EVENT トーク

FUTURE of EDUCATION
デジタル×リアルで創造する未来の教育環境

Finished イベント終了

Date
2023-10-06 (Fri)
京都 16:00-18:002023-10-13 (Fri)
東京 16:00-18:00
Capacity
30名
fee
無料(別途1ドリンクオーダー)

Finished

About

大学は地域の共創の拠点となりうるか?

目まぐるしく変化し、複雑で予測困難なVUCAの時代。これまで教育現場では「社会に適合する人」を育てることが求められてきましたが、これからの時代は旧来の常識に捉われずに価値創造する「変革の担い手」を育てることではないでしょうか。

では、変革の担い手を育成する、未来の教育環境に必要なものは、どんな環境なのか。たとえば「文理融合」に言われるような領域横断した知識の習得ができること、大学だけに閉じずに、地域や民間と接続し共に活動できるひらかれた共創環境。デジタルテクノロジーをはじめとする最新技術に親しむ環境などが、挙げられます。

このような課題に対し、立命館大学 大阪いばらきキャンパス「ソーシャルコネクティッド・キャンパス」では、大学と地域がシームレスにつながる設計を取り込んだ空間やプログラム、企業や自治体のみならず、地域住民参加型でサービス開発を行う共創スペースも構想されています。他にも、学生が社会に出た後に経験するであろうテクノロジーとの接点を視野に入れ、仮想空間を活用した環境で実践的に学ぶカリキュラムを取り入れる大学が増えてきました。今後デジタルとリアルをかけ合わせた学びを提供する動きは、更に多様な展開をみせるでしょう。

XRが教育の現場を変えるのか?エリアに縛られない連携の可能性

未来の教育空間を創造する際に、デジタルコンテンツを現実の世界とシームレスに融合する空間コンピュータの存在が現実的になってきました。これまで、制約だった物理的な距離や画面越しのコミュニケーションの限界を取り払って、遠方の協定校との共同プロジェクトや、同じ地域にいることに縛られない大学間の連携や、産学連携も可能になります。「誰とでも」「どこにいても」共創・協働できる新たなツールを取り入れることで、我々はより魅力的な未来を描くことができるようになります。今までの「越境」の形を大きく変えることになるでしょう。

しかし、そのようなテクノロジーを活用した学びの場を「どう取り入れたら良いのか?」「学内外のコミュニケーションをどのように設計したらいいのか?」など、まだまだ手探りの大学や教育機関も多いのではないでしょうか。

本イベントでは、連続起業家として数々のプロダクトを生み出してきたAudio Metaverse, Inc. CEO兼ロフトワークFUTURE TEAMプロデューサー井口尊仁が、新たな教育環境の可能性をXR技術活用という側面から考え、実際の利用シーンをシミュレーションします。ゲストには株式会社エッセンス代表取締役 / NPO法人ミラツク代表理事の西村勇哉さんをお招きし、産学連携や研究成果の社会や地域への還元をどうイノベーティブにデザインするのか、具体事例を交えてをお話いただきます。

また、イベント後半には立命館アジア太平洋大学の岩山隆海さんを交え*、未来の教育環境の可能性を教職員や研究者の視点から学びつつ、現状の大学の課題に対して、最新技術とデザインでどう応えることができるかを議論します。

こんなことが学べます

  • 共創空間とそのデザイン、そこでのXRシステムの活用の可能性
  • インクルーシブな社会における大学の果たすべき役割
  • Apple Vision Proが創造しようとしている空間コンピューティングの概念、機能、実例

こんな方におすすめ

  • 大学の経営企画室、経営戦略室、学長室などの組織変革を担うご担当者
  • 大学の広報、マーケティング部署のご担当者
  • 大学との産学連携を企画・推進されている企業のご担当者
  • 未来の教育環境に興味のある方、新しい試みをされている方

*立命館アジア太平洋大学の岩山隆海さんは10/13渋谷開催のみの参加となります。ご了承ください。

Program

16:00-16:10
イントロダクション
 株式会社ロフトワーク シニアプロデューサー 藤原 里美
16:10-16:25
セッション1:生成系AIや空間コンピューティングが可能にする産学連携とイノベーションの未来
 株式会社ロフトワーク FUTURE TEAM プロデューサー/Audio Metaverse, Inc.最高経営責任者 井口 尊仁
16:25-16:40
セッション2:未来の教育環境をデザインする実践的方法論(仮)
 株式会社エッセンス代表取締役 / NPO法人ミラツク代表理事 西村勇哉​​​​
16:40-17:30

オープンディスカッション

  • 地域社会との共創関係への期待度は?
  • 共創空間とそのデザイン、そこでのXRシステムの活用の可能性
  • インクルーシブ社会における大学の果たすべき役割

 株式会社エッセンス代表取締役 / NPO法人ミラツク代表理事 西村勇哉​​​​
 立命館アジア太平洋大学東京オフィス 所長代理 / 学長室 課長  岩山 隆海(渋谷開催のみ)
 株式会社ロフトワーク FUTURE TEAM プロデューサー/Audio Metaverse, Inc.最高経営責任 井口 尊仁
 株式会社ロフトワーク シニアプロデューサー 藤原 里美(モデレーター)

17:30-17:35
クロージング
17:35-18:00
個別相談・懇親会

Outline

開催日
京都開催:2023年10月6日(金)16:00-18:00【申込をクローズしました】
東京開催:2023年10月13日(金)16:00-18:00
定 員
各回 30名
参加費
無料(別途1ドリンクオーダー必須/500円)
会 場
京都:FabCafe Kyoto(住所:京都府京都市 下京区本塩竈町554 1F)
東京:FabCafe Tokyo(住所:東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア1F)
対 象
  • 大学の経営企画室、経営戦略室、学長室などのご担当者
  • 大学広報のご担当者
  • 大学との産学連携をされている企業担
    当者
  • 未来の教育環境に興味のある方
主 催
株式会社ロフトワーク
ご注意
  • 申込多数の場合、抽選となる可能性がございます。ご了承ください。
  • 参加者の皆さんの写真や議論の内容は後日loftwork.comに掲載する場合があります。
  • プログラムは、予告なく変更される場合があります。

主催 : FUTURE TEAM

FUTURE TEAM

エンタメドリブンで未来を描き、テクノロジーで実装する。
私たちは、エンターテインメント(人々を楽しませること)を起点に未来を構想します。テクノロジーは、それを実現するための重要なツール。エンタメドリブンで動き出し、未来の実装にテクノロジーを活用する。多くの人の心を動かし、熱狂させるためのテクノロジーの使い手であることがFUTURE TEAMの存在意義です。

FUTURE TEAM とは

Speaker

西村 勇哉​​

株式会社エッセンス代表取締役 / NPO法人ミラツク代表理事

西村 勇哉​​

1981年大阪府池田市生まれ。大阪大学大学院にて人間科学の修士を取得。人材開発ベンチャー企業、公益財団法人日本生産性本部を経て、2011年にNPO法人ミラツクを設立。セクター、職種、領域を超えたイノベーションプラットフォームの構築と、大手企業の新領域事業開発支援、階層的な未来構想の設計、未来潮流の探索などに取り組む。2021年に株式会社エッセンスを設立。2021年9月に自然科学、社会科学、人文学を領域横断的に扱う先端研究者メディアesse-senseをリリース。知のアクセスを実現する「Knowledge Tech」企業として研究知と社会の接続に取り組む。滋賀県大津市在住、3児の父。大阪大学社会ソリューションイニシアティブ招聘教授、大阪大学人間科学研究科後期博士課程(人類学)在籍

詳細を見る 1981年大阪府池田市生まれ。大阪大学大学院にて人間科学の修士を取得。人材開発ベンチャー企業、公益財団法人日本生産性本部を経て、2011年にNPO法人ミラツクを設立。セクター、職種、領域を超えたイノベーションプラットフォームの構築と、大手企業の新領域事業開発支援、階層的な未来構想の設計、未来潮流の探索などに取り組む。2021年に株式会社エッセンスを設立。2021年9月に自然科学、社会科学、人文学を領域横断的に扱う先端研究者メディアesse-senseをリリース。知のアクセスを実現する「Knowledge Tech」企業として研究知と社会の接続に取り組む。滋賀県大津市在住、3児の父。大阪大学社会ソリューションイニシアティブ招聘教授、大阪大学人間科学研究科後期博士課程(人類学)在籍
岩山 隆海

立命館アジア太平洋大学, 東京オフィス 所長代理 / 学長室 課長 

岩山 隆海

島根県出身。大学卒業後、シンクタンク、独立行政法人等を経て2008年学校法人立命館に入職。立命館アジア太平洋大学で留学生の募集活動を担当。主に韓国、インドネシア、中央アジア諸国、ロシア等の国々で現地学生募集活動や関連企画に従事。その後、大学全体の研究支援業務、国際会議運営支援、国際共同研究活動支援業務などを経て、2023年4月より現職。趣味は神社巡り、スポ―ツ全般、ビール検定など。

詳細を見る 島根県出身。大学卒業後、シンクタンク、独立行政法人等を経て2008年学校法人立命館に入職。立命館アジア太平洋大学で留学生の募集活動を担当。主に韓国、インドネシア、中央アジア諸国、ロシア等の国々で現地学生募集活動や関連企画に従事。その後、大学全体の研究支援業務、国際会議運営支援、国際共同研究活動支援業務などを経て、2023年4月より現職。趣味は神社巡り、スポ―ツ全般、ビール検定など。
井口 尊仁 (TAKA)

FUTURE TEAM プロデューサー

井口 尊仁 (TAKA)

Audio Metaverse, Inc. CEO。立命館大学文学部哲学科卒。黎明期のインターネットの未来に魅了され株式会社デジタオを1999年創業しブログ出版事業を成功させる。 その後現実世界のソーシャル化を目指し頓智ドット株式会社を2008年創業。 「セカイカメラ」をサンフランシスコで発表、世界中で400万ダウンロード突破する。 2012年、人と人を瞬間的に結びつける拡張現実ウェアラブルデバイス「Telepathy One」を開発、その後北米でテレパシー社を創業し大型資金調達を実現。テレパシー社売却後にはシリコンバレーでAudio Metaverse, Inc.を創業し、声で人と人が直接繋がれるオーディオソーシャルアプリ「Dabel」をグローバルに普及させる。常に未来社会を先読みし、本質的イノベーションを生み出し続けている。

詳細を見る Audio Metaverse, Inc. CEO。立命館大学文学部哲学科卒。黎明期のインターネットの未来に魅了され株式会社デジタオを1999年創業しブログ出版事業を成功させる。 その後現実世界のソーシャル化を目指し頓智ドット株式会社を2008年創業。 「セカイカメラ」をサンフランシスコで発表、世界中で400万ダウンロード突破する。 2012年、人と人を瞬間的に結びつける拡張現実ウェアラブルデバイス「Telepathy One」を開発、その後北米でテレパシー社を創業し大型資金調達を実現。テレパシー社売却後にはシリコンバレーでAudio Metaverse, Inc.を創業し、声で人と人が直接繋がれるオーディオソーシャルアプリ「Dabel」をグローバルに普及させる。常に未来社会を先読みし、本質的イノベーションを生み出し続けている。
藤原 里美

株式会社ロフトワーク, シニアプロデューサー

藤原 里美

2008年にプロデューサーとして入社、産休、育休を機にマーケティング部門に転属。イベントの企画運営、CRMの設計、既存クライアントへのサポートサービス構築などに携わる。2018年から京都オフィスにて再びプロデューサーとして、大学、病院、BtoB企業などの組織のブランディング、専門領域の情報発信のデザイン、Webサイトを活用したセールス設計やコミュニケーション設計に重きを置いて提案活動中。教育機関とのプロジェクトが多かったことと、娘二人の育児の中でPBL(Project Based Learning)に興味を持ち、「新たな学びの形」を模索中。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。

詳細を見る 2008年にプロデューサーとして入社、産休、育休を機にマーケティング部門に転属。イベントの企画運営、CRMの設計、既存クライアントへのサポートサービス構築などに携わる。2018年から京都オフィスにて再びプロデューサーとして、大学、病院、BtoB企業などの組織のブランディング、専門領域の情報発信のデザイン、Webサイトを活用したセールス設計やコミュニケーション設計に重きを置いて提案活動中。教育機関とのプロジェクトが多かったことと、娘二人の育児の中でPBL(Project Based Learning)に興味を持ち、「新たな学びの形」を模索中。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
Finished

Related Event