社会の “新しいあたりまえ” を共創するには?
ー まちにひらいた国立大学発の探究&共創拠点「ComoNe」の挑戦
Finished イベント終了
- Date
-
2025-10-15 (Wed)
13:30-16:30(受付開始 13:15〜)
- Capacity
- 30名
- fee
- 無料
Finished
About
2020年に岐阜大学と名古屋大学が法人統合して誕生した東海国立大学機構は、「公共のための新しい当たり前を創造する」という理念のもと、2025年7月、名古屋大学構内に共創拠点「Common Nexus(ComoNe)」を開設しました。
ComoNeは、大学が持つ研究成果や教育資源を社会に開くことで、学生や教職員、地域住民、企業、自治体、スタートアップ、クリエイターなど、多様な人々が世代や領域を超えて集い、交流し、新しい価値を生み出すことを目指す場です。
今回のイベントでは、オープンしたばかりのComoNeの挑戦と実践を起点に、大学という場所が単なる研究・教育の場に留まらず、社会の「新しいあたりまえ」を生み出す公共財としての可能性を探ります。地域や企業、市民と共に知的資源をひらき、未来を創る共創の一歩を、皆さんと共に考えます。
第一部:ComoNeの挑戦と可能性を知る
ComoNeがどのようにして生まれ、どのような目的を持っているのか、その全貌をご紹介します。プロジェクトメンバーが語る立ち上げまでの軌跡や、共創拠点として企業や自治体がどのように関われるのか、具体的な取り組みを紹介します。その後、施設ツアーを実施。ComoNeの施設を実際に巡り、具体的な利用イメージや可能性を体験していただきます。
第二部:オープンセッション「まちにひらいた大学と、社会の “新しいあたりまえ” を共創する」
社会に新たな「当たり前」を創り出すには、多様な主体との共創が不可欠です。大学が持つ研究・教育を公共財として地域に開くことは、そのための土壌となるのか? そして、企業や自治体が共創において、どのような「立場」で臨むべきなのか?
ComoNeプロデュースを担当した株式会社ロフトワーク シニアディレクターの宮本明里に加えて、ComoNe長の藤巻 朗氏と、株式会社三井住友銀行 法人戦略部の杉山ひろみ氏を迎え、登壇者それぞれの視点から、これからの時代における、社会の“新しいあたりまえ”を共創するための仕組みと仕掛け、具体的な実践方法、企業・自治体・大学・市民とともに、つくりたい未来について議論します。
「大学の知」を、企業や自治体のオープンイノベーション戦略や新たな事業創出に生かしたい企業担当者や、社会課題解決と事業成長の両立を目指す企業や自治体、大学の担当者など、あらたな未来の実装に挑戦する方々にぜひ参加いただきたいです。
こんな方におすすめ
- オープンイノベーションを推進されている企業の経営企画担当者や責任者
- 地域との連携や新しい事業創出を検討されている自治体の担当者
- 大学との連携に興味がある方
- 共創を軸にあらたな取り組みを検討している大学担当者
Program
- 13:30-13:35
- オープニング
- 13:35-13:55
- 第一部
「まちにひらいた国立大学発の探究&共創拠点「ComoNe」とは? できるまで・できること紹介」
株式会社ロフトワーク LAYOUT unit CLO 松井 創 - 13:55-14:40
- 「ComoNe Tour ー施設をガイド付きでご案内」
国立大学法人東海国立大学機構 Common Nexus事務部 安池祐輝
株式会社ロフトワーク LAYOUT unit ディレクター 磯崎葉奈 - 14:40-15:25
- 第二部
オープンセッション
「まちにひらいた大学と、社会の “新しいあたりまえ” を共創する」
ComoNe長 藤巻 朗
株式会社三井住友銀行 法人戦略部 杉山ひろみ
株式会社ロフトワーク LAYOUT unit シニアディレクター 宮本明里
株式会社ロフトワーク Culture Executive / マーケティングリーダー 岩沢エリ(モデレーター) - 15:25-15:30
- クロージング
- 15:30-16:30
- 交流会
Outline
- 開催日
- 2025年10月15日(水曜日)13:30-16:30(受付開始 13:15〜)
- 定 員
- 30名
- 参加費
- 無料
- 対 象
-
- オープンイノベーションを推進されている企業の経営企画担当者や責任者
- 地域との連携や新しい事業創出を検討されている自治体の担当者
- 大学との連携に興味がある方
- 共創を軸にあらたな取り組みを検討している大学担当者
- 会 場
- Common Nexus(ComoNe)|名古屋大学構内(愛知県名古屋市千種区不老町)
※ 名古屋市営地下鉄 名城線 名古屋大学駅 直結 - 主 催
- 株式会社ロフトワーク、東海国立大学機構 Common Nexus(ComoNe)
- ご注意
-
- 申込締切:10月13日(月曜)17:00
- プログラムは、予告なく変更される場合があります。
- 参加者の皆さんの写真や議論の内容は、後日Loftwork.comに掲載する場合があります。
- イベント内容の都合上、競合他社の方のお申し込みはお断りさせていただく場合がございます。
- 申込多数の場合、抽選となる可能性がございます。ご了承ください。
ACCESS
Common Nexus(ComoNe)|名古屋大学構内(愛知県名古屋市千種区不老町)
※ 名古屋市営地下鉄 名城線 名古屋大学駅 直結
Speaker

三井住友銀行, 法人戦略部 上席推進役
杉山 ひろみ
金融機関を中心に不動産に関する仕事に約30年従事。
事業用不動産法人仲介、不良債権処理、不動産に関するコーポレートアドバイザリー業務、富裕者層コンサルなど。前職は三菱UFJモルガンスタンレー証券にて約6年間、REIT業務(上場、引受業務、M&A)に従事。その後、ロースクールにて三年間学び、2014年4月に(株)SMBC信託銀行へ入社。2016年10月より親会社の三井住友銀行へCRE戦略の担当として出向。現在は、街づくりを通してその地域の課題解決に向き合い、地域の価値向上のためのお手伝いで日々全国を走り回る。
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金融機関を中心に不動産に関する仕事に約30年従事。事業用不動産法人仲介、不良債権処理、不動産に関するコーポレートアドバイザリー業務、富裕者層コンサルなど。前職は三菱UFJモルガンスタンレー証券にて約6年間、REIT業務(上場、引受業務、M&A)に従事。その後、ロースクールにて三年間学び、2014年4月に(株)SMBC信託銀行へ入社。2016年10月より親会社の三井住友銀行へCRE戦略の担当として出向。現在は、街づくりを通してその地域の課題解決に向き合い、地域の価値向上のためのお手伝いで日々全国を走り回る。

Common Nexus, ComoNe長
藤巻 朗
1959年北海道生まれ。13歳から東北大学大学院博士後期課程修了まで仙台に在住。カリフォルニア大学バークレー校研究員を経て、1987年に名古屋大学着任。 専門は、超伝導エレクトロニクス。質量のない量子を信号として用い、電気抵抗ゼロの配線を使えば、電力を消費しない超高速ゲームマシンができるはずと考え、超伝導デジタル回路の研究を始める。現在は、量子計算機の研究も進める。 2018年より名古屋大学副総長。大学院博士課程教育のプロジェクトも率いる。2023年よりCommon Nexus長として、コモネで何が起こせるか、ワクワクしながら見守っている。
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1959年北海道生まれ。13歳から東北大学大学院博士後期課程修了まで仙台に在住。カリフォルニア大学バークレー校研究員を経て、1987年に名古屋大学着任。 専門は、超伝導エレクトロニクス。質量のない量子を信号として用い、電気抵抗ゼロの配線を使えば、電力を消費しない超高速ゲームマシンができるはずと考え、超伝導デジタル回路の研究を始める。現在は、量子計算機の研究も進める。 2018年より名古屋大学副総長。大学院博士課程教育のプロジェクトも率いる。2023年よりCommon Nexus長として、コモネで何が起こせるか、ワクワクしながら見守っている。
株式会社ロフトワーク, Layout シニアディレクター
宮本 明里
学生時代に能登半島で御祓川大学の立ち上げを行うなど、ひととまちの関わり方に興味を持ち、都市計画のコンサルタント会社に入社。まちづくりの事業計画や構想立案等に取り組む。「まちの魅力を司るのは個人や企業の創造的な活動」という意識から「共創の場づくり」を実践するべく、2018年にロフトワークに入社。プライベートでは、地域と10代をつなぐ古本屋「暗やみ本屋ハックツ」を設立し、各地の本にまつわる企画のサポートを行っている。人が集まる場のコミュニティ設計、コミュニティの接点を作ることが得意。
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学生時代に能登半島で御祓川大学の立ち上げを行うなど、ひととまちの関わり方に興味を持ち、都市計画のコンサルタント会社に入社。まちづくりの事業計画や構想立案等に取り組む。「まちの魅力を司るのは個人や企業の創造的な活動」という意識から「共創の場づくり」を実践するべく、2018年にロフトワークに入社。プライベートでは、地域と10代をつなぐ古本屋「暗やみ本屋ハックツ」を設立し、各地の本にまつわる企画のサポートを行っている。人が集まる場のコミュニティ設計、コミュニティの接点を作ることが得意。
株式会社ロフトワーク, Layout CLO(Chief Layout Officer)
松井 創
空間と都市、内と外の両面から「場」をデザインするプロデューサー。「ハード(空間)」と「ソフト(企画・運営)」を統合し、共創施設や公共空間、ワークプレイスの企画から運営までを一貫して手がけている。これまでに、100BANCH、SHIBUYA QWS、AkeruE、ComoNeなど、社会実験的な場づくりを多数プロデュース。当事者、地域、企業など異なる立場の人々が交わり価値を共創する環境を設計し、「関係性を育てる建築」やエコシステム(共創構造)のあり方を探求している。近年は、都市と自然の関係を更新する「人も生物も多様性ある場づくり」に挑戦。モノと自然、仕事と人、街と土——生産・消費・分解の循環を促し、都市においても人が自然に生きるリズムを取り戻す環境づくりを目指している。ロフトワーク LAYOUT事業責任者(Manager)、京都芸術大学 客員教授(Teacher)、学童野球のコーチ(Coach)の三役をこなす。モットーは「創意工夫」。あだ名は“はじめちゃん”。ライフテーマは、建築に命を吹き込むこと。
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空間と都市、内と外の両面から「場」をデザインするプロデューサー。「ハード(空間)」と「ソフト(企画・運営)」を統合し、共創施設や公共空間、ワークプレイスの企画から運営までを一貫して手がけている。これまでに、100BANCH、SHIBUYA QWS、AkeruE、ComoNeなど、社会実験的な場づくりを多数プロデュース。当事者、地域、企業など異なる立場の人々が交わり価値を共創する環境を設計し、「関係性を育てる建築」やエコシステム(共創構造)のあり方を探求している。近年は、都市と自然の関係を更新する「人も生物も多様性ある場づくり」に挑戦。モノと自然、仕事と人、街と土——生産・消費・分解の循環を促し、都市においても人が自然に生きるリズムを取り戻す環境づくりを目指している。ロフトワーク LAYOUT事業責任者(Manager)、京都芸術大学 客員教授(Teacher)、学童野球のコーチ(Coach)の三役をこなす。モットーは「創意工夫」。あだ名は“はじめちゃん”。ライフテーマは、建築に命を吹き込むこと。
株式会社ロフトワーク, Culture Executive/マーケティング リーダー
岩沢 エリ
東京都出身、千葉市在住。大学でコミュニケーション論を学んだ後、マーケティングリサーチ会社、不動産管理会社の新規事業・経営企画室を経て、2015年ロフトワークに入社。マーケティングチームのリーダーとして、ロフトワークのコミュニケーションデザイン・マーケティング戦略設計、チームマネジメントを担う。2022年4月からCulture Executiveを兼任し、未来探索と多様性を創造力に変えるカルチャー醸成に取り組む。最近では、「分解可能性都市」をテーマに、生産・消費に加えて分解活動が当たり前となる都市生活へシステムチェンジするためのデザインアプローチを探究している。1児の母。







