会社を継ぐ、産業をつなぐ。
想いを経営資産に変える「物語」のデザイン
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企業のDNAを、未来に手渡すためのヒントを探る
世代交代、事業承継、組織拡大──。
企業の転換点において、創業者が体現してきた価値観や判断基準は、数字や制度だけでは語りきれず、言語化されないまま“断絶”してしまうことがあります。
本来受け継がれるはずだった経営の背景や文脈が失われることは、組織にとって意思決定の拠り所となる「経営資産」の喪失に他なりません。こうした課題は、規模や業種を問わず、地域経済の未来を担う多くの経営者が直面しています。
本イベントでは、異なる切り口で「継承」に向き合う2つの実践事例を起点に、“物語”を組織の求心力に変えるためのヒントを紐解きます。
【個としての企業の意志を継ぐ】 セイカン株式会社(北海道)
一社が築いてきた固有の歴史を可視化し、いかに次の経営への推進力へと変換していくのかを紐解きます。
【地場産業の文脈を未来へつなぐ】 有限会社エニシング
個社の枠を超え、地域産業そのものの新たな形を模索。伝統の核を見極め、産業全体の未来をどう更新していくのかを考えます。
なぜ今「物語の継承」が経営課題になるのか?
組織の拡大や世代交代が進む中で、かつて暗黙知として共有されていた「判断基準」や「組織らしさ」が急速に希薄化しています。特に事業承継の局面では、次のような“文化断絶”のリスクが顕在化します。
- 創業者の価値観が言語化されず、意思決定の「軸」が失われる
- 「会社の芯」が伝わらず、組織の求心力やブランドイメージが低下する
- 「何のために存在するのか」という問いが曖昧になり、中長期戦略が揺らぐ
これらは事業の持続可能性に直結する課題です。だからこそ、創業の想いや歴史を次世代の判断基準へと翻訳し、組織の推進力へ変えていく取り組みが求められています。
想いを経営資産へと編み直す、実践の現場から
企業や産業の現場で育まれてきた想いや価値観は、どのように言語化され、次世代の意思決定を支える経営資産へと編み直されていくのか。実践者たちのリアルな取り組みから、そのプロセスをひもときます。
セッション 1:個としての企業の意志を継ぐ
創業の想いを次世代へ。創業58年企業の「文化継承」の実践
まず、セイカン株式会社 代表取締役副社長 塚田 博信氏が登壇。
事業承継を見据え、ロフトワークと共に「社史サイト」を構築。創業者の言葉、経営層の視点、若手社員による再解釈を並置し、誰もが立ち返ることのできる“ホームボタン”として機能する、組織DNAの継承プロセスを紹介します。


セッション 2:地場産業の文脈を未来へつなぐ
日本のものづくりを世界へ。伝統産業を未来につなぐ「技術と想い」の継承
次に、有限会社エニシング 代表取締役社長 西村 和弘氏が登壇。
愛知県豊橋市の「帆前掛け」文化を、自社工場の設立と職人育成によって世界ブランドへと再定義。個社の存続にとどまらず、産業全体の文脈をいかに守り、今の時代にひらいていくのか。技術継承と事業づくりの実践を語ります。
セッション 3:クロストーク
「らしさ」を再定義するには?実践者が語る、DNA継承の葛藤と発見
クロストークのセッションでは、セイカン株式会社の塚田 博信氏、有限会社エニシングの西村 和弘氏、株式会社ロフトワーク顧問/FabCafe Nagoyaの矢橋 友宏、FabCafe Nagoyaの星野 仁美が登壇。
経営者として何を手放し、何を守り抜いたのか。物語の言語化において組織をどう巻き込み、どんな葛藤があったのか。現場で機能する「継承の知恵」を率直に共有します。
こんな方におすすめ
- 世代交代・事業承継を控える経営層の方
- 組織文化の断絶に危機感を持つ経営企画・人事の方
- 中途採用の増加や組織拡大により“自社らしさ”が揺らいでいる企
- 業周年を「経営の再設計」として活用したい方
Program
- 15:00-15:05
- イントロダクション
株式会社ロフトワーク 船岡 美樹 - 15:05-15:20
- セイカン株式会社 会社紹介と課題感共有
セイカン株式会社 塚田 博信 - 15:20-15:35
- アプローチとしてのプロジェクト紹介
株式会社ロフトワーク 福田 悠起 - 15:35-15:50
- 有限会社エニシングの取り組みについてご紹介
有限会社エニシング 西村 和弘 - 15:50-16:25
- クロストーク
セイカン株式会社 塚田 博信
有限会社エニシング 西村 和弘
株式会社ロフトワーク 矢橋 友宏
FabCafe Nagoya 星野 仁美(モデレーター) - 16:25-16:35
- イベントまとめ&他の関連事例紹介
株式会社ロフトワーク 福田 悠起
クロージング
株式会社ロフトワーク 船岡 美樹 - 16:35-17:30
- 懇親会
Speaker

セイカン株式会社, 代表取締役副社長 株式会社レクモ, 代表取締役社長
塚田 博信
1995年北洋銀行に入行し営業・財務管理を学んだ後、2003年4月セイカン株式会社入社。2005年北海道外への販路開拓により企業規模拡大に貢献。組織化のために理念言語化やwebサイトなどを通じた社内外ブランディング施策を実施。2009年農業資材のEC事業を展開し、株式会社レクモ創業。現在は営業戦略・事業連携・組織設計に従事。
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1995年北洋銀行に入行し営業・財務管理を学んだ後、2003年4月セイカン株式会社入社。2005年北海道外への販路開拓により企業規模拡大に貢献。組織化のために理念言語化やwebサイトなどを通じた社内外ブランディング施策を実施。2009年農業資材のEC事業を展開し、株式会社レクモ創業。現在は営業戦略・事業連携・組織設計に従事。
有限会社エニシング, 代表取締役社長
西村 和弘
2000年に江崎グリコを脱サラ、東京で漢字Tシャツ販売会社を起業。商品を拡げていく中で、2006年に愛知豊橋で作られていた日本伝統着「帆前掛け」に辿り着く。 国内外へ販路を拡大していく中、製造元であった豊橋の前掛け工場廃業をきっかけに、自らメーカーとなり新工場建設を決断。 2019年、豊橋二川に新工場「前掛けファクトリー」オープン。2021年には映画「007」の1シーンに登場。現在、世界30か国以上で前掛けを販売。豊橋工場には欧米を中心に海外からもデザイナー、バイヤーが多く訪れ、東京のショップ、フランス・パリ支店、と3拠点で活動中。
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2000年に江崎グリコを脱サラ、東京で漢字Tシャツ販売会社を起業。商品を拡げていく中で、2006年に愛知豊橋で作られていた日本伝統着「帆前掛け」に辿り着く。 国内外へ販路を拡大していく中、製造元であった豊橋の前掛け工場廃業をきっかけに、自らメーカーとなり新工場建設を決断。 2019年、豊橋二川に新工場「前掛けファクトリー」オープン。2021年には映画「007」の1シーンに登場。現在、世界30か国以上で前掛けを販売。豊橋工場には欧米を中心に海外からもデザイナー、バイヤーが多く訪れ、東京のショップ、フランス・パリ支店、と3拠点で活動中。
株式会社ロフトワーク, プロデューサー
福田 悠起
1997年鳥取県生まれ。学生時代に過ごしたシェアハウスでの経験から、共同空間における人と人同士の、素直なコミュニケーションが生む価値と必要性を認識。見た目のデザインだけではなく、仲間・感情・社会など多角的な視点での価値創出に興味を持ち、ロフトワークに入社。
コミュニティデザインを中心に、だれもが夢中になれる居場所づくりに取り組む。趣味は国立公園めぐり。
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1997年鳥取県生まれ。学生時代に過ごしたシェアハウスでの経験から、共同空間における人と人同士の、素直なコミュニケーションが生む価値と必要性を認識。見た目のデザインだけではなく、仲間・感情・社会など多角的な視点での価値創出に興味を持ち、ロフトワークに入社。コミュニティデザインを中心に、だれもが夢中になれる居場所づくりに取り組む。趣味は国立公園めぐり。

株式会社ロフトワーク, ロフトワーク顧問、株式会社FabCafe Nagoya 代表取締役
矢橋 友宏
岐阜県大垣市出身。1989年名古屋工業大学 電気情報工学科 電子工学専攻を卒業し、株式会社リクルート入社。名古屋と大阪で、通信事業の法人向け営業・企画を行う。1998年に東京に異動、リクルート初のポータルサイト「ISIZE」の立上げメンバーに加わる。その後、Webとメールを活用したコミュニケーションサービスの新規事業にジョイン。コミュニケーションプランニングや事業戦略の立案を担う。2006年にリクルートを退職し、創業6年目、人員数10数名のロフトワークに合流。マーケティング、プロデュース部門の立上げや、社内システム、人事、労務、経理などの経営環境の整備を行う。2020年にロフトワークと岐阜県のOKB総研との合弁で株式会社FabCafe Nagoyaを立上げ代表取締役に就任。東海エリアの様々な組織をデザインの力でアップデートする活動を始動している。
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岐阜県大垣市出身。1989年名古屋工業大学 電気情報工学科 電子工学専攻を卒業し、株式会社リクルート入社。名古屋と大阪で、通信事業の法人向け営業・企画を行う。1998年に東京に異動、リクルート初のポータルサイト「ISIZE」の立上げメンバーに加わる。その後、Webとメールを活用したコミュニケーションサービスの新規事業にジョイン。コミュニケーションプランニングや事業戦略の立案を担う。2006年にリクルートを退職し、創業6年目、人員数10数名のロフトワークに合流。マーケティング、プロデュース部門の立上げや、社内システム、人事、労務、経理などの経営環境の整備を行う。2020年にロフトワークと岐阜県のOKB総研との合弁で株式会社FabCafe Nagoyaを立上げ代表取締役に就任。東海エリアの様々な組織をデザインの力でアップデートする活動を始動している。
FabCafe Nagoya, マーケティング
星野 仁美
新卒で大手総合人材会社に入社し、法人の中途採用支援から個人の転職支援を経験。 その後、拡大期を迎えたスタートアップに参画し、全社採用プロジェクトの立ち上げを主導。 2021年から愛知県のスタートアップエコシステム構築事業に関わり、産官学連携のコンソーシアム立ち上げに従事。STATION Aiで、HRの支援事業にも参画するなど人材・組織開発・事業開発を軸に、複数のプロジェクトに精力的に活動中。 FabCafe Nagoyaではマーケティングや、クライアントの事業開発や組織開発、人材開発のPG支援を積極的に行っている。
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新卒で大手総合人材会社に入社し、法人の中途採用支援から個人の転職支援を経験。 その後、拡大期を迎えたスタートアップに参画し、全社採用プロジェクトの立ち上げを主導。 2021年から愛知県のスタートアップエコシステム構築事業に関わり、産官学連携のコンソーシアム立ち上げに従事。STATION Aiで、HRの支援事業にも参画するなど人材・組織開発・事業開発を軸に、複数のプロジェクトに精力的に活動中。 FabCafe Nagoyaではマーケティングや、クライアントの事業開発や組織開発、人材開発のPG支援を積極的に行っている。
株式会社ロフトワーク, マーケティング
船岡 美樹
千葉県船橋市出身。2020年にロフトワーク入社し、2021年からマーケティング部門に所属。将来の共創パートナーとの関係づくりをミッションに、ビジネスセミナーの企画・運営、CRM、ロフトワークの各拠点・プロジェクトの紹介ツアーなどを担当する。好きなことはライブ観戦、クラシックギターを弾くこと。
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千葉県船橋市出身。2020年にロフトワーク入社し、2021年からマーケティング部門に所属。将来の共創パートナーとの関係づくりをミッションに、ビジネスセミナーの企画・運営、CRM、ロフトワークの各拠点・プロジェクトの紹介ツアーなどを担当する。好きなことはライブ観戦、クラシックギターを弾くこと。Outline
- 開催日
- 2026年3月3日(火)15:00-17:30
- 定 員
- 50名
- 会 場
- FabCafe Nagoya(愛知県名古屋市中区丸の内三丁目6番18号先 RAYARD Hisaya-Odori Park ZONE1)
- 参加費
- 2000円(1ドリンク制)
- 主 催
- FabCafe Nagoya、株式会社ロフトワーク
- ご注意
-
- 申込締切:3月2日(月)10:00
- プログラムは、予告なく変更される場合があります。
- 参加者の皆さんの写真や議論の内容は、後日Loftwork.comに掲載する場合があります。
- イベント内容の都合上、競合他社の方のお申し込みはお断りさせていただく場合がございます。
- 申込多数の場合、抽選となる可能性がございます。ご了承ください。
ACCESS
申込締切:3月2日(月)10:00







