EVENT プログラム

自然と備える、ここちよいくらし
いつものもしもワークショップ開発プログラム
〜良品計画・ヨコハマ未来創造会議〜

Finished イベント終了

Date
2025-11-16 (Sun)
12:00 - 16:00
Place
無印良品 港南台バーズ MAP
Capacity
10名程度
fee
無料

Finished

About

グリーンインフラから考える、日頃からできる防災対策を考える

最近激増する豪雨。これまでの防災対策は、堤防や地下貯留施設などのコンクリートでできた人工的なインフラで災害に備えるのが主流でした。近年は、もっと身近な自然の力を活かす「グリーンインフラ」という考え方が注目を集めています。

グリーンインフラとは、公園の芝生が雨水を浸み込ませたり、街路樹が夏の暑さを和らげたりするように、自然の恵みで備える防災・減災の仕組みです。

今回は横浜市で2027年に開催されるGREEN×EXPO 2027に先駆け、「グリーンインフラ」という切り口から「環境」と「防災」について考えます。本プログラムでは、グリーンインフラと無印良品が大切にする「いつものもしも」の視点について学び、無印良品の店舗で開催する新しい防災ワークショップのアイデアを考えていきます。

「いつものもしも × グリーンインフラ」

「いつものもしも」は無印良品が提唱する防災の考え方です。

無印良品では、2011年から「いつものもしも」と題し、使い慣れた日用品を使って日常的に災害時に備えるためのさまざまなプログラムを実施しています。「災害が起きてもこれで大丈夫」と自信を持って言える備えを、知識もモノも含めて日常的に身に付けることを目指しています。

一方で、グリーンインフラもまた、自然と共に災害を減らす取り組みです。

私たちが目にしている家の庭の植え込みやマンションの公開緑地といった、何気ない緑のスペースがゲリラ豪雨などの際には重要な役割を担っているという気づきをもたらします。豪雨時だけ機能する巨大なコンクリート施設を造るのではなく、日常の生活の中で潤いや安らぎを与えてくれる存在が、豪雨の際には、洪水被害を抑制する役割を果たすのです。これもまさに、日常と非日常を分けない「いつものもしも」の思想そのものと言えます。

本プログラムはグリーンインフラの企画・設計、環境共生型まちづくりを推進する株式会社ハビタ代表取締役滝澤氏の監修のもと、無印良品の商品を使用し、日常の中で雨水を貯留浸透できるグリーンインフラ・プロダクトをみなさまと対話しながら共創開発します。

本プログラム参加者と創り上げるワークショップは、実際に横浜市内にある無印良品の店舗で実施予定です。本プログラム参加者は、11月〜2025年3月まで、ワークショップの店舗での展開を目指して、良品計画とともにワークショップの制作・実施に関わることができます。
プログラム内では、株式会社ハビタの滝澤氏をゲストスピーカーに迎え、日頃からのグリーンインフラ整備がどのように防災にもつながるか議論し、ワークショップのアイデアを考えます。

これからの環境共生社会について考えるスタート地点。グリーンインフラに触れることから、防災について考える仲間を見つける機会として、ぜひご参加ください。

ヨコハマ未来創造会議について

横浜市で開催されるGREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)を契機に、20年・30年先の社会を担う現在の大学生や企業の若手社員といった若者が、環境にやさしい生活や社会を目指して議論し、アクションを起こすきっかけとなるプラットフォームとして立ち上げ。

GREEN×EXPO 2027の場において、活動成果を発信することをマイルストーンに、約150名の若者が活動中。

ヨコハマ未来創造会議 Webサイト

※ロフトワークは、2024年よりヨコハマ未来創造会議のコミュニティ運営を支援しています。

こんな方におすすめ

横浜にゆかりがある10〜30代の方で、

  • 防災、都市計画、建築、サステナビリティについて学んでいる、または関心がある方
  • グリーンインフラという考え方に興味がある方
  • 横浜の環境問題や地域の防災活動に貢献したい方
  • ワークショップの企画や運営経験がある方
  • アイデアを形にする「ものづくり」の経験やスキルを活かしたい方

Program

自然と備える、ここちよいくらしいつものもしもワークショップ開発プログラムについて

全体概要・実施スケジュール

  • 共創プログラム参加者の募集開始:2025年10月23日(木)〜11月12日(水)
  • 共創プログラム参加者の確定:11月7日(金)
  • 店舗ワークショップに向けたアイディエーション:11月16日(日)
  • 店舗ワークショップの企画会議や運営に参加:11月下旬から2月まで2回程度(予定)
  • 完成した店舗ワークショップのお披露目:3月中(予定)

プログラム参加方法

Google Formに必要情報を記入いただき(11/12 23:59 締切)、
提出された内容を元に、事務局による審査を経て参加者を決定します。(11/4までに順次ご連絡予定)

◎Google Formにご記入いただきたいこと
・質問項目1:本プログラムに応募した理由や、プログラムを通じて挑戦したいことを教えてください。
・質問項目2:あなたの個性や経験を本プログラムでどのように活かせると思いますか?
・質問項目3:「自然と備える、ここちよいくらし」と聞いて、あなたがイメージすることや、面白いと思うアイデアがあれば自由に教えてください。

Speaker

石川 和子

株式会社良品計画, ソーシャルグッド事業部 コミュニティセンター支援部 いつものもしも課

石川 和子

1997年に入社し、関東近郊の店舗配属後、店長、ブロックマネージャーを歴任する。2012年から10年間、直角靴下や雑貨の商品開発を担当。定番靴下やレギンスパンツなど手掛けた商品は多数にのぼる。2023年8月より現職に就き、日常生活に防災意識を組み込む「いつものもしも」活動を推進している。防災士・防災危機管理者、靴下ソムリエの資格を保有。

詳細を見る 1997年に入社し、関東近郊の店舗配属後、店長、ブロックマネージャーを歴任する。2012年から10年間、直角靴下や雑貨の商品開発を担当。定番靴下やレギンスパンツなど手掛けた商品は多数にのぼる。2023年8月より現職に就き、日常生活に防災意識を組み込む「いつものもしも」活動を推進している。防災士・防災危機管理者、靴下ソムリエの資格を保有。
本田 晃

株式会社良品計画, ソーシャルグッド事業部 コミュニティセンター支援部 いつものもしも課

本田 晃

2018年に電機メーカーより入社。エレクトロニクス・アウトドア分野の商品開発を担当し、店舗勤務を経て現職に至る。防災士・防災危機管理者資格を保有。防災セットの開発に携わり、「グッドデザインベスト100」「グッドフォーカス賞」を受賞。その後も被災者の実体験を製品に反映し、ダンボールベッドや防災スリッパの開発でもグッドデザイン賞を獲得。日常生活に防災意識を組み込む「いつものもしも」活動を推進している。

詳細を見る 2018年に電機メーカーより入社。エレクトロニクス・アウトドア分野の商品開発を担当し、店舗勤務を経て現職に至る。防災士・防災危機管理者資格を保有。防災セットの開発に携わり、「グッドデザインベスト100」「グッドフォーカス賞」を受賞。その後も被災者の実体験を製品に反映し、ダンボールベッドや防災スリッパの開発でもグッドデザイン賞を獲得。日常生活に防災意識を組み込む「いつものもしも」活動を推進している。
滝澤 恭平

株式会社ハビタ, 代表取締役

滝澤 恭平

株式会社ハビタ代表取締役。ランドスケーププランナー。博士(工学)。
グリーンインフラ、水辺空間の計画・デザイン、維持管理運営の実績多数。大阪大学卒業。角川書店で編集者、愛植物設計事務所(ランドスケープ設計事務所)勤務等を経て2013年よりミズベリングPJディレクター、2015年株式会社水辺総研を共同設立。2022年九州大学工学府大学院博士課程修了。2023年ボトムアップ・アプローチでグリーンインフラを推進する株式会社ハビタを設立。
博論タイトル「都市の水辺再生における地域環境スチュワードシップと関与型水系基盤の計画・マネジメント」。
専門:景観・ランドスケープの計画・デザイン、自然共生まちづくり、協働マネジメント、編集。
東京工業大学非常勤講師、国士舘大学非常勤講師、グリーンインフラ官民連携プラットフォーム企画広報部会幹事。
『ハビタ・ランドスケープ』(木楽舎・ソトコト連載)著者。
主なプロジェクトに武蔵野市コミュニティ治水に貢献するグリーンインフラの調査検討・ワークショップ運営支援業務、八王子市グリーンインフラ活用支援事業、葉山町花の木公園レインガーデン、杉並区グリーンインフラ活用支援業務、JR東日本竹芝ウォーターフロントプロジェクトなど。

詳細を見る 株式会社ハビタ代表取締役。ランドスケーププランナー。博士(工学)。
グリーンインフラ、水辺空間の計画・デザイン、維持管理運営の実績多数。大阪大学卒業。角川書店で編集者、愛植物設計事務所(ランドスケープ設計事務所)勤務等を経て2013年よりミズベリングPJディレクター、2015年株式会社水辺総研を共同設立。2022年九州大学工学府大学院博士課程修了。2023年ボトムアップ・アプローチでグリーンインフラを推進する株式会社ハビタを設立。
博論タイトル「都市の水辺再生における地域環境スチュワードシップと関与型水系基盤の計画・マネジメント」。
専門:景観・ランドスケープの計画・デザイン、自然共生まちづくり、協働マネジメント、編集。
東京工業大学非常勤講師、国士舘大学非常勤講師、グリーンインフラ官民連携プラットフォーム企画広報部会幹事。
『ハビタ・ランドスケープ』(木楽舎・ソトコト連載)著者。
主なプロジェクトに武蔵野市コミュニティ治水に貢献するグリーンインフラの調査検討・ワークショップ運営支援業務、八王子市グリーンインフラ活用支援事業、葉山町花の木公園レインガーデン、杉並区グリーンインフラ活用支援業務、JR東日本竹芝ウォーターフロントプロジェクトなど。
平栗 圭

株式会社ロフトワーク, Layout ディレクター

平栗 圭

東京都出身。早稲田大学建築学科修士課程修了。在学中は映画、建築の分野でリサーチおよび制作を行う。より複眼的な視点から空間作りに関わりたいとの思いからロフトワークに入社。社外活動では、道路空間における公共性への実験的なアプローチとして車を使った表現活動を行い、展覧会や茶会などの企画を行う。

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味元 怜瑳

株式会社ロフトワーク, Layout Unit ディレクター

味元 怜瑳

香川県出身。千葉工業大学大学院創造工学研究科デザイン科学専攻修了。
在学中に、市民の「やってみたい」という想いから始まった人の展覧会に関わったことをきっかけに、地域コミュニティをテーマに卒業制作・修士論文に取り組む。コミュニティへの探究心と人がワクワクしている瞬間をサポートしたいという想いから、SHIBUYA QWSのコミュニケーターを経て、ロフトワークに入社。
とりあえず、なんでも楽しんでみることがモットー。

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在学中に、市民の「やってみたい」という想いから始まった人の展覧会に関わったことをきっかけに、地域コミュニティをテーマに卒業制作・修士論文に取り組む。コミュニティへの探究心と人がワクワクしている瞬間をサポートしたいという想いから、SHIBUYA QWSのコミュニケーターを経て、ロフトワークに入社。
とりあえず、なんでも楽しんでみることがモットー。

店舗ワークショップに向けたアイディエーション

12:00 – 12:10

Introduction

株式会社ロフトワーク

12:20 – 12:40
ワーク1:体験「無印良品のプロダクト×植物」
無印良品の商品を活用して、植物を植えてみよう
12:40 – 13:10
インプットセッション
株式会社良品計画 ソーシャルグッド事業部
滝澤 恭平(株式会社ハビタ
13:10 – 13:40
ワーク 2:発見「くらしの中のグリーンインフラ」
日常にある身近なグリーンインフラを考えてみよう
13:40 – 13:50
休憩
13:50 – 15:20
ワーク3:構想「家庭でできるグリーンインフラ」

グリーンインフラでワーク1の植物をアップデートしよう

  • Part 1:ワーク1で作成を起点に、グリーンインフラのアイデアを展開
  • Part 2:具体的な使用例・活用シーンを深掘り
15:20 – 15:50
全体発表
15:50 – 16:00
Closing

※プログラムの詳細は変更になる場合がございます。

Outline

開催日
2022年11月16日(日)12:00 – 16:00
参加費
無料
場 所

無印良品 港南台バーズ

〒234-0054 神奈川県横浜市港南区港南台3丁目1−3 バーズ B1・1F

定 員
10名程度
主 催
ヨコハマ未来創造会議
株式会社良品計画
ご注意
・申込締切:11月6日(木)23時59分
・募集後に選考があります、定員に達し次第募集を締め切る場合がございます。
・当選者の方にはご登録いただいたメールアドレス宛に参加URLをお送りします。
・参加者の皆さんの様子は、記録用として撮影し後日loftwork.comやhttps://next-gen.city.yokohama.lg.jp/に掲載する場合があります。
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。

ACCESS

無印良品 港南台バーズ

募集後に選考があります、定員に達し次第募集を締め切る場合がございます。

Finished