EVENT ワークショップ

SFコミュニティimkp Lab.第四話 
「くらしの空想実験室
– 学び・教育をSF思考でアップデートする」

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領域横断型で革新的な未来を語る実験場として、新たなSF思考を作り上げるSFコミュニティ「imkp Lab.(イマケピ ラボ)」のコミュニティイベントを開催します。
「imkp Lab.」では、小説家に留まらずアーティスト・クリエイター・研究者・ビジネスパーソンの垣根を越えたコラボレーションや、未来を考える視点やマインドセットを探求します。

未来ビジョンの創造・共有において現在注目されている「SFプロトタイピング」の手法を学びながら、一緒に作り手になって、ありえるかもしれない、もうひとつのストーリーを描いてみましょう。

第4回のテーマは「SF×教育・学び」
AIが教え、教室が消えた時代に、私たちはどのように学ぶのか。
SFプロトタイピングを通じて、教育の未来像を共に考えるコミュニティイベントです。
学校なき社会、データベース依存の知識習得、AI家庭教師、そして「師匠」の再定義。
変容する「学び」の意味を、多様な視点で見つめ直します。

知識の伝達だけではない、教育の本質とはなにか?
来たるべき未来を想像しながら、参加者同士でオルタナティブな「学びの風景」を描いていきましょう。

Date
2025-07-30 (Wed)
19:00 - 21:30 (開場:18:45)
Place
ロフトワーク渋谷オフィス2階 MAP
Capacity
30名 
fee
無料

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領域横断型で革新的な未来を語る実験場として、新たなSF思考を作り上げるSFコミュニティ「imkp Lab.(イマケピ ラボ)」のコミュニティイベントを開催します。
「imkp Lab.」では、小説家に留まらずアーティスト・クリエイター・研究者・ビジネスパーソンの垣根を越えたコラボレーションや、未来を考える視点やマインドセットを探求します。

未来ビジョンの創造・共有において現在注目されている「SFプロトタイピング」の手法を学びながら、一緒に作り手になって、ありえるかもしれない、もうひとつのストーリーを描いてみましょう。

第4回のテーマは「SF×教育・学び」
AIが教え、教室が消えた時代に、私たちはどのように学ぶのか。
SFプロトタイピングを通じて、教育の未来像を共に考えるコミュニティイベントです。
学校なき社会、データベース依存の知識習得、AI家庭教師、そして「師匠」の再定義。
変容する「学び」の意味を、多様な視点で見つめ直します。

知識の伝達だけではない、教育の本質とはなにか?
来たるべき未来を想像しながら、参加者同士でオルタナティブな「学びの風景」を描いていきましょう。

About

古びた未来を書き換える、SFプロトタイピングとは

「SFプロトタイピング」とは、SF(サイエンスフィクション)の発想・世界観・ストーリーテリングを活用することで、アイデアを飛躍させ、革新的なビジョンを導き、今後あり得るかもしれない未来の姿を構想・試作することができる手法です。物語の力を活かし、他者と未来像を議論・共有し、未来の価値創造のヒントや先端技術の活かし方を探る手法として注目されています。

新たなSF思考を作る領域横断型のSFコミュニティ「imkp Lab.(イマケピラボ)」

SFを軸に、様々な分野の作り手が集う場として、領域横断型のSFコミュニティ「imkp Lab.(イマケピラボ)」を発足しました。

インスピレーショナルな世界観を妄想し生み出すSFの物語を探究し、 そこから派生する新たな視点や、インスピレーションを加速させるプロトタイピングを通じて、 イノベーションの風土を醸成していくことを目的に活動しています。

想像力(imagination)、記憶(memory)、知識(knowledge)、可能性(possibility)を掛け合わせ、
過去や現在の延長線上にない新たな未来像を描き、そこから逆算して「今、何をすべきか」を考える——imkp Lab.は、そんな未来思考を実践するための共創の場です。

コミュニティでは、今注目を集めるSFの考え方を学び、作品制作やビジネスへの応用を探るとともに、また未来を考えるに必要な視点やマインドセットについて語り合います。
外部ゲストをお呼びした勉強会やミートアップイベントなどを開催予定です。

フィクションから始める、未来のライフスタイル探究

かつて「学校」は、知識を得るための場でした。
教室に通い、教師に学び、黒板に向かう——そんな学びの風景は、もはや前提ではなくなりつつあります。

生成AIが進化し、あらゆる情報が即座に引き出せる時代。
「学ぶ」という行為そのものが根底から問い直されています。
AIが個別最適化された教育を提供する時代に、「対面で学ぶこと」の価値とは何でしょうか?
膨大な知識を整理し、正解にたどり着くスキルよりも、「問いを立てる力」や「探索する姿勢」がより重要になるのではないでしょうか。

7月のimkp Lab.コミュニティイベントでは、「SF×教育・学び」をテーマに、未来の教育の在り方を参加者全員でプロトタイピングしていきます。

たとえば、以下のような問いをベースに想像を広げていきます:

  • 学校という制度がなくなった社会では、人はどこで、誰から学ぶのか?

  • AIが家庭教師として完全に学習を管理する世界で、人間の教師にしかできないこととは?

  • データベース型の知識教育が進む中で、「偶然の出会い」や「身体性」はどこへ行くのか?

  • 学びの中で重要とされてきた「評価」は、未来においてどのように変わるのか?

  • 師弟関係や修行、道場といった学びのかたちは、どのような価値を持ちうるのか?

イベントでは、こうした問いに対し、SF的想像力を使って未来の学びの「風景」や「プロダクト」を描きます。
AIと人間の関係性、情報と感性のバランス、学びの共同体の新しいかたち。
それらを、参加者同士の対話と発想によって立ち上げていきます。

未来の教育は、単なる技術革新ではなく、社会全体の価値観の転換でもあります。
「学び」は効率や成果のためだけにあるのではなく、自己との対話であり、他者との関係性を深めるプロセスでもあります。

誰が教え、誰が学ぶのか。
なぜ学ぶのか。そして、どのように学び続けるのか。

本イベントを通して、これからの時代における「学びの本質」を、ともに探ってみませんか?
AI時代だからこそ問われる、教育の未来を想像し、再構築していきましょう。

ソウゾウするのは、未来人!
学び・教育の未来観察を通して、未来の生活がどのように変化するのか、SF思考と掛け合わせてプロトタイピングしよう。

イベントでは、マンガや小説、映画などのSF作品に描かれた未来の学び・教育のディテールを手がかりに、フィクションが映し出す“生活の未来像”を観察・考察していきます。 そこに描かれるのは、最新テクノロジーによる便利な生活だけではありません。むしろ、文化や価値観の変化、社会構造の揺らぎといった文脈の中で再構築された「当たり前」のくらしです。
これらを読み解くことで、私たちが無自覚に受け入れている生活の前提に揺さぶりをかけ、日常をもう一度「設計可能なもの」として捉え直します。

さらに後半のミニワークショップでは、生成AIを活用して“未来人”のプロファイルを創出します。この未来人は、遠い未来の誰かでありながら、私たち自身の価値観や暮らしへの問いを映し出す鏡でもあります。 未来人の暮らしぶりやライフスタイルを想像し、どんな場所に住み、どんな服を着て、どんな一日を過ごしているのかを描き出すことで、現代の延長線上にないオルタナティブな生活像を可視化していきます。

フィクションとAIをツールとして活用しながら、自分自身の内側にある未来感覚を引き出し、
まだ名前のついていない「これからの学び」のかたちを探る時間となるでしょう。

Program

19:00-19:10
イントロダクション
・MVMNTの紹介
・この会の紹介
・テーマと興味深い未来洞察の紹介
19:10-19:30
自己紹介・マスターピース紹介
・Todaysテーマにまつわる消滅しかけているが、未来に残したいもの・文化をシェア
19:30-20:00
救済アイデア検討
・そのもの・文化を未来に残すなら
・AIを活用しつつアイデアを生成
20:00-20:30
未来人生成ワーク
・未来人ペルソナを生成
20:30-21:00
社会風景生成
・AIを使ってビジュアライズ
21:00-21:30
交流
・任意参加で交流

Speaker

丸山 翔哉

株式会社ロフトワーク, MVMNTプロデューサー /サウンドアーティスト/imkp Lab.所長

丸山 翔哉

慶應義塾大学総合政策学部を経て、サウンドアーティストとして活動。2023年4月プロデューサーとしてMVMNTに参画。MVMNTではimkp Lab.を主宰し、SFプロトタイピングやスペキュらティブデザインを応用したプロジェクトを実践。
アーティスト活動において聴取環境についてのサウンドスタディーズのリサーチから音響表現を中心に、サウンドメイキング、インスタレーション、VR・ゲーム作品の制作を行う。
主な経歴に令和6年度メディア芸術クリエイター育成支援事業創作支援プログラム採択、NEWVIEW AWARD 2022グランプリなど。

詳細を見る 慶應義塾大学総合政策学部を経て、サウンドアーティストとして活動。2023年4月プロデューサーとしてMVMNTに参画。MVMNTではimkp Lab.を主宰し、SFプロトタイピングやスペキュらティブデザインを応用したプロジェクトを実践。
アーティスト活動において聴取環境についてのサウンドスタディーズのリサーチから音響表現を中心に、サウンドメイキング、インスタレーション、VR・ゲーム作品の制作を行う。
主な経歴に令和6年度メディア芸術クリエイター育成支援事業創作支援プログラム採択、NEWVIEW AWARD 2022グランプリなど。
室 諭志

株式会社ロフトワーク, バイスMVMNTマネージャー

室 諭志

京都造形芸術大学卒。元美術教師。2017年ロフトワーク入社。2022年より現職。
STYLY、株式会社パルコ、Loftworkが3社合同で立ち上げたXRの実験的プロジェクト「NEWVIEW」での企画・運営(2019〜)のほか、北海道釧路市の阿寒湖アイヌコタンを舞台としたアイヌ文化と現代美術を扱う祭典的プログラム「AKAN AINU ART WEEK」(2024)の企画・運営など
フィジカル/アナログとテクノロジー/バーチャルを横断しながらアートプロジェクトを実践。
生活者視点のサービスデザインから、新しい観光文化の創出への挑戦まで、ビジネスとアートを組み合わせた新しい価値創出を実践している。

詳細を見る 京都造形芸術大学卒。元美術教師。2017年ロフトワーク入社。2022年より現職。
STYLY、株式会社パルコ、Loftworkが3社合同で立ち上げたXRの実験的プロジェクト「NEWVIEW」での企画・運営(2019〜)のほか、北海道釧路市の阿寒湖アイヌコタンを舞台としたアイヌ文化と現代美術を扱う祭典的プログラム「AKAN AINU ART WEEK」(2024)の企画・運営など
フィジカル/アナログとテクノロジー/バーチャルを横断しながらアートプロジェクトを実践。
生活者視点のサービスデザインから、新しい観光文化の創出への挑戦まで、ビジネスとアートを組み合わせた新しい価値創出を実践している。

Outline

開催日
7月30日(水) 19:00 – 21:30 (開場:18:45)
開催場所
ロフトワーク渋谷オフィス2階
住所
東京都渋谷区道玄坂1丁目22−7
定 員
30名
参加費
無料
主 催
ロフトワーク / MVMNTユニット

こんな方におすすめ

  • SFの考え方を学び、作品制作に活かしたいと考えているアーティストやクリエイター、漫画家など
  • 様々な領域のアーティストやクリエイターと共に、クリエイティブなアイデアを生み出したいと考えている方
  • ビジネスでSFプロトタイピングの活用を検討している方

ACCESS

ロフトワーク渋谷オフィス2階