EVENT アーカイブ配信

【アーカイブ配信】
地域×都市をつなぐ、SDGsビジネスプロジェクトのつくりかた

Finished イベント終了

持続可能な社会を目指したSDGs領域の事業を創出するために、地域と都市の連携した活動がいま求められています。ロフトワークが支援した「真庭市SDGsビジネスプロジェクト創出プログラム」の事例紹介と共に、実践者とのディスカッションを通じ、そのポイントを紐解きます。

Date
2023-05-01 (Mon) -
2023-08-31 (Thu)
Time
80min
fee
無料

Finished

持続可能な社会を目指したSDGs領域の事業を創出するために、地域と都市の連携した活動がいま求められています。ロフトワークが支援した「真庭市SDGsビジネスプロジェクト創出プログラム」の事例紹介と共に、実践者とのディスカッションを通じ、そのポイントを紐解きます。

About

本動画は、過去開催したイベントの録画配信です。
ページ下部の「Join」ボタンをクリックし、お申込みの上、動画をご視聴ください。

どうなる? これからの「地域と都市」の関係

人口減少や産業の衰退・空洞化など、さまざまな課題を抱える日本の地方自治体。これらの課題を改善するために、都市と地域が連携しながら人材交流や価値共創に取り組んでいくことが急務です。

そんな中、岡山県真庭市は地域産業が都市部のビジネス層と連携しながら、未来に向けた新事業を創出するための取り組みとして「真庭市SDGsビジネスプロジェクト創出プログラム」を実施しました。

チャレンジしたのは、約3ヶ月間で地域資産を活かしながら地域の内部からビジネス機会を生みだすための仕掛けを作り、実践すること。本イベントでは、企画・運営を手がけた真庭市とロフトワークのメンバーが、プログラムの中身を詳しく紹介。地方自治体と都市部の企業それぞれの視点から、これからの都市・地域間共創に必要な視点とアプローチを掘り下げます。

イベントの見どころ

ビジネス創出を通じて「地域課題」解決を目指した、プログラムの中身を紹介

プログラムが目指す最終ゴールは、都市部の現役世代を真庭市に惹きつけ、U・I・Jターンによる起業・就業者を創出すること。

プロジェクトを担当した真庭市役所の平澤洋輔さんは、実際にIターンとして都市部から真庭市に移住し、就職したひとり。地域側と都市側の視点を行き来しながら、ロフトワークのメンバーと共に設計したプログラムの活動内容と成果、今後の展開を詳しく紹介します。

地域資源・地域課題をきっかけに、サステナブルな事業を生み出すには?

企業が地域資源や地域課題をきっかけに持続可能な事業を創出するには、どういった視点やアプローチが求められるでしょうか。イベント後半のクロストークでは、今回の実践からプロジェクトメンバーが学んだことを紹介しながら、議論を深めます。

地域と人との繋がりの考え方

地域と人との繋がりを評価するための「関係人口」の考え方や、「地域資源」をどう捉えて活かしていくのか、経済圏の拡大と活性化に向けた地域間連携の可能性など……登壇者と参加者が意見を交えながら、熱のあるディスカッションを展開しました。

こんな方におすすめ

  • SDGs実現を目指した新規事業の創出に興味・関心のある方
  • 地域産業への取り組みに興味・関心のある方
  • 地域でのビジネス活動を創出したいと考えている方

岡山県真庭市について

  • 真庭市は岡山県の北部の山間部、鳥取県境に接する人口5万人弱のまち。
  • 「SDGs未来都市」として持続可能な社会を目指し、全国に先駆けて経済・社会・環境をめぐる広範な課題に取り組んでいます。全国に先駆けて木質バイオマス発電や生ごみの液肥化を核とした資源循環型の生活基盤の整備を進めています。
  • 多様性を受け入れ、住む人がいつまでも住み続けたいと思える「多彩な真庭の豊かな生活〜真庭ライフスタイル〜」の実現に取り組んでいます。

WEB:岡山県真庭市公式ホームページ
画像:真庭観光局 Instagramより

Speaker

平澤 洋輔

真庭市役所産業観光部産業政策課 係長

平澤 洋輔

広告制作プロダクション、大手広告代理店を経て、2017年岡山県へ移住。人口1,500人の村のローカルベンチャーでPR、事業開発をした後、SNSマーケティングなどを行うスタートアップを仲間と立ち上げる。2019年に真庭市へ引っ越し、2020年より現職。行政×クリエイティブで、「進化」を生み出すことをテーマに市民の豊かな暮らしをサポートしていく。

詳細を見る 広告制作プロダクション、大手広告代理店を経て、2017年岡山県へ移住。人口1,500人の村のローカルベンチャーでPR、事業開発をした後、SNSマーケティングなどを行うスタートアップを仲間と立ち上げる。2019年に真庭市へ引っ越し、2020年より現職。行政×クリエイティブで、「進化」を生み出すことをテーマに市民の豊かな暮らしをサポートしていく。
寺本 修造

株式会社ロフトワーク, シニアディレクター

寺本 修造

ロフトワークでは多種多様な事業領域でのリサーチや戦略策定、新規事業開発などの広範なテーマのプロジェクトを担当。経営の意思決定へのデザインアプローチの導入やデザイン文化・価値の組織浸透、デザインを通じた組織と事業の横断的な成長の実現を目指す。

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皆川 凌大

株式会社ロフトワーク, ゆえんクリエイティブディレクター

皆川 凌大

青山学院大学総合文化政策学部卒業。学生時代に、XR(VR/ARなどの総称)表現を開拓していくコミュニティ「NEWVIEW」のインターンとしてジョインしたことがきっかけで、ロフトワークに入社。コミュニティ醸成やARアートのコンテンツディレクション、Webディレクションを担当。学生時代に地域文化を研究していた経験を生かして、地域に関わる案件を手がけることが多くなり、2022年10月プロデューサーの二本栁と共に地域プロジェクトに特化した「ゆえんユニット」を立ち上げた。現在は、まちづくりやデザイン経営を軸として、大手・中小企業へ向けた新規事業開発・組織変革を推進。他方、地方自治体と協力をし地域企業へのデザイン経営の普及や共創の機会作りを行っている。

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岩沢 エリ

株式会社ロフトワーク, Culture Executive/マーケティング リーダー

岩沢 エリ

東京都出身、千葉市在住。大学でコミュニケーション論を学んだ後、マーケティングリサーチ会社、不動産管理会社の新規事業・経営企画室を経て、2015年ロフトワークに入社。マーケティングチームのリーダーとして、ロフトワークのコミュニケーションデザイン・マーケティング戦略設計、チームマネジメントを担う。2022年4月からCulture Executiveを兼任し、未来探索と多様性を創造力に変えるカルチャー醸成に取り組む。最近では、「分解可能性都市」をテーマに、生産・消費に加えて分解活動が当たり前となる都市生活へシステムチェンジするためのデザインアプローチを探究している。1児の母。

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森 実南

株式会社ロフトワーク, マーケティング

森 実南

東京都町田市出身。インターネットメディア企業にて、BtoBを中心としたオンラインイベントのディレクターを勤めた後、ロフトワークに入社。マーケティングチームに所属し、イベント企画・運営などを幅広く努める。趣味は、音楽と散歩と、お酒とご飯。

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Program

5min
オープニング
株式会社ロフトワーク マーケティング 森 実南
20min

事例紹介:「真庭市SDGsビジネスプロジェクト創出プログラム」

  • プロジェクト創出のきっかけとプロセス
    真庭市役所産業観光部産業政策課 平澤 洋輔
  • プロジェクト事業創出のポイント
    株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター 寺本 修造
50min
クロストーク:地域×都市から生まれる、SDGsの実現を目指す事業の価値と可能性/質疑応答
真庭市役所産業観光部産業政策課 平澤 洋輔
株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター 寺本 修造
株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター 皆川 凌大
株式会社ロフトワーク Culture Executive/マーケティング リーダー 岩沢 エリ
5min
クロージング
株式会社ロフトワーク Culture Executive/マーケティング リーダー 岩沢 エリ

Outline

配信
YouTube
参加費
無料
対 象
  • 企業でまちづくり、地方創生、スマートシティなどに関わる仕事をされている方
  • SDGs領域の事業の創出に興味・関心のある方
  • 地域産業への取り組みに興味・関心のある方
  • 地域の問題解決やビジネス活動に興味・関心のある方
主 催
株式会社ロフトワーク

参加者からの声

  • 地方×都市での協創のやり方や仕組み作りが良く理解でき、有意義だった。
  • 単一地方都市では難しいことも周辺地域と連携することで見えてくる経済圏の創出、ということも良き気づきになりました。
  • 関係人口の考え方や地域の課題の在り方について、具体的な取り組みで得られた事実をベースにお話しされており、非常に勉強になりました。また、現場に入り、人間関係を構築することの重要性を改めて感じました。
  • 共感を持つ人を増やす努力がオープンイノベーションの原点であるということが改めてよく分かりました。
  • 真庭市のバイオマス発電の原料や日生の牡蠣の殻を細かくして田んぼにまいた事例など、物に対する見方を変えれば再利用が可能な資源になることなど、初めて知りました。地域再生には地域に対する共感を増やしていくことが大切ではないかと思います。

本イベントは収録イベントのアーカイブ配信になります。
お申し込みの方に、視聴URLをお送りします。

Finished

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