EVENT ワークショップ

SF思考で構想する、未来の「家族」と生活共同体の再定義とは
imkp Lab.「ライフステージ未来洞察プログラム」Vol.4

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Date
2026-06-18 (Thu)
Time
19:00 - 21:30
Place
ロフトワーク渋谷オフィス2階
Capacity
30名
fee
無料

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About

なぜ今、SF思考で未来のビジネスを考えるのか?

新規事業開発やR&Dの現場で注目される未来構想の手法、「SF思考」。顧客や社会の価値観が変わりゆくなかで企業は今、SFの発想を使って、ライフスタイルの変化だけでなく、「人間そのものの変化」に着目し、その創造性を広げていく必要があります。

本イベントは、人生の基盤となるライフステージの環境変化をSF的思考でシミュレーションすることで、2050年の生活者の「価値観のOS」がどう書き換わっているかを洞察するワークショップです。 事前の専門知識や創作の経験は不要です。「当たり前」を揺さぶり、SFプロトタイピングの手法を活かして、全く新しいビジネスや社会の前提を発見したい方の参加をお待ちしています。

過去のSF思考ワークショップの様子

第四回のテーマ:「30歳〜50歳」から未来の親密圏を考える。

30歳〜50歳は、仕事、家族、子育て、介護、地域との関わりなど、複数の責任や関係性が重なりはじめる時期です。

これまでの社会では、結婚、出産、持ち家、正社員、核家族といったライフコースが、生活の基盤や安心の単位として捉えられてきました。

しかし2050年、未婚・離婚・再婚・単身世帯・共同養育・友人同士の共同生活・デジタルコミュニティなどがさらに一般化した社会では、「家族」や「親密さ」のかたちは大きく変わっているかもしれません。
血縁や婚姻に限らず、ケア、経済、感情、時間、居場所を分かち合う相手が、生活共同体として機能する未来も考えられます。

今回のテーマでは、「親密圏とコミュニティ構造の再編」を切り口に、未来の30〜50歳が誰と暮らし、誰と支え合い、どのように孤独や安心を捉えるのかを考えます。

  • もし「家族」の主体が、血縁や婚姻ではなく、ケアを分担する生活チームになったら?
    子育て、介護、家事、感情的な支えを、一つの家庭や一人のパートナーだけで担うのではなく、友人、近隣住民、元パートナー、AIエージェント、地域サービスが分散して支える社会。生活の責任が複数の関係性にひらかれたとき、人は誰を「家族のような存在」と感じ、どのように安心や信頼を確認するのでしょうか。
  • もし「親密さ」を、同居や恋愛ではなく、更新可能な関係性として持つのが当然になったら?
    恋愛、生活、経済、子育て、介護、感情的な支えを、ひとつの関係にすべて載せるのではなく、目的ごとに異なる相手やコミュニティと分担する生き方。ひとつの家族像に縛られないマルチ・リレーションな世代にとって、関係の「誠実さ」や「一貫性」はどう定義されるのか。
  • もし「ひとりで暮らすこと」が、孤独ではなく、複数の共同体に接続する生き方になったら?
    物理的には単身で暮らしながら、食、趣味、ケア、学び、仕事、地域活動を通じて、複数の小さな所属を持つ社会。誰かと住むことが安心の条件ではなくなった未来で、人が「それでも誰かと関わりたい」と願う力学は何によって生まれるのか。義務、愛情、相互扶助、あるいは偶然の共在……。家族の外側にある、新しい「ともに生きること」の地平を探ります。

この未来で、30〜50歳の生活者たちはどのような「つながり」を選び、どのような単位で暮らしていくのでしょうか。そこには、住宅や不動産、保険、金融、食、ヘルスケア、子育て、介護、地域開発だけでなく、あらゆる産業がアップデートすべき「未来の生活共同体のOS」が眠っています。

本イベントで得られること

抽象的な未来予測ではなく、「誰と住み、誰に頼り、どんな一日を過ごすのか」という具体的な“未来人”のプロファイリングを通じ、手触りのある未来像を描く体験ができます。

また、30〜50歳というライフステージを起点に、家族、親密さ、孤独、ケア、コミュニティといったテーマをビジネスやサービス開発の視点へと接続していきます。
SF思考の問いの立て方、飛躍のさせ方、未来人ペルソナのつくり方、そして新規事業やサービスのアイデアへ着地させる一連のプロセスを、実践を通じて体験できます。

人生100年時代の価値変容を読み解く
「ライフステージ未来洞察プログラム」について

本ワークショップは、「人の一生における6つの転換点」を軸に未来の価値観変容を読み解く全6回の連続プログラムの第2回として開催します。立命館大学 経営学部・後藤智教授をメンターに迎え、デザイン科学・クリエイティブ思考を活かしながら、SFプロトタイピング・スペキュラティブデザインを実施・2050年の未来シナリオを描き、既存のマーケティング調査では発見しにくい、新規事業や顧客理解のヒントを抽出します。2026年7月(仮)には、全6回の成果と参加者の皆さんと描いたビジョンを発表する「成果展」も予定しています。

Speaker

後藤 智

立命館大学 経営学部 教授/株式会社Design+R 代表取締役

後藤 智

株式会社堀場製作所にて機械設計者として従事した後、立命館大学テクノロジー・マネジメント研究科博士過程を修了し、東洋学園大学現代経営学部准教授を経て現職。「デザイン・ドリブン・イノベーション」と「突破するデザイン」の翻訳を担当。構造化理論を用いた意味のイノベーションのモデル化の研究を行う。著書に「Innovation of Meaning and Product Service System │ (単著) 」「デザインマネジメント研究の潮流2010-2019 │ (共著) 」「デザインマネジメント論のビジョンーデザインマネジメント論をより深く学びたい人のために │ (共著) 」などがある。

詳細を見る 株式会社堀場製作所にて機械設計者として従事した後、立命館大学テクノロジー・マネジメント研究科博士過程を修了し、東洋学園大学現代経営学部准教授を経て現職。「デザイン・ドリブン・イノベーション」と「突破するデザイン」の翻訳を担当。構造化理論を用いた意味のイノベーションのモデル化の研究を行う。著書に「Innovation of Meaning and Product Service System │ (単著) 」「デザインマネジメント研究の潮流2010-2019 │ (共著) 」「デザインマネジメント論のビジョンーデザインマネジメント論をより深く学びたい人のために │ (共著) 」などがある。

Program

19:00 – 19:20
Introduction
株式会社ロフトワーク MVMNT Unit プロデューサー 丸山翔哉
19:20 – 21:20
ワークショップセッション
株式会社ロフトワーク MVMNT Unit プロデューサー
丸山翔哉、室諭志
21:20 – 21:30
Closing
株式会社ロフトワーク MVMNT Unit プロデューサー
丸山翔哉
21:30 – 22:00
交流会

※プログラムの詳細は変更になる場合がございます。

Outline

開催日
2026年6月18日(木)19:00 – 21:30
参加費
無料
会 場
ロフトワーク渋谷オフィス2階
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目22−7 道玄坂ピア2F
定 員
30名
主 催
株式会社ロフトワーク MVMNT Unit
ご注意
・申込締切:6月18日(木)10時
・申込多数の場合、抽選となる可能性がございます。ご了承ください。
・当選者の方にはご登録いただいたメールアドレス宛に参加URLをお送りします。
・イベント内容の都合上、競合他社の方のお申し込みはお断りさせていただく場合がございます。
・参加者の皆さんの様子は、記録用として撮影し後日Loftwork.comに掲載する場合があります。
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。

Organaizer

新たなSF思考を作る領域横断型のSFコミュニティ「imkp Lab.(イマケピラボ)」

imkp Lab.は、2023年8月にロフトワーク/MVMNTユニットが設立した、SFプロトタイピングやスペキュラティブデザインなど創造的アプローチを専門とする未来構想サービス機関です。
ラボとしての探究性を持ちながら、企業・自治体・クリエイターに向けて、未来洞察ワークショップ、コンセプト開発、世界観設計、展示企画などのサービスを提供しています。
フィクションとデザインの手法を用い、“これからの社会や価値観”を多角的にプロトタイプすることが特徴です。問いの創出から未来シナリオの構築、プロトタイプの可視化までを一貫して支援し、組織の新規事業、R&D、研究・表現活動に活かせる視座を創出します。
imkp Lab.は、創造力と実務を架橋する未来創造のパートナーです。

imkpLab.のコミュニティイベントでは、今注目を集めるSFの考え方を学び、作品制作やビジネスへの応用を探るとともに、また未来を考えるに必要な視点やマインドセットについて語り合います。外部ゲストをお呼びした勉強会やミートアップイベントなどを開催予定です。