
【アーカイブ配信】
未知の顧客に出会う、価値探索のデザイン
ー横浜市、花王 ヒューマンヘルスケア研の実践の裏側
Recorded 録画配信
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【アーカイブ動画を公開】効果的な自治体施策や事業開発を導く、価値創出のためのリサーチとは?
2025年3月26日に開催されたトークイベント「未知の顧客に出会う、価値探索のデザイン ー横浜市、花王 ヒューマンヘルスケア研の実践の裏側」のアーカイブ動画を無料公開します。
ロフトワークが伴走支援した、横浜市と花王ヒューマンヘルスケア研究所による「デザインリサーチ」の実践事例を通じて、「誰に向き合うべきか」から価値創出を考えるプロセスを紐解きました。当日参加が叶わなかった方や、内容にご興味がある方は、この機会にぜひお申し込みください。
※前半部分の音声に一部聞き取りづらい箇所がございます。資料映像としてご活用ください。
「私たちは誰に向き合うべきか」を明らかにすることが、価値創出の起点になる
人生100年時代と言われ、少子高齢化が急速に進む中、私たちの暮らしや社会の在り方は大きく変化しています。人々のニーズも急速に変化していく中で、企業がすでに持つ高度な技術や、自治体が推進する政策、その街の魅力を、生活者にとって本当に価値のあるものにするにはどうすれば良いか、悩んでいる企業・自治体の方も多いのではないでしょうか。
そこで改めて見直したいのが、ターゲットに対する解像度。十分に理解しているつもりでも、気づかないうちに認知バイアスがかかり、正しく捉えられていない可能性があります。一歩立ち止まり、ターゲットである生活者のニーズやインサイトを深堀りすることで、新たな価値創出のヒントが見えてくるかもしれません。
本イベントでは、「デザインリサーチ」 を活用したターゲット理解の重要性に着目し、生活者のリアルな声を起点に、技術・サービスの価値を創出するプロセスを探ります。

横浜市、花王ヒューマンヘルスケア研究所の実践から学ぶ、価値創出のためのデザインリサーチのプロセス
横浜市:市民目線での価値設定と、正しいコミュニケーションデザイン設計のために
横浜市のプロジェクトでは、子育て世代への支援をより充実させ、街の魅力を高めるためのデザインリサーチを実施。現在の子育て世代や、近い将来に子育てをするかもしれない世代の「結婚観」を知るために、アンケートやデプスインタビューの結果から、表出されていないインサイト(意思決定に結びつく潜在的なニーズ)を抽出。彼らが感じる理想と現実のギャップや、本当に求める市の政策を明らかにしました。
【お話する内容】
- 実際に行ったデザインリサーチのプロセス
- 市民の潜在ニーズを明らかにするためのポイント
花王 ヒューマンヘルスケア研究所:研究員による技術の強みを活かした、ボトムアップ型の事業開発

花王 花王ヒューマンヘルスケア研究所※のプロジェクトでは、高齢者の健康状況悪化を未然に防ぐ歩行促進アプリの開発に向けて、生活者のインサイトを探るデザインリサーチを実施。すでに持っている高い技術と、その技術を活かしたサービスを求める人をつなげる方法を探りました。
※花王のヒューマンヘルスケア研究所は、自分らしく健やかで心豊かな人生を支えるため、生来の力を活かし、日常生活の行動や習慣に技術を融合させたヘルスケア商品やサービスを開発しています。科学に基づいたアプローチで、より良い生活の実現を目指しています。
【お話する内容】
- 技術を起点とした事業開発の実践的なコツ
- 現場社員の事業開発マインドセットの浸透のためのポイント
「生活者のリアルな声を拾い、価値創出の起点にしたい」
「生活者との接点を深める新たなアプローチを考えたい 」
と考える方は、ぜひご参加ください。
こんな方におすすめ
- ユーザー理解を深め、新しい市場を開拓したい企業のマーケティング・商品開発担当の方
- すでにある技術を活かせる機会領域を探している、新規事業担当の方
- 住民の声を施策に反映したい自治体の都市政策・まちづくり担当の方
- すでにある政策をもっと住民に知ってもらいたいと考えている自治体の方
Program
- 14:00-14:05
- イントロダクション
- 14:05-14:25
- 事例紹介①横浜市 リサーチ事例
株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター 奥田 蓉子 - 14:25-14:55
- 事例紹介②花王株式会社 リサーチ事例
花王株式会社 研究開発部門 ヒューマンヘルスケア研究所 室長 須藤 元喜さん
株式会社ロフトワーク VU unit リーダー 伊藤 望 - 14:55-15:15
- クロストーク「価値創出するためのデザインリサーチとは」
花王株式会社 研究開発部門 ヒューマンヘルスケア研究所 須藤 元喜さん
株式会社ロフトワーク VU unit リーダー 伊藤 望
株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター 奥田 蓉子 - 15:15-15:20
- クロージング
- 15:20-15:50
- 交流会
Speaker

花王株式会社, 研究開発部門 ヒューマンヘルスケア研究所 室長
須藤 元喜
2001年、花王に入社、基礎研究部門を経て、商品開発部門に移り、ヘルスケア商品の開発に従事。今まで、メリーズ、リリーフ、Sooクールローション、リファインなどの商品開発に関わったほか、歩行基礎力測定会、ホコタッチなどの歩行モニタリングサービス開発を手掛ける。
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2001年、花王に入社、基礎研究部門を経て、商品開発部門に移り、ヘルスケア商品の開発に従事。今まで、メリーズ、リリーフ、Sooクールローション、リファインなどの商品開発に関わったほか、歩行基礎力測定会、ホコタッチなどの歩行モニタリングサービス開発を手掛ける。
株式会社ロフトワーク, プロデューサー
伊藤 望
デザインリサーチを通じた深い生活者理解と、未来洞察による社会変化への見立てをもとに、様々なイノベーション創出や、課題解決のプロジェクトに携わる。2023年より新たなチームを立ち上げ、新規事業開発、サービスデザイン、顧客のコミュニケーションデザイン、行政のデザイン思考導入実践、企業のパーパス策定などのプロジェクトを行う。生活者へのリサーチ / インサイト把握をもとにした、サービス / 事業のデザインを得意とする。
プライベートでは人がアイデアを思いつくに至るまでのプロセスを研究をしており、それらを活かして、様々なアイデアソン、ワークショップの設計、審査員も務める。
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デザインリサーチを通じた深い生活者理解と、未来洞察による社会変化への見立てをもとに、様々なイノベーション創出や、課題解決のプロジェクトに携わる。2023年より新たなチームを立ち上げ、新規事業開発、サービスデザイン、顧客のコミュニケーションデザイン、行政のデザイン思考導入実践、企業のパーパス策定などのプロジェクトを行う。生活者へのリサーチ / インサイト把握をもとにした、サービス / 事業のデザインを得意とする。プライベートでは人がアイデアを思いつくに至るまでのプロセスを研究をしており、それらを活かして、様々なアイデアソン、ワークショップの設計、審査員も務める。

株式会社ロフトワーク, クリエイティブディレクター
奥田 蓉子
慶應義塾大学心理学専攻、同大学院メディアデザイン研究科卒。在学中に大手SIerの社内研修を設計し、ユーザビリティ調査会社での商品・空間のUI/UXアシスタントとして従事後、ロフトワーク入社。人間視点を起点にした課題解決デザインに一貫した興味を持ちながら、ユーザーリサーチ、イノベーション機会創出、新規事業の並走支援まで幅広く取り組む。これからの社会にとって価値のあるサービスを、題材や手段に縛られずに作るため、サービス設計から販促企画、新しい意味の創出まで、会社を超えて実践中。情報統合とストーリーテリングを得意とする。
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慶應義塾大学心理学専攻、同大学院メディアデザイン研究科卒。在学中に大手SIerの社内研修を設計し、ユーザビリティ調査会社での商品・空間のUI/UXアシスタントとして従事後、ロフトワーク入社。人間視点を起点にした課題解決デザインに一貫した興味を持ちながら、ユーザーリサーチ、イノベーション機会創出、新規事業の並走支援まで幅広く取り組む。これからの社会にとって価値のあるサービスを、題材や手段に縛られずに作るため、サービス設計から販促企画、新しい意味の創出まで、会社を超えて実践中。情報統合とストーリーテリングを得意とする。Outline
- 配 信
- YouTube
- 主 催
- 株式会社ロフトワーク
- ご注意
-
- 本動画は、2025年3月26日に開催したイベントの録画配信です。
- お申し込みの方に、動画の視聴URLをお送りします。
- お申込み者以外の第三者への共有や公開はご遠慮ください。
- 映像内、一部音声の乱れがございます。ご留意いただけますと幸いです。
- 本イベント内の登壇者の発言は、すべて個人の見解であり、各社を代表するものではありません。
本動画は、過去開催したイベントの録画配信です。
お申し込みの方に、動画の視聴URLをお送りします。