Webプロジェクトマネジメント標準
「OPEN "VERSION UP" PROJECT」がスタート
ロフトワークは、ロフトワーク代表・林千晶が共著で執筆した書籍『Webプロジェクトマネジメント標準』と、プロジェクトマネジメントを通じた新たなプロジェクト、Webプロジェクトマネジメント標準「OPEN “VERSION UP” PROJECT」をスタートします。
当プロジェクトは、それぞれの現場で試行錯誤する中で、PM(プロジェクトマネジメント/プロジェクトマネージャー)の重要性に共感するみなさんと議論し、知識を結集して、より実践的な『Webプロジェクトマネジメント標準』の「次期バージョン」を生み出すためのプロジェクトです。
先日ロフトワークは書籍『Webプロジェクトマネジメント標準』のPDFを全文公開し、約5,000名の方にダウンロードいただくという大きな反響を受け、当プロジェクトが企画されました。
ロフトワークは、現在このプロジェクトに参加していただける方を募集しています。以下に概要を掲載しておりますので、ご関心のある方はぜひ奮ってご参加ください。
みなさまのご応募をお待ちしております。
<受付は終了しました>
概要
INTRODUCTION
先日クリエイティブ・コモンズ・ライセンスで無償公開した書籍『Webプロジェクトマネジメント標準』は、公開以来とても大きな反響をいただき、ダウンロードいただいた方は約5,000名にものぼりました。それだけ、Web・クリエイティブを取り巻く仕事の中で「プロジェクトマネジメント」の専門知識に対する世の中のニーズは強いのだと実感しています。
この書籍は、2008年に刊行された古い本です。PMBOKの知識体系は決して古くなるものではありませんが、テクノロジーやWebサービスの進化・時代の流れの中で、さまざまな点でバージョンアップが必要だと感じています。私たちロフトワークも、様々なプロジェクトを通じて、当時気づいていなかった様々な方法や考え方を学びました。その取り組みをお伝えしたいと思う一方、それぞれの現場で試行錯誤する中で、PM(プロジェクトマネジメント/プロジェクトマネージャー)の重要性に共感するみなさんとも、議論し、知識を結集して、より実践的な「次期バージョン」を生み出せたらと考えています。
そこで、ロフトワークは、Webプロジェクトマネジメント標準「OPEN “VERSION UP” PROJECT」を呼びかけます。
PROJECT GOAL
このプロジェクトは、次のような目標を描いています。
– PMBOKの知識体系を下敷きに、みんなでつくり上げる実践的な集合知
– 自分流・自社流の「PM術」をシェアし、建設的に議論し、学び合うコミュニティ
– PMが直面する悩みに、みんなで答えを出しあうネットワーク
『Webプロジェクトマネジメント標準』という同じ本を読み、共感し、仕事や仕事外の活動に活かそうとする人は、同じ道を歩む仲間だと思います。多様なアイデアをぶつけ合いながら、一緒に「次の標準」をつくっていきませんか?
IDEAS
このプロジェクトから、次のようなアクティビティ(活動)が生まれたらいいなと考えています。
– 『Webプロジェクトマネジメント標準』や関連書籍の読書会、勉強会
– ソーシャルメディア・オンライン上での情報交換
– (Web)プロジェクトマネジメントに関するさまざまな文章・記事の蓄積
– 日本各地で「仲間同士」の交流(オフ会もあり!)
etc…
SCHEDULE
-当ページ上部・下部に参加表明フォームを用意しています。このプロジェクトに参加を希望される方は、ご自身の問題意識や期待とともに、ご自身について少し教えてください。(回答結果は一部プロジェクトWebサイトに公開予定です)
– 2015年12月から2016年1月にかけて、プロジェクト参加メンバーの「キックオフ」を、東京・京都およびオンラインで実施します。キックオフは、ロフトワークのメンバーが事務局としてファシリテーションを担当します。
– 以後2016年3月末までを「第1フェーズ」として、企画会議や小規模な集まりの開催、仲間集めの活動などを行いたいと思います。以後のプロジェクト計画や「アウトプット」の案は、プロジェクトの中で決めていきます。
ロフトワークについて
ロフトワークは「すべての人のうちにある創造性を信じる」を合言葉に、クリエイターや企業、地域やアカデミアの人々との共創を通じて、未来の価値を作り出すクリエイティブ・カンパニーです。ものづくりを起点に、その土地ならではの資源やテクノロジーを更新する「FabCafe(ファブカフェ)」、素材と技術開発領域でのイノベーションを目指す「MTRL(マテリアル)」、クリエイターと企業の共創プラットフォーム「AWRD(アワード)」などを運営。目先の利益だけにとらわれず、長い視点で人と企業と社会に向きあい、社会的価値を生み出し続けるビジネスエコシステムを構築します。
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