特集テーマ「Experience 体験をデザインせよ!」

フリーペーパー『季刊LOFTWORK』第3号を発行しました。特集テーマは、「Experience 体験をデザインせよ!」です。UXやCXなど、さまざまな場面で注目されている「Experience Design = 体験のデザイン」。ロフトワークでも体験デザインに特化したカンファレンス「XPD」を開催していますが、今回は異分野の挑戦にスポットを当てることで共通する哲学やキーワードを探求しました。

巻頭に登場いただいたのは、体験型謎解きイベント「リアル脱出ゲーム」のディレクターで、全国的な大ヒットを生んでいるSCRAP・かわかた たまみさん(写真上)。今号の監修をつとめたゲスト編集長・棚橋弘季(写真下:ロフトワーク イノベーションメーカー)とともに、体験の仕掛け人を表現!

見どころは、”体験デザインのプロ”を訪ねた3連インタビュー!

今号は、ロフトワーク イノベーションメーカー・棚橋がインタビュワーを担当し、3組の「体験のプロ」を取材しています。「遊」の体験を参加型ゲームで提供するSCRAP・かわかたたまみさん、「食」の体験をイベントで提供するごはん同盟・シライジュンイチさん、「学」の体験をプラネタリウム映像で提供する日本科学未来館・森田菜絵さん。

参加者の記憶や知識を刺激すること、ネーミングを大切にすること、記憶のアーカイブをつくること等、体験デザインのアプローチや姿勢には共通点が多く、取材を通してわたしたちもたくさんの学びを得ました。

棚橋書き下ろしの体験のデザイン×ビジネスにまつわるコラムや、クリエイティブディレクター・重松の関連書籍紹介、プロデューサー・松井のQ&Aコーナーでロフトワークなりの「体験デザイン」もお届けします。ぜひご覧ください!

おまけ:季刊LOFTWORKの制作舞台裏。こうやって作っています

ところで、『季刊LOFTWORK』の表紙は、毎回必ず特集テーマにちなんだアイテムが登場しています。お気づきでしたか?表紙の撮影風景をちょっとご紹介します。

ロケ地の原宿ヒミツキチオブスクラップで、なにやら距離を測りだす季刊LOFTWORK デザイナー・阿久津さん(IDEA SKETCH)。「この、椅子と脚立の位置が大事なんです!」と真剣な様子。

そして準備が完了したところで主役の二人が配置につきます。不思議な雰囲気の現場に、棚橋はノリノリです。かわかたさん、ゲストなのに脚立ですみません!手にしてもらったのは、体験から生まれる驚きやヒラメキをイメージした「!?」のアイテム。

そしてパシャリ! 変わったオーダーにいつも快く対応してくれるのは、カメラマンの高岡弘さん。

一同が真剣な眼差しを向ける先には……

撮りたてほやほやの写真で組んでみた表紙デザイン!

こうやって、編集部、デザインチーム、クリエイター、出演者、協力者など全員で、細かく相談しながら、季刊LOFTWORKをつくっています。お手元に届いたら、その仕掛けも楽しんでいただけるとしあわせです。

FabCafe Tokyoほかで配布中。配布先も募集中です!

『季刊LOFTWORK』第3号は、ロフトワークのお客様・関係者に直接配送しているほか、FabCafe TokyoやLoftwork Labでも配布中。今後すこしずつ、配布場所を増やして行く予定ですので、見つけた方は手に取っていただけると嬉しいです!

また、「うちのお店やスペースで置いてもいいよ」という方は、応募フォームからご連絡ください。お待ちしています。

今回は、巻末にアンケート&プレゼントもついていますのでお見逃しなく!

*設置配布先
FabCafe Tokyo(東京)
loftwork Lab(東京)
ロフトワーク烏丸(京都)
Lamp harajuku(東京)
SHIBAURA HOUSE(東京)
合同会社++(東京)
IID 世田谷ものづくり学校(東京)
クリエイティブデザインセンター(神奈川)
京都リサーチパーク町家スタジオ(京都)
FIELD LAB (京都)
イズライフ(小豆島)
※残部数などは、各スペースの状況ごとに異なります。

*『季刊LOFTWORK』第3号 制作チーム:
・Publisher:株式会社ロフトワーク
・Supervisor:棚橋弘季(ロフトワーク)
・Producer:中田一会(ロフトワーク)
・Editor&Writer:森田哲生・丸山るい(Rockaku
・Art Director&Designer:山口真人・阿久津望(IDEASKETCH
・Photographer:高岡弘

ロフトワークについて

ロフトワークは「すべての人のうちにある創造性を信じる」を合言葉に、クリエイターや企業、地域やアカデミアの人々との共創を通じて、未来の価値を作り出すクリエイティブ・カンパニーです。ものづくりを起点に、その土地ならではの資源やテクノロジーを更新する「FabCafe(ファブカフェ)」、素材と技術開発領域でのイノベーションを目指す「MTRL(マテリアル)」、クリエイターと企業の共創プラットフォーム「AWRD(アワード)」などを運営。目先の利益だけにとらわれず、長い視点で人と企業と社会に向きあい、社会的価値を生み出し続けるビジネスエコシステムを構築します。

株式会社ロフトワーク 広報:pr@loftwork.com

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