創立22周年、「ロフトワークってなんの会社?」に向き合いました
ロフトワークは、2022年2月17日で創立22周年を迎えました。
この機に、私たちは「ロフトワークってなんの会社?」という問いの答えを探りました。そして「ロフトワークが大切にしていることは何か」、過去・現在・未来を照らしながら考え、言葉をつむぎました。
私たちが信じてきたこと、目指すもの、行っていることをまとめた、新しいAboutページをぜひご覧ください。
メッセージ
「ロフトワークって何の会社?」幾度となく繰り返される質問。その度に「カフェやっています」「デザイン会社です」、適切な回答が見つからず、相手を見ながら誤魔化していた。
きっかけは、デザイン経営を考えた時のこと。時代を切り開いていく企業は、自分たちが何者かを考え、言語化し、仲間をつくり、文化の一部を担っていく。ロフトワークもそうありたいと強く願った。そこから、言語化プロジェクトが始まった。
いつかはロフトワークをピタッと表す言葉がある、そう信じていた。そしてそれは間違いじゃなかったと、今、断言できる。みんな、クリエイティブなんだ!
(共同創業者 取締役会長 林千晶)
この通称“言語化プロジェクト”、ロフトワークの社会に対するコミットメント、そしてビジョンを明確にする、大切なプロセス。
なんだけどしばらく仲間にいれてもらえていませんでした(涙)。でもそれはわかるのです。このビジョンは考え苦闘するプロセスそれ自体がエネルギーと学びをつくり、新しい変革を生むから。
少し抽象度が高くもやっとしているように感じるかもしれない。でもそれってそういう文化なのです。悩みつづける、社会と世界に果たし得る役割は高く。皆が持つ創造性を信じている、という今回の言葉そのものなのです。
(代表取締役社長 諏訪 光洋)
私がこのプロジェクトに入ったのは、「ロフトワークみんなの声も聞きたいから、社員座談会を企画して!」と千晶さんに頼まれたことからでした。
マネジメントと社員。ロフトワークと社会。これまでとこれから。どうつなぎ合わせると、可能性の伸びしろをもっと大きくできるだろう。みんなでうんうん悩み、議論し、手を動かし、生みに苦しんだ(笑)プロジェクトでしたが、最終的には本当に多くのメンバーに助けてもらいカタチになりました。みなさん本当にありがとう。そして、これからのロフトワーク、引き続き一緒に育てていきましょう!
(マーケティング リーダー 岩沢エリ)
ロフトワークの言語化プロジェクトについて
「ロフトワークって何の会社?」ーロフトワークの言語化プロジェクトは、この質問に答えること、そして私たちが何を大切にし、どこに向かっているのかを言語化するプロジェクトでした。
プロジェクトが立ち上がったのは、2020年11月。プロジェクト前半は、元WIRED編集長の若林恵さんが率いる黒鳥社にご協力いただき、外部視点からわれわれはいったい何者なのかを探求。社内アンケートや社員によるディスカッションを通じて、私たちが最も大切にする価値「Creativity within all」が誕生しました。後半は前半を経て見つかったロフトワークの多様な側面を、さまざまなキーワードを引き出しながら文章として一つ一つ丁寧に編みあげる作業を行いました。
できあがった言葉は、たった数行ですが、これらは決して安産ではありませんでした。企業のミッションやビジョンを作成するお手伝いをする私たちが、自分たちの会社の言語化に向き合った体験とプロセスを、今後記事としてお伝えする予定です。どうぞお楽しみに。
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