EVENT トーク

なぜ、ヨコク研究所はフィールドでのリサーチを大切にするのか?
『YOKOKU Field Notes #01 台湾:編みなおされるルーツ』発売記念
公開座談会

Finished イベント終了

本日のイベントの様子を、オンラインよりご視聴いただけます。(お申し込み不要)
こちらからZoomの視聴登録を行ったうえで、開始時刻になりましたらパスコードを入力し、ご視聴ください。(パスコード:049088)

Date
2023-10-23 (Mon)
Time
18:30-20:00
Place
コクヨ品川 THE CAMPUS COMMONS
Capacity
現地会場:30名
fee
無料

Finished

本日のイベントの様子を、オンラインよりご視聴いただけます。(お申し込み不要)
こちらからZoomの視聴登録を行ったうえで、開始時刻になりましたらパスコードを入力し、ご視聴ください。(パスコード:049088)

About

フィールドリサーチの振り返り、参加者が自身のルーツについて話す二部制イベント

ヨコク研究所は未来社会のオルタナティブを研究・実践するための、コクヨ株式会社のリサーチ&デザインラボ。

これまでも、各国・各地域で「自律協働社会」の兆しと、そのあり方を問い直す取り組みの探索を積極的に実施してきましたが、この夏は、台湾をフィールドにしたリサーチを行いました。その内容をまとめた『YOKOKU Field Notes #01 台湾:編みなおされるルーツ』は、同じ時代を異なる環境条件で生きる人々の営みを探る、このリサーチプロジェクトの書籍化第1段となります。

今回、そんな本書の出版を記念し、ヨコク研究所、ロフトワークが東京・京都の2会場でイベントを共催します。

本イベントは、プロジェクトの参加メンバーが台湾でのフィールドリサーチを振り返る前半と、リサーチのテーマとなった「ルーツ」について参加者自身が見つめ直す後半の二部制で行われます。

前半は”フィールドノーツ”を執筆したヨコク研究所の研究員である工藤沙希・田中康寛をパネラーに、本書の制作・編集を担当したロフトワークの堤大樹がモデレーターを務め、リサーチのプロセスを紹介しながら、印象的なエピソードについて振り返ります。

後半では、本書を頼りに外来文化に翻弄されてきた複雑な歴史を背負う台湾の人々が、どのように「ルーツ」をともに生きる拠り所としているのかを参考に、工藤・田中・堤の3人と当日の参加者が”自身の選べること・選び直すこと”に改めて目を向けて考えるための座談会を行います。

本書に関心があるといった方はもちろんのこと、ヨコク研究所や、そのリサーチの実態を覗きたい方、働く上で個人や組織のアイデンティティのあり方に悩んでいる方、自由な都市生活の選択可能性に疲れてしまった方まで、どなたでも奮ってご参加いただけますと幸いです!

本書でリサーチを行った5つの事例

  • 老朽化した台北の巨大団地街一体に根付き、受け継がれる福祉活動の現場〈南機場〉
  • 花蓮の東海岸を舞台に、”魚育”から台湾の海洋食・漁業に光を当てる〈洄遊吧(FISH BAR)〉
  • 教師, 親, 生徒という立場が流動する、原住民語のみの実験学校〈Tamorak 阿美語共學園〉
  • アミ族の規範と青年同士の協働のあわいで催される音楽フェスティバル〈阿米斯音樂節〉
  • バンド活動の傍ら農家として地元・旗山のバナナ産業に根ざす〈台青蕉樂團(Youth Banana)〉

こんな方におすすめ

  • 台湾の昨今の社会動向や、近年どのようなローカルなプロジェクトが行われているか知りたいクリエイターや編集者
  • 情報の共有や、コラボレーターを求めている研究職やリサーチャー
  • 企業が「フィールドリサーチ」という手法を活かしているのか、その事例を知りたい大学生
  • 機会領域を新規で発見、開拓する必要がある企業の新規事業担当者
  • もちろん、上記以外の方でも喜んでご参加受付しております!

Speaker

工藤 沙希

コクヨ株式会社, ヨコク研究所 研究員

工藤 沙希

1991年青森県生まれ。コクヨ ヨコク研究所 研究員。「時間の周回性」「現代私祭」「社縁」「年齢階層」など、社会の"拠りどころ"たりうるものへの関心を軸に、民俗学的な視点でのフィールドリサーチをはじめとする質的な研究とプロトタイピングを中心に取り組む。
関西学院大学大学院社会学研究科 島村恭則研究室(現代民俗学)に所属。

詳細を見る 1991年青森県生まれ。コクヨ ヨコク研究所 研究員。「時間の周回性」「現代私祭」「社縁」「年齢階層」など、社会の"拠りどころ"たりうるものへの関心を軸に、民俗学的な視点でのフィールドリサーチをはじめとする質的な研究とプロトタイピングを中心に取り組む。
関西学院大学大学院社会学研究科 島村恭則研究室(現代民俗学)に所属。
田中 康寛

コクヨ株式会社, ヨコク研究所 研究員

田中 康寛

オフィス家具の商品企画・マーケティングを担当した後、2016年より働き方や未来社会のリサーチ・コンサルティング活動に従事。国内外の働き方・働く場・働く人にまつわる統計的調査や質的調査に携わっている。

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堤 大樹

Loftwork Taiwan

堤 大樹

「関西にこんなメディアがあればいいのに」という想いで2013年にインディペンデント・カルチャー・マガジンANTENNAをスタート。4年半勤めた呉服問屋の営業を退職し、2016年にロフトワークに入社。徐々に個人への仕事の相談が増えたことを受け、2020年に企画・制作・編集プロダクションEat, Play, Sleep inc.を設立。2021年にはANTENNAの編集長を後進に託し、「旅と文化」をテーマとしたメディアPORTLAを立ち上げ編集長に就任した。同2021年に『OUT OF SIGHT!!!』創刊。持ち味はエゴの強さで、好きなことは企画・編集業務。関係者各位に助けられ、発見と失敗の多い毎日を謳歌中。https://loftwork.com/jp/people/daiki_tsutsumi

詳細を見る 「関西にこんなメディアがあればいいのに」という想いで2013年にインディペンデント・カルチャー・マガジンANTENNAをスタート。4年半勤めた呉服問屋の営業を退職し、2016年にロフトワークに入社。徐々に個人への仕事の相談が増えたことを受け、2020年に企画・制作・編集プロダクションEat, Play, Sleep inc.を設立。2021年にはANTENNAの編集長を後進に託し、「旅と文化」をテーマとしたメディアPORTLAを立ち上げ編集長に就任した。同2021年に『OUT OF SIGHT!!!』創刊。持ち味はエゴの強さで、好きなことは企画・編集業務。関係者各位に助けられ、発見と失敗の多い毎日を謳歌中。https://loftwork.com/jp/people/daiki_tsutsumi

Program

前半:工藤・田中・堤によるリサーチの振り返り座談会(60m)

  • ヨコク研究所がどのような活動を行っているのか?
  • 台湾でのフィールドリサーチを振り返って
  • 質疑応答

後半:自身の「ルーツ」を見つめ直すグループ座談会(30m)

  • グループに分かれての座談会

*『YOKOKU Field Notes #01 台湾:編みなおされるルーツ』をご一読の上ご参加いただけると本イベントをよりお楽しみいただけますが、未読での参加も歓迎しております!

Outline

開催日
京都:2023年9月29日(金) 18:30~20:00(18:00開場)
東京:2023年10月23日(月) 18:30~20:00(18:00開場)
会 場
京都会場
FabCafe Kyoto 1F
京都市下京区富小路通五条下​ル本塩竈町​554
東京会場
コクヨ品川 THE CAMPUS 1F COMMONS
東京都港区港南1丁目8番35号
定 員
現地会場:30名
参加費
京都:¥1,000(1ドリンク付き)
東京:無料
主催・企画・運営
ヨコク研究所/株式会社ロフトワーク
ご注意
  • 会場でお支払いは「現金のみ」となります。出来るだけ釣り銭のないようご準備ください。
  • 定員になり次第、受付終了とさせていただきます。
  • プログラムは、予告なく変更される場合があります。
  • 東京開催は飛び入りの参加も可能となります。

本日のイベントの様子を、オンラインで配信します。
オンラインより視聴する場合は、こちらからZoomの視聴登録を行ったうえで、開始時刻になりましたらパスコードを入力し、ご視聴ください。(パスコード:049088)
※オンライン視聴の場合は、お申し込み不要です。

*コクヨ品川 THE CAMPUS COMMONSに来場する場合は、以下の「申し込む」ボタンより参加申し込みを完了してください。
*東京開催は飛び入りの参加も可能となります

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