VR・ARの体験をアートに。
あたらしい表現の学校「NEWVIEW SCHOOL」JAPAN第4期
オンライン受講エントリーを開始
デザイン・アニメーションなど各界で活躍する講師を迎え、表現の開拓を目指す
株式会社ロフトワーク(東京都渋谷区)、株式会社Psychic VR Lab(東京都新宿区)、株式会社パルコ(本部所在地:東京都渋谷区)による共同プロジェクト「NEWVIEW(ニュービュー)」は、XR*を総合芸術として学べる「NEWVIEW SCHOOL(ニュービュー・スクール・主催:株式会社Psychic VR Lab)」日本校第4期を、2022年7月よりオンラインで開講することを発表し、受講生の募集を開始しました。
*XRとは、VR(人工現実感)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)などの現実世界と仮想世界とを組み合わせて新たな体験を提供する技術の総称
「体験のデザイン」としての総合芸術=XRを学ぶ。
NEWVIEW SCHOOLは、多彩な講師陣からXR表現のための本質的な考え方を学ぶあたらしい表現の学校として2019年に始動し、今年で4年目を迎えることになりました。日本のみならず、台北、ロンドン、ニューヨーク、トロントと年々活動のフィールドを広げています。同時代のデジタル技術や思考を取り入れて新しい表現・体験をデザインする第一線の講師陣を迎え、仮想現実・拡張現実・複合現実における本質的な思考と表現を養うカリキュラムを組んでいます。
本年度の講義はすべてオンラインで実施。全国の受講クリエイターとともに実験と実践を繰り返します。いまだ黎明期にあるこの分野に“実”をともなった多様性を創出し、次の時代を代表していくようなクリエイションの種を世界にまくことを、NEWVIEW SCHOOLは目指しています。
NEWVIEW SCHOOLの特徴
XRの本質的な考え方を学ぶ
3次元空間で体験をデザインするための基礎講座からはじまり、VR(仮想現実)とAR(拡張現実)の作品表現を両輪で習得していきます。
講義+課題制作
XRへの捉え方や視点を学ぶためのトークに加えて、講師からの課題の制作を通してインプットとアウトプットを繰り返し、次の時代のクリエイションを担う実践力を養います。
ゼミ制度
第一線で活躍するクリエイターがゼミ講師を担当。受講生の作品へのフィードバックを行い、作品の質を高めていきます。
ツールの基礎の事前履修
制作ツール「STYLY」「Unity」を使った作品制作方法はオンラインで事前履修できる”NEWVIEW SCHOOL ONLINE”を用意。講義では表現の研鑽と作品制作に集中できます。
エントリー開始に伴い、オンラインでの事前説明会への参加を受け付けています。
詳細は、下部の概要欄をご確認ください。
プランナー・プロデューサー向け「NEWVIEW BIZ」2022年8月新設予定
XRを使ったコンテンツやイベントを企画・制作するプランナー・プロデューサーに向けたラーニング・プログラム・コミュニティ「NEWVIEW BIZ」も、2022年8月に新設予定です。
アーティストを対象とするNEWVIEW SCHOOLとは異なり、ブランディングやプロモーション領域でのコンテンツ制作、イベント制作などビジネスに活用したい方を対象としています。
詳しいサービス内容や募集開始のタイミングなど最新情報をご希望の方は事前登録フォームからお申し込みください。
NEWVIEW SCHOOL 概要
カリキュラムなど、詳細はNEWVIEW SCHOOL 2022公式ページをご確認ください。
WEB:https://newview.design/school/2022/
募集期間
2022/5/18(水)〜2022/6/20(月)17:00
募集対象
- 創作活動を行い作品発表などをしている方(映像、グラフィック、音楽、etc.)
- 3次元表現(VR/AR/MR)に関心がある方
エントリー条件
- PCをお持ちの方
※受講にはPCが必須です。STYLY (STYLY Studio) の推奨動作環境は以下となります。
OS:Windows(64bit)、MacOS
GPU:discrete GPU (NVIDIA、 AMD)、Intel HD Graphics (4000 and above)
Memory:4GB以上、8GB推奨
WEBブラウザ:Google Chrome
→詳しくはこちら(https://styly.cc/ja/manual/styly-qa/#WebEditor) - 卒業制作として「NEWVIEW AWARDS 2022」への作品応募。
- 「NEWVIEW SCHOOL ONLINE」(「STYLY」「Unity」のオンラインカリキュラム)の指定コースを開講式までに終えていること。
※申し込み後、受講が確定された方に案内します - オンライン受講に必要なネットワーク環境がご用意できる方。
応募方法
WEBページ(https://newview.design/school/2022/)よりフォームに必要事項を入力し、エントリーしてください。
オンライン事前説明会(無料)
受講を検討されている方への事前の説明会をオンラインで開催します。NEWVIEW SCHOOLの説明に加え、当日はNEWVIEW SCHOOL講師による特別公開授業を実施します。
第1回
2021年6月1日(水)
NEWVIEW SCHOOL説明会 + 特別公開授業(講師:YP氏)
第2回
2021年6月8日(水)
NEWVIEW SCHOOL説明会 + 特別公開授業(講師:谷口 暁彦氏)
申し込みはこちら
URL: https://newview-school-2022.peatix.com/
- 開講日時
- 実施期間:2022/7/9(土)〜2022/11/19(土)
- 会場
- オンライン講義:「Zoom」
※講義はオンラインにて行います。 - 定員
- 40名
※学生インターンシップ:5名予定(レポートの作成など、事務局とともに運営の一部をご担当いただきます。講義の受講料は免除となります。)
※定員を超過した場合、エントリーフォーム記入内容に即して選考を行います。 - 料金
- 50,000円(税込)※講義一式の料金です
※一部講義に必要なソフトウェア等をご購入いただきます。1万円以下を想定
講師
ゼミ講師
ゼミ講師は受講生の作品へフィードバックをするゼミを受け持ちます。
谷口暁彦 (アーティスト)
多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース講師。メディア・アート、ネット・アート、映像、彫刻など、さまざまな形態で作品を発表している。主な展覧会に「[インターネット アート これから]——ポスト・インターネットのリアリティ」(ICC、2012)、「SeMA Biennale Mediacity Seoul 2016」(ソウル市立美術館、2016)、個展に「滲み出る板」(GALLERY MIDORI。SO、東京、2015)、「超・いま・ここ」(CALM & PUNK GALLERY、東京、2017)など。
菅俊一(コグニティブデザイナー/多摩美術大学統合デザイン学科准教授)
1980年東京都生まれ。人間の知覚能力を基盤としたコグニティブデザインの考え方による行動や意志の領域のデザインを専門としており、近年は、線や点といったわずかな手がかりだけで動きや質感を感じさせるための表現技術や、人間の創造性を引き出すための制約のデザインについての探求を行なっている。主な仕事に、NHK Eテレ「2355/0655」ID映像、21_21 DESIGN SIGHT 企画展「単位展」コンセプトリサーチ、同「アスリート展」「ルール?展」展示ディレクター。著書に「行動経済学まんが ヘンテコノミクス」(共著・マガジンハウス)、「観察の練習」(NUMABOOKS)。主な展覧会に「あいちトリエンナーレ2019」(愛知県美術館、2019)、「指向性の原理」(SOBO、東京、2017)、「正しくは、想像するしかない。」(デザインギャラリー1953、東京、2019)。http://syunichisuge.com
佐藤ねじ (株式会社ブルーパドル代表)
プランナー/アートディレクター。ブルーパドル代表。WEB・アプリ・商品やお店などの企画とデザインを行う。主な仕事に「ディスプレイモニタの多い喫茶店」「RPGレストラン」「アルトタスカル」「不思議な宿」「佐久市リモート市役所」「小1起業家」「劣化するWEB」など。2016年10月に著書「超ノート術」を出版。
YP (映像監督)
YP / 1994生 / 映像監督 ( https://twitter.com/YP_________ )
Forbes が選ぶ【業界を代表する30歳未満のイノベーターにインタビューを行う「NEXT UNDER 30」】に選出 ずっと真夜中でいいのに。「猫リセット」MV / GReeeeN「lemonade」MV / 短編映画「純猥談」シリーズ企画・監督 / Gorilla Attack「Gorilla Step」MV / Buyer Client(ヤバイTシャツ屋さん)『dabscription』MV / 等のディレクションを行い、カテゴリーを幅広く横断しながら新時代の映像クリエイティブを更新している。 バーチャルミクスチャーな表現と現代のハイコンテクストな空気感を捉えて作られた作品群は世代を超えて多くの支持を集めている。
ゲスト講師
多彩なジャンルのゲスト講師から特化した学びを得て、思考と表現の本質と幅を習得します。(※後日1名追加発表予定)
宇川直宏 (現”在”美術家|DOMMUNE主宰)
1968年香川県生まれ。現”在”美術家。映像作家、グラフィックデザイナー、VJ、文筆家、大学教授など、80年代末より、さまざまな領域で多岐にわたる活動を行う。2001年「Buzz Club: News from Japan」(MoMA PS1・ニューヨーク)、「JAM: Tokyo-London」(Barbican Art Gallery・ロンドン)に参加して以来、国内外の多くの展覧会で作品を発表。2010 年には、日本初のライブストリーミングスタジオ兼チャンネル「DOMMUNE」を個人で開局。記録的なビューワー数で国内外にて話題を呼び、2011年文化庁メディア芸術祭推薦作品に選出される。宇川はDOMMUNEスタジオで日々産み出される番組の、撮影行為、配信行為、記録行為を、自らの”現在美術作品”と位置づける。2016年アルスエレクトロニカ(オーストリア/リンツ)のトレインホールにステージ幅500Mのサテライトスタジオ「DOMMUNE LINZ!」を開設、2019年、瀬戸内国際芸術祭にてサテライトスタジオ「DOMMUNE SETOUCHI」を開設。どちらも大きな話題となった他、これまでDOMMUNEは数々の現代美術の国際展に参加し、ロンドン、ドルトムント、ストックホルム、パリ、ムンバイ、リンツ、福島、山口、大阪、香川、金沢、秋田、札幌…と、全世界にサテライトスタジオをつくり、偏在(いま、ここ)と、遍在(いつでも、どこでも)の意味を同時に探求し続けている。10年間に渡って配信した番組は約5000番組/約7000時間/150テラを越え、トータル視聴者数1億人を超える。2019年、リニューアルした渋谷PARCO 9Fにスタジオを移転。「SUPER DOMMUNE」に進化し、5G以降の最前衛テクノロジーと共に未来を見据えたUPDATEを図る。2021年、第71回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
0b4k3 (Director)
VRクラブ「GHOSTCLUB」主催、Director。近年はVRSNS「VRChat」内で開催された「SANRIO Virtual Fes in Sanrio Puroland」一部会場のディレクションや、「FORGOTTEN[Vocal:ermhoi (Black Boboi / millennium parade)]/ MONDO GROSSO」 の2DMV、VRMVのディレクションを担当。また、渋谷PARCOにて開催された「NEWVIEWFEST 2021」ではXRライブを行うなど、VRDJとしても活動している。
たかくらかずき(アーティスト)
1987年生まれ。3DCGやピクセルアニメーション、3Dプリント、VR、NFTなどのテクノロジーを使用し、東洋思想による現代美術のルール書き換えとデジタルデータの新たな価値追求をテーマに作品を制作している。現在はおもに日本仏教をコンセプトに作品制作を行う。京都芸術大学非常勤講師。openseaでNFTシリーズ 「BUSDDHA VERSE」を展開中。
https://takakurakazuki.com/
http://buddhaverse.world/
アサギ東京 (ARアーティスト)
東京を拠点に活動する表現技術者。RTFKT AR担当。現実に軸を置いた表現を探求し、技術を用いて実現する。
King Gnu、ANREALAGE、YOSHIROTTENといった様々な領域のアーティストやブランドとコラボし、表現の可能性や限界を常に更新し続けている。
他
卒業生講師
過去にNEWVIEW SCHOOLを受講し、現在もアーティストとして活躍している方を講師として招きます。
- Ryo Takegawa from xorium (アーティスト・デザイナー)
- JACKSON kaki(アーティスト)
- 武川紗季(3DCGデザイナー)
大阪府在住。3DCGデザイナー。 2Dと3Dの融合をテーマに、音楽やファッションなどのポップカルチャーに影響を受けた作品を制作する。 現在は住宅建築系ソフトウェアの開発に従事する傍ら、個人で3DCG、VRコンテンツの制作活動を行っている。 NEWVIEW AWARD 2019 KMNZ PRIZE受賞。
他
NEWVIEW SCHOOL
主催:株式会社Psychic VR Lab
NEWVIEWについて
3次元空間での新たなクリエイティブ表現と体験のデザインを開拓する実験的プロジェクト/コミュニティーとして、2018年1月に始動。ファッション、音楽、映像、グラフィック、イラストレーションなど、都市空間におけるカルチャーを体現するクリエイターとともに、リアルと空想を越境する次世代のカルチャー/ライフスタイル体験をデザインする実験を仕掛けていきます。国内外でのレクチャーやミートアップを通じて次世代のVRクリエイターの発掘・育成・交流の展開をしています。
https://newview.design/
https://twitter.com/NEWVIEW_PROJECT
NEWVIEW PROJECT
お問い合わせ
NEWVIEW事務局
info@newview.design
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