです。今回、一般社団法人FutureEduとの共催により、この映画の上映会を実施します。イベントでは、皆で映画を鑑賞し、組織に当てはめた時にそれぞれが持ち帰れるポイントなどについて、ざっくばらんにディスカッションするイベントを開催します。
※ 当日はVimeo規定の日本語字幕を表示して上映する予定です。正確な日本語ではない可能性はありますが、必要な方はガイドとしてご覧ください。
映画「Most Likely to Succeed」とは?
この映画について、映画の日本公式パートナーである一般社団法人FutureEduはこのように説明しています。
「Most Likely to Succeed」 は、「人工知能 (AI) やロボットが生活に浸透していく21世紀の子ども達にとって必要な教育とはどのようなものか?」というテーマについて、「学校は創造性を殺しているのか?」TEDトークで著名なケン・ロビンソン卿、カーンアカデミーのサルマン・カーン氏、ハーバード・イノベーション・ラボ所属の、トニー・ワグナー氏などの有識者や多くの学校取材を2年間積み重ねられ制作されたドキュメンタリー作品です。2015年の公開以来、7000以上の学校や図書館、公民館といった公共施設や、SXSW edu を含む教育カンファレンスなどで上映されています。
米国のカリフォルニア州にある High Tech High というチャータースクールに通う二人の高校1年生の成長を追いかける過程で、日本と同様な受験偏重型教育と、生きる力を身につける実践的な教育のバランスをどう考えるかなど、国は違えど似た状況も多く、教育を取り囲む様々な視点について考えさせられる作品です。(引用元:一般社団法人FutureEdu)
映画は高校生やそのまわりの教師・保護者を追っていますが、現在の私たちを取り巻く価値観や世界を客観的に考える機会を与えてくれると同時に、課題を自ら見つけ、探究していくことのリアリティと、切実さを考えられる映画です。それは、きっと、私たちの日々の活動にも大きなヒントをくれるでしょうし、異なる職種の方々とディスカッションすることで、同志を作るきっかけにもなるかもしれません。
イベント「創り続けられる人材をどう育てる? PBLに学ぶ変容のための事業デザイン」スピンオフ企画として開催
この映画上映会は、2022年3月に開催した創り続けられる人材をどう育てる? PBLに学ぶ「変容」のための事業デザインというイベントのスピンオフ企画として開催します。
イベントを一緒にナビゲートしてくれるのは、3月のイベントでも登壇いただいた、一般社団法人「こたえのない学校」代表の藤原さとさんと、ロフトワークの堤大樹。藤原さんは、PBL(Project Based Learning, 探究型学習)を実践し世界中から注目されたアメリカの公立学校ハイ・テック・ハイの学びを日本に導入し、学校や企業に向けた研修を実践されています。(詳しくは、著書「『探究』する学びをつくる:社会とつながるプロジェクト型学習」(平凡社)をご覧ください。)一方で、堤はこれまで、新規事業プロジェクトの支援において、人材育成や学びのプロセスの設計を多く手がけてきています。
イベントでは、映画鑑賞のあと、2人とともにディスカッションを進めていく予定です。(京都会場は堤とともにディスカッションを行います)オフラインでカジュアルに実施しますので、ぜひお気軽に、そして、ぜひディスカッションには積極的にご参加ください。
※PBL:探究型学習や課題解決型学習などとも言われ、考え方やメソッドは諸説あるが、「自ら問題を発見し解決していく能力を身につけていくことに本質をもとめる」学習のことを指す(Wikipedia)。藤原さとさんの探究型学習についての考え方についてはこちらを参照。
その「学び」、どうやって組織で評価する? 変化の兆しをキャッチするための我慢強さ
新規事業支援において、常にハードルとなる評価。取り組みを一過性のものにせず、中長期的に育むためには、新しい評価基準を組織に根付かせることが大事だと話すのは、新規事業や人材育成プロジェクトの支援に関わってきたディレクターの堤。彼が関わった3つのプロジェクトで実践した学びの設計と課題についてお話しします。
こんな人におすすめ
- ビジネスを自ら創り出す若い世代を育てたい事業担当者の方
- 企業の人事担当の方
- 学びをデザインする教育機関の方
Program
- 18:00-18:30
- イントロダクション
浦野 奈美(株式会社ロフトワーク マーケティング)
・映画「Most Likely to Succeed」の紹介、ゲスト・進行メンバーの紹介、参加者自己紹介 - 18:30-20:00
- 映画「Most Likely to Succeed」上映
- 20:00-21:00
-
ディスカッション
藤原 さと(一般社団法人「こたえのない学校」代表理事) ※東京会場のみの参加
堤 大樹(株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター)- 映画で紹介される高校、ハイ・テック・ハイの取り組みから学べることとは?
- 探究の考え方やプロセスを組織に取り入れる具体策のアイディエーション
- 批評の設計について など
Speaker
一般社団法人「こたえのない学校」, 代表理事
藤原 さと
日本政策金融公庫にて中小企業・新規事業融資に従事後、米国留学中に国際労働機関(ILO)のマイクロファイナンス部門で少額融資のスキームを調査。帰国後、ソニー(株)本社経営企画管理・戦略部門で、海外企業との共同開発、技術・資本提携等のプロジェクトに携わる。
長女出産後ヘルスケアコンサルタントとして医療機関再生、地域包括ケアシステムの構築サポート、ミャンマー保健省と協働した現地乳がん検診事業立ち上げのリード等を行う。2012年度都内区立保育園父母会長。2014年に「こたえのない学校」を設立。2014年から2017年までアメリカ在住。2018年経産省 「未来の教室」事業で世界屈指のプロジェクト型学習を行う米ハイ・テック・ハイの教育プログラムを日本に導入。慶應義塾大学法学部政治学科卒・米国コーネル大学大学院公共政策学修士(M.P.A.)著書に『探究する学びをつくる-社会とつながるプロジェクト型学習』(平凡社)、『ラクガキのススメ(共同執筆)』(あいり出版)
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日本政策金融公庫にて中小企業・新規事業融資に従事後、米国留学中に国際労働機関(ILO)のマイクロファイナンス部門で少額融資のスキームを調査。帰国後、ソニー(株)本社経営企画管理・戦略部門で、海外企業との共同開発、技術・資本提携等のプロジェクトに携わる。 長女出産後ヘルスケアコンサルタントとして医療機関再生、地域包括ケアシステムの構築サポート、ミャンマー保健省と協働した現地乳がん検診事業立ち上げのリード等を行う。2012年度都内区立保育園父母会長。2014年に「こたえのない学校」を設立。2014年から2017年までアメリカ在住。2018年経産省 「未来の教室」事業で世界屈指のプロジェクト型学習を行う米ハイ・テック・ハイの教育プログラムを日本に導入。慶應義塾大学法学部政治学科卒・米国コーネル大学大学院公共政策学修士(M.P.A.)著書に『探究する学びをつくる-社会とつながるプロジェクト型学習』(平凡社)、『ラクガキのススメ(共同執筆)』(あいり出版)株式会社ロフトワーク, シニアディレクター
堤 大樹
「関西にこんなメディアがあればいいのに」という想いで2013年にWebマガジンANTENNAをスタート。2016年に4年半勤めた呉服問屋の営業を退職し、ロフトワークに入社。個人での仕事の依頼が増えたことを受け、2020年に文化にまつわる制作会社Eat, Play, Sleep inc.を設立とほぼ同時に、ANTENNAの編集長を後進に託し、「旅と文化」をテーマとしたメディアPORTLAを立ち上げ編集長に就任した。持ち味はエゴの強さで、好きなことは企画・編集業務。関係者各位に助けられ、発見と失敗の多い毎日を謳歌中。現在は台湾に異動。
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「関西にこんなメディアがあればいいのに」という想いで2013年にWebマガジンANTENNAをスタート。2016年に4年半勤めた呉服問屋の営業を退職し、ロフトワークに入社。個人での仕事の依頼が増えたことを受け、2020年に文化にまつわる制作会社Eat, Play, Sleep inc.を設立とほぼ同時に、ANTENNAの編集長を後進に託し、「旅と文化」をテーマとしたメディアPORTLAを立ち上げ編集長に就任した。持ち味はエゴの強さで、好きなことは企画・編集業務。関係者各位に助けられ、発見と失敗の多い毎日を謳歌中。現在は台湾に異動。株式会社ロフトワーク, マーケティング/ SPCS
浦野 奈美
大学卒業後ロフトワークに入社。渋谷オフィスにてビジネスイベントの企画運営や日本企業と海外大学の産学連携のコミュニティ運営を担当。2020年にはFabCafe Kyotoのレジデンスプログラム「COUNTERPOINT」の立ち上げと運営に従事。また、FabCafeのグローバルネットワークの活動の言語化や他拠点連携の土壌醸成にも奔走中。2022年からは、自然のアンコントローラビリティを探究するコミュニティ「SPCS」の立ち上げと企画運営を担当。大学で学んだ社会保障やデンマークのフォルケホイスコーレ、イスラエルのキブツでの生活、そして、かつて料理家の森本桃世さんと共催していた発酵部活などが原体験となって、場の中にカオスをつくることに興味がある。
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大学卒業後ロフトワークに入社。渋谷オフィスにてビジネスイベントの企画運営や日本企業と海外大学の産学連携のコミュニティ運営を担当。2020年にはFabCafe Kyotoのレジデンスプログラム「COUNTERPOINT」の立ち上げと運営に従事。また、FabCafeのグローバルネットワークの活動の言語化や他拠点連携の土壌醸成にも奔走中。2022年からは、自然のアンコントローラビリティを探究するコミュニティ「SPCS」の立ち上げと企画運営を担当。大学で学んだ社会保障やデンマークのフォルケホイスコーレ、イスラエルのキブツでの生活、そして、かつて料理家の森本桃世さんと共催していた発酵部活などが原体験となって、場の中にカオスをつくることに興味がある。Outline
- 開催日
東京開催:2022年6月16日(木)※ 満席
京都開催:2022年6月22日(水)- 時 間
- 18:00-21:00(開場17:45)
- 参加費
- 500円(ワンドリンク付き)
- 定 員
- 各会場25名
- 会 場
東京会場:loftwork COOOP10(渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア10F)※ 満席
京都会場:FabCafe Kyoto(京都府京都市下京区本塩竈町554)- 対 象
- ・ビジネスを自ら創り出す若い世代を育てたい事業担当者の方
・企業の人事担当の方
・学びをデザインする教育機関の方 - 共 催
- 一般社団法人FutureEdu、株式会社ロフトワーク
ご注意
- 参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日loftwork.comに掲載する場合があります
- プログラムは、予告なく変更される場合があります。
- 参加費は当日会場にて現金でお支払いください。(領収書をお渡しします)※ お釣りのないよう、準備をお願いいたします。
共催
東京会場ACCESS
loftwork COOOP10(渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア10F)
京都会場ACCESS
FabCafe Kyoto(京都府京都市下京区本塩竈町554)